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Q:あなたは何のために、相手の話を聞いていますか?
Q:もし、傾聴を学んでいるとすれば、なぜ?
聞く力の世界を知る前の私は「 A:相手の粗探しをするため 」「 A:相手の矛盾点を探すため 」に、相手の話を聞いていました。特に意見が対立したときの集中力と頭の回転力ってのはヤバかったですよね。その上「 相手の話なんか聞かない 」し、口が立つもんだから、いわゆる無敵の人、でした。お陰で並外れた傾聴力を育む結果になります。が、その能力の使い方を知るのは、もっと先の話です。
相手の話を聞いているだけでは、相手の心を掴めません
相手の心を掴む聞き方ってのは、頷いたり、オウム返しをしたりすることではありません。「 相手の話を聞かないこと 」です。
相手の話を聞いているってのは「 音を聞いている状態 」です。場合によっては「 聞いている自分に酔っている状態 」です。どちらかというと「 前傾姿勢 」「 前のめり 」です。これは、パフォーマンスでできます。いわゆる「 聞いているフリ 」でも、十分、相手を満足させることはできます。
相手の心を掴む聞き方ってのは「 相手の目的 」と「 相手の感情 」を探索している状態です。聞いているというより「 探索 」です。全く酔えず超~シラフな自分でいる状態です。どちらかというと「 後傾姿勢 」「 背もたれに体重を預けている 」感覚です。
相手の心を掴む聞き方の目的は?
です。その結果、相手の心は掴まれていくことになります。
今、流布している聞き方は、基本的に「 共感 」を目的としています。場合によっては「 好感度アップ 」を目的としています。この聞くスキルは、早々にマスターしましょう。スキルなんで、繰り返し実践したら身につきます。
共感のそのずっと先にある相手の心を掴む聞き方ってのは「 探索 」です。受け身の聞き方ではありません。探索ですからね。そこに辿り着くには「 共感 」「 好感度アップ 」の聞き方を卒業することです。つまり「 嫌われる勇気 」です。その覚悟ができた人は、相手の心を掴む聞き方に辿り着けます。
「 相手の目的 」と「 相手の感情 」を探索する聞き方です。相手自身が気づいていない問題を発見し、相手自身に本当の課題を認識してもらう聞き方です。相手に「 痛み 」が伴います。
嫌われたり気まずい空気が流れたりという経験を繰り返した結果、届ける言葉が磨かれていきます。最終的に相手の心を掴むのは、言葉です。心を掴む言葉を磨くには、心を掴む聞き方を磨くことです。
いぁ~寒いっ!手が冷たくてキーボードが億劫になってきた!音声入力できる様になろう…。
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