「 インプット→アウトプット 」は、学び方の基本中の基本の型です(学び型)。
これを「 超えて 」いくことで、今の停滞感を抜け出すことができます。
それが「 フィードバック環境を変える 」です。
ある程度、プレゼンを学んでいる人は、この「 インプット→アウトプット 」の学び型は何度も繰り返してきています。
・当たり前ですが、You Tubeで100回プレゼンの動画を観ても、プレゼンは上手になりません(インプット)
・当たり前ですが、間違ったプレゼン練習を100回繰り返しても、プレゼンは上手になりません(アウトプット)
・しかも、実践経験を100回積んだとて、プレゼンは上手になりません(実践のアウトプット)
新米コンサルや新米講師の時期を卒業し、2年目3年目と経過している多くの方が、このステージで停滞します。つまり、成長が止まります。プレゼン慣れはしているけど、プレゼンが上手になっていかない(顧客満足、リピート、上司評価、受注成功率が上がらない)
なぜなら
下手な仲間同士でフィードバックしているから
です。
誰も真実のことを言わないで、どストレートに書いています。下手な仲間同士でフィードバックしても、上達することはありません。当たり前のことを、堂々と書いています。マジで当たり前のことです。プロスポーツの世界を考えてみてください。三軍の選手が、三軍の選手同士でアドバイスをし合って、二軍一軍と成長していけるでしょうか?プロの音楽家でも良いでしょう。アマチュア同士がアドバイスし合って、プロのレベルに到達するでしょうか?
プロにはプロのコーチ、先生がアドバイスをしていますね?じゃないと「 間違った方向で 」インプットとアウトプットを繰り返したとて、成長しないからです。
いわゆる「 サークル 」という、趣味の集まりであれば、それでOKです。目的は「 楽しむこと 」だったりするからですね。しかし「 お客様からお金を頂戴する 」という「 プロ 」であれば「 下手な仲間同士で 」のフィードバックは危険です。
私が会社員の経営コンサル時代、部署のプレゼン(シナリオ、パワポ資料、話し方)に関しては、ほとんど私がフィードバックをしていました。想像してください。新入社員のプレゼンに対して、2年目や3年目の先輩がフィードバックをします。そのプレゼンは、クライアントに実施されるものです。「 どの品質を求めるか? 」と言えば、若手同士のフィードバックレベルではありません。経営者に求められる品質基準を理解している人、であり、その品質基準を超えられる可能性がある人、です。
仲間同士でプレゼンの練習、切磋琢磨は自由にやれば良いでしょう。が、成長を望むのであれば、プロのフィードバックを受けないと「 品質の基準(ものさし) 」が、分かりません。
「 インプット→アウトプット 」の学び型は、既に十分やってきて、今、停滞感を覚えている方は「 フィードバックをもらう環境を変える 」ことを考えてください。同じ部署に居なければ、違う部署を探してでも、高品質なフィードバックをもらいましょう。社内にいなければ、今は、オンラインでも簡単にフィードバックができます。
どの本が良い?どのYou Tube動画が良い?とか、の学び方ではありません。
大事なのは「 フィードバックの品質を上げること 」です。
※大統領や一流企業の経営者に「 専属スピーチコンサルタント(または、スピーチライター) 」が居ることは、あまり知られていません
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