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私は電話が苦手です。日常的な、お店の予約とか歯医者の予約とか、未だに電話でしか受け付けていないところにする電話も苦手です。もうこれは諦めています。営業時代もコンサル時代も、新規商談アポの電話をする機会がありました。が、とてもとても苦手で…。一本の電話をするのに、どれだけ「 ためらい 」の時間とエネルギーを消費したことでしょう。量を重ねても苦手が減ることはありませんでした。
そんな私ですが「 初めまして 」の経営者(相手)と商談するのは得意です。これ、不思議に思われます。その理由を当時は言語化できていませんでした。が、今なら理解できます。それは、内向型の特性を活かしていたからです。
初めましての商談で「 成果が出なくて困っている 」内向型営業マンやコンサルタントは、その苦悩の理由と対策バッチリです!
苦手を捨てて得意に全振りする!
「 営業も場数を踏め! 」「 営業トークのパターンを覚えて、とにかく数をこなせ! 」「 量が質に変わる! 」
営業マンの現場最前線では、未だに「 熱い根性論 」が「 是 」とされています。内向型営業マンが、まず認識を変えなければならないのが、この「 熱い根性論 」です。捨てましょう。言わせておきましょう。外向型の成功パターンに付き合っていると、いつしか思考停止し、病みます。
外向型の真似をするという、内向型の典型的な失敗パターンでストレスだけを積み重ねて、なんの成果も残せなかった私が、内向型の強みに全振りして成果を出せるようになりました。で、その方法を後輩に教えることで後輩も成果を出していきました。
私がやっていたのは「 事前準備 」です。
たったの2つ「 事前準備 」をすることで、初めましての経営者相手の商談で成果を残せる様になりました。内向型は、比較的「 アドリブ 」が苦手です。ので、アドリブの営業トークを磨くのではなく、内向型の特性を活かした「 事前準備 」で成果を出しましょう。
(1)相手の興味関心を掴んでおけ
・会社HP、商品HP、採用HP、実店舗
・ブログ、YouTube、Voicy
・SNS(Facebook、X、Instagram etc)
・Google検索(取材記事、新聞記事、地元記事 etc)
を、事前に調べられるだけ調べろ!
三流の営業マンは、商談前に会社HPさえも「 サラッと 」しか目を通しません。その証拠に「 Q:年商は? 」「 Q:従業員数は? 」と聞いても答えられません。と、こんな「 事前に調べておけば書いてある数字 」は、当たり前の様にメモしておきます。
二流営業マンは「 Q:社長はどんなキャラ? 」「 Q:社長は何に興味関心がありそう? 」と聞いても答えられません。業績や従業員数という、会社HPを見れば分かることしか覚えていません。
一流営業マンは、会社HPに書かれている企業情報はもちろん、企業理念、ビジョン、そして何より「 経営者が発信している内容 」を丁寧に読み込んでいます。従業員への想い、商品への想い、顧客への想い、新卒採用への想い、地域への想い、などを語っているその内容です。
で、私は、特に「 言葉 」をメモしていました。同じ想いを語るにしても、その人が表現したい「 言葉 」があります。その言葉こそが、相手の興味関心の所在を示す「 お宝情報 」だからです。
私で言うと「 win↔win 」とか「 自分と相手をRespect 」とか「 思考の奴隷 」なんかです。この言葉こそが、相手(私)の興味関心の所在を示す「 お宝情報 」です。
この@ゴリラという経営者は「 お互い様 」「 人間関係 」「 コミュニケーション 」ということに強い興味関心がありそうです。し「 思考すること 」を大切にしていそうです。なんか知らんけど「 英語 」を使うことに拘りがありそうです。し「 独特の表現 」にも拘りがありそうです。
どうでしょう?「 初めまして 」の相手でも、会う前からその人物像が浮かんできませんか?年商とか従業員数だけでは分からなかったけど、相手が使っている「 言葉 」に注目することで、人物像が浮かんできませんか?
事前準備という「 時間 」を味方につけ「 言葉 」を味方につけ、そこから相手の人物像を「 妄想する 」という、内向型の特性に全振りしましょう。
(2)相手の反応をシミュレーションしておけ
あとは(1)で妄想した人物像に対して「 脳内シミュレーション 」をしておけば「 事前準備 」はバッチリです。
内向型は「 相手の顔色を伺って生きてきた 」「 相手の反応を気にして生きてきた 」という特性があります。と同時に、この特性を「 自分の欠点 」「 コンプレックス 」に思っていたりします。
はい、これ「 長所 」です。「 相手の顔色を伺って生きてきた 」「 相手の反応を気にして生きてきた 」は「 長所 」です。長年、その「 筋肉 」を鍛えまくってきたから、とにかく「 相手の反応を瞬時に察知できる能力 」が身に付いてしまっています。欠点じゃありません。コンプレックスは強みに翻訳し直せます。おめでとうございます😁 外向型が持っていない、超筋力を既に持っています。これを活かします。
(1)で妄想した人物像と、本番前に脳内で商談を終わらせてください
脳内で相手をテーブルに着席させて、実際に商談を進めてください。で、当日の商談を実際に行ってください。めちゃくちゃ具体的に脳内でシミュレーションをしてください。大事なのは「 相手の反応まで 」シミュレーションすることです。
良い反応はもちろん「 相手が反論してくる 」「 相手が嫌な質問をしてくる 」「 相手が寝始める 」そんなダメなパターンさえもシミュレーションしてください。というか、ダメなパターンのシミュレーションがより大事です。
本番は、ロジカル質問術…は、場数です😁
この2つの「 事前準備 」をしてから、私の商談力は段違いに化けました。過度に緊張することは無くなりました。肩の力というか、精神的にも力むことが無くなりました。それよりも
ことが楽しくなっていきました。初めましての商談で案件獲得すること、その場での受注が決まることが増えました。ので、ますます「 事前準備 」に磨きをかけることが楽しくなっていきました。その結果「 量が質 」に変わっていきました。
内向型営業マンでも成果は出せます。それは、苦手なことを捨て、得意に全振りすることです。全振りしてから、量をこなすことで自分の成功パターンが確立されていきます。そっちの方が、確実に楽しめますからね。楽しめるからこそ「 量=継続 」できるんです!
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