タイトルだけで買っちゃう、ってあるよね。「 恩送り 」って、自分のど真ん中のキーワード。やから、タイトルだけで買っちゃった本!
この記事を書いている@ゴリラは、元一部上場コンサル社員歴16年。北海道から九州まで、数千人の経営者やビジネスリーダーに対してプレゼン&コンサルを繰り返す日々を過ごす。5億円以上を売上。2022年約24年間の会社員生活を卒業し@ゴリラとして個人で活動を開始。講師、営業、経営者、ビジネスリーダーに向け、プレゼン、パワポ、ビジネスマインドなどをオンライン専門で伝授し続けている。【特徴】内向型、シャイ、人見知り、毒舌
プレゼンで人生が変わる!伝わらないってストレス!伝わるって最高やん!
目次
【推し活|本】恩送りの法則@若山 陽一郎 (著)もう、タイトル買いやし!
やっぱ、内向型にとって恩送りって、最高で最幸の戦略だ!
買いました、読みました、最高で最幸です。ので、内向型は読んでください。
著者、若山 陽一郎さんのことは、この書籍に出会うまで、存じ上げませんでした。が「 恩送り 」に対して書かれている内容は「 あれ、これ、自分が書いたんかな? 」と思うほど、その考え方が共感しまくりです。
会社員時代(経営コンサルタント)、ずっと「 Give&Give 」を伝えていました。企業に新入社員研修やリーダ研修に呼ばれた際のメッセージは「 Give&Give 」です。与えて、そして与えよう。で、それから与えよう、その次に与えよう。ま、要はずっと与えることが大事なんだ、と。与えられる人になろう、と。ただし、それは、自分が満たされていない状態での「 自己犠牲 」とは異なるんやで、と。最近は、その表現を「 恩送り 」に変えて発信しています。が、本質的なことは同じです。書籍にも、同じことを書いています→。内向型コンサルタントの個性で選ばれるプレゼン術
◆恩は返さず、送る
日本人は「 恩を返す 」とか「 義理を果たす 」を大切にしている人が多いです。が、私はこの考え方が「 窮屈 」なので、好きではありません。そもそも「 返さなきゃ 」という動機で返される恩って、必要なの?って感じます。ので、私は「 恩は送ること 」を大切にしています。私には、これが、しっくりします。し、世の中の幸せの総量が増える気がしています。
スポーツの勝利者インタビューで「 色んな人にお世話になったので、優勝して恩返しできて良かったです。 」というシーンをよく見かけます。これにも違和感を覚えます。勝ったことは、称賛に値します。が、勝った負けたで恩が返せるどうこうは別の話です。
勝った負けた関係なく、自分が得た経験、喜び、学び、悔しさは、どんどん次の人に送り続ければ良いのです。それは次の人の新たな成長や気づきを促してくれます。それが、幸せの総量になります。やっぱり「 恩送り 」がしっくりきます。
この世に生まれてきたら、私たちは、必ず周りの人に助けられながら大きくなります。赤ちゃんは、自分では何もできません。必ず誰かに迷惑をかけ、助けられて生きています。
つまり、生きるというのは、周りに迷惑をかけ続けること、と言えます。誰一人例外なく、全員です。ので、私は「 特定の誰かに 」恩を返す、という発想に違和感があります。し、直接関わってこなかった人であっても、お米の生産者、部品を作ってくれている人、など、間接的に恩を受けていることまで含めると、、、事実上、恩を返すなんて無理、です。
なので、私は「 恩は次の人に送る 」という考え方が好きです。「 あの人に恩を返さなきゃ 」って、なんか、苦しくないですか?というか、暗くないですか?「 生きている間に恩を返せなかった… 」って、どこまで自虐意識なんやろ、って思うのは、私だけの感覚でしょうか?
プレゼンというのは、自分がこれまでに受け取った恩を、次の相手に送ることだと思っています。ので「 受注する! 」「 クロージングする! 」という思考は、私の考えるプレゼンの世界観ではありません。受注!クロージング!のスタンスに、恩送り発想はありませんからね。そのスタンスは、内向型には向いていません。苦手なことを努力しても達人になれません。
恩送り、のスタンスを磨きましょう。決して、自己犠牲ではありません。自己犠牲は、自分にやさしくないので、長続きしません。自分にも相手にもやさしく、の大前提であることを忘れないでください。
恩送りプレゼンとは「 自分がこれまでに受け取った恩を、次の相手に送ること 」こう考えるだけで、プレゼンが全く異なって見えてきます。
あ、とにかく「 恩送り 」や「 Give&Give 」という言葉が、心にピンとくる人は、読みましょう。心が豊かになります。で、豊かになったことを、さらに次の誰かに伝えましょう。もう、それが恩送りです。
※ちなみが、若山 陽一郎さんに敵わない(というか、自分は諦めると決めてしまっていること)のが「 感謝する気持ち 」です。
あ、それに、久し振りに映画、ペイ・フォワード が、観たくなりました。
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