まず流行らないであろう番組「 人志松本のすべらさない聞き方! 」
すべらさない聞き方を視聴したい奴は、なんちゅーかビジネス思考的には超~まともなんやけど、それがゆえにちょっと浮いている変な奴なんよな。
で、ツッコミは「 すべらさんなー 」です😁
こんな会社、めちゃ明るいやん!これ流行らした方が、世界平和に近づくでしかし!変態的に優れた経営者、誰かやってくれへんかなー。「 では、本日も、すべらさないアイディア会議はじめます 」「 すべらさんなーを連発してアイディアを爆発させよう! 」
オモロイやん、こんな会社。
すべらない話とすべらさない聞き方の磨かれる環境
なぜ、多くのビジネスパーソンが「 話し方 」を学んでいるのか?です。悩んでいるのか?です。逆に、あなたを含め、あなた周辺で「 聞き方に悩んでいてさ… 」って人、聞いたことないよね?
来週の会議の発表で…
来月、友人の結婚式でスピーチを依頼されて…
今度、大事なプレゼンがあって…
私に相談があるのも、全て「 話し方 」です。で、私のアドバイスは「 相手の話を聞け 」です。
では、なぜ、こうなっちゃうのか?なぜ、人は話し方に悩んで話し方を学ぼうとするけど、聞き方に悩んで聞き方を学ぼうとしないのか?人間関係、コミュニケーション、ビジネススキルで最も大事なのは聞き方であるにも関わらず、です。
話し方、つまり、会議の発表、スピーチ、プレゼン、講座…これらは、話しているとき「 相手(参加者)に見られている 」という環境があります。ので、見られている意識があります。ので、恥ずかしいとか、良く思われたいという感情が動きます。
が、一方「 聞き方が見られている 」環境はありません。ゼロ、0。なので、意識することがありません。恥ずかしいとか良く思われたいという感情が動きません。ので、学びません。克服しようと思いません。磨こうと思いません。
見られているかどうか?
です。特に、私達日本人は他人の目を意識する国民性です。お陰で、世界でも比類する国が無いハイレベルな他人を思いやる当たり前の人間力とか文化があります。
あ、つまり、で。
人志松本のすべらない話ってのは「 TV番組だからこそ 」成立している側面があるということが言いたかったんです。なぜなら「 聞き手も、視聴者に見られている環境だから 」です。
視聴者に見られているから「 聞き手も 」ハイレベルなパフォーマンスをするわけです。
伝わっていますか?
ので、上述した
「 では、本日も、すべらさないアイディア会議はじめます 」「 すべらさんなーを連発してアイディアを爆発させよう! 」
ってのは、その意味でとても優秀なアイディアだと思うんです。その上、評価制度に「 聞き方 」って項目を追加して「 見られている環境 」を整えればバッチシです。どうでしょう?
で、こんな聞き方が見られている環境の会社で優秀なリーダーは「 あなたの聞き方は素晴らしいですね!これからも多くの同僚をその聞き方で勇気づけてください! 」なんて部下にフィードバックできる人です。
こんな組織、こんな会社明るいやん😁
「 すべらさない聞き方 」は、見られている環境づくりで育まれます。多分な、しらんけど!
突き抜けている優秀な経営者「 すべらさない聞き方会議 」「 評価制度 」やってくれへんかなぁ…。
コメント