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私のお客様のAさんは、やたら研修を受注されます。受注の達人です。Aさんは営業をされません。が、常にクライアントから相談されます。今回の受注も「 従業員に常に目的意識を考えるクセを持って主体的に動いて欲しい。そんなことを学べる” What for 研修 ”とかできますか?と 」と相談されたことが受注のキッカケです。で、私はAさんに「 どんな研修でも対応するから、相談されたらYesと即答しておいてください! 」とお願いしています。で、受注してから研修を作り始める、ってのがAさんと私のいつもの裏舞台です😁
あ、さて、で今日は、全ビジネスパーソンが苦手な目的思考、です。全ビジネスパーソンが「 手段の目的化病 」に感染しています。私の職域で言うと「 プレゼンの目的を忘れて、パワポの見た目にこだわっている 」とか「 プレゼンの目的を考えずに、話し方だけ気にしちゃっている 」的なことです。もう少し言い換えると「 パワポの見た目の相談 」とか「 プレゼンの話し方の相談 」をしてくる人ってのは、自分が「 手段の相談 」をしていることに気づけていません。本来相談するのは「 このプレゼンで受注したい 」とか「 このプレゼンで案件を獲得したい 」という「 目的 」です。
で、今日は、冒頭のWhat for ? の研修って、どーやったらええの?という、コンサルタントや研修講師にとって超~嬉しい、超~お得な内容をお届けします。会社員(従業員)としてWhat for ? を磨きたい人も、自主練の方法が分かるので参考にしてください。
ちなみに、下の本を読んでください。この本は、私が人生で最も経営者に紹介した本です。「 目的と手段 」を分かりやすく、かつ、本質から鋭く問題提起をしています。私からすれば「 爽快 」です。「 そうそうそう!その通り! 」です。私が書いたことにして欲しい!と思うほど、嫉妬した本です。
著者の工藤さんは、今や有名人です。(って、本人を知っているわけではないけど知っている風に書いているだけ)教育者でこの本を読んでいないとすれば、モグリです。し、私は、全ビジネスパーソンに読んで欲しいと思っています。実際、経営コンサルタント会社員だった当時は「 これ、新入社員の研修教材にすべき! 」って、クライアントにも自社にも提案していた程です。本は長男にあげたんで、また買って読み直すことにします。本を読むのが得意な人は、とにもかくにも読みなはれ!
コンサル、研修講師に贈る、What for ?研修 の作り方
会社員で言えば「 なぞ資料 」がたくさんあります。よく分からんけど年初に書かされる資料とか、会議で使っている資料とかです。資料は手段です。会社として「 解決したいこと 」「 達成したいこと 」があります。これが目的です。その目的が最重要です。が、とにかく「 なぞ資料 」「 なぞ会議 」「 なぞ申請 」「 なぞ○○ 」に追われているサラピーマンだらけです。これは、99%経営者の責任です。が、何も考えずに流れ作業的に処理しているサラピーマンも共犯です。
(あ、どんどん暗い話になってしまいました…。得意技です。)
学校の校則もそうです。先日、長男が市立の高校受験に合格したので、その高校の校則を閲覧していました。その一部を抜粋します。※当高校がどーのこーのではありません。多くの学校への問題提起です
<身嗜みについて>
◆頭髪については以下の通りとする。
・染色、脱色、パーマ、エクステ、剃り込み、編み込み等は禁止とする。また、ドライヤー焼(ヘアアイロン等の使用を含む)による変色も認めない。
・髪留めやピン、ゴムを使用する場合は、単色の目立たない物(黒・紺・茶色など)を使用すること。リボンやヘアーバンド、シュシュ、バレッタなどは禁止とする。
◆眉毛を意図的に剃る、抜く、描く、染めることは禁止とする。
◆化粧、マニュキュア、ネイルアート、まつ毛エクステ、つけまつ毛、ティント、タトゥー、カラーコンタクト、美容のための整形等は禁止とする。必要に応じて日焼け止め(無色透明)は認める。
◆装飾品(ピアス、指輪、ネックレス、ブレスレット、髪飾りなど)の着用は禁止する。
読者の年代によって、受け止め方が異なるかもしれません。あと、私立高校と公立高校とか偏差値とかによって異なる部分もありそうです。が、それら条件を勘案したとしても…
昭和かっ!!!
古くない?いま、さっき確認したので、2025年現在の日本語です。もうなんか、昭和の校則を読んでいるようで笑えてきました、というか気分が悪くなってしまいました。いつまでもこんなことしてるから日本の将来は暗いよなぁって…。生徒を校則で縛ることしか考えていません。「 もっと子どもを信じろや、ボケっ! 」って思います。※繰り返しますが、当高校がどーのこーのではありません。多くの学校への問題提起です
多くの学校現場の言い訳としては「 自由にすると、風紀が乱れるから 」的な、しょーもない回答が返ってきそうです。そんなことするから、思考停止人間、手段の目的化人間が、何十年間も大量産され続けているわけです。日本の学校教育て、何歳から「 主体的を育む 」「 責任感を育む 」教育をするんでしょうね…。
(あ、また暗い話になってしまいました…。得意技です。)
「 監視すること 」に命を燃やす先生はいるでしょうけどね…。ふぅ…。とりあえず全教師は、紹介した著書読んでください!ってか、ま、国を牛耳っている老害が退場しない限り、日本の未来は変わりませんね。自分の子供に対しては、私たち親がどう関わるか?を自分の責任で考えましょう😁
で、です。
つまり、冒頭の「 目的意識を持たせるためのWhat for ? 研修はできますか? 」って、どんな研修をすれば良いかと言うと
です。
会社員であれば
高レベルなお題でいうと
です。
「 目的とはね… 」「 手段っていうのはね… 」と、理屈を研修しても無駄です。理屈を説明して理解する人ってのは「 もともと目的思考 」「 もともとWhat for ? 思考 」の人です。ので、自分で既に学んでいる人です。
目的意識、What for ? 研修は、まさに自分たちが日常で扱っている素材を研修で取り上げることです。そのことで、自分事で考える人が増えます。で、その考える研修を通じて、自分の会社や自分の仕事について多面的に考えるキッカケにな里ます。一石二鳥です。
コンサルや講師に限らず、経営者やリーダーはWhat for ? 研修をやりましょう。今すぐ、開催日を決定してください。とにかく手段ファーストで開催日を決めましょう。で、後から研修の目的を考えれば良いんです。
Aさんは、とにかく受注ファーストです。その後、クライント先にとって本当に役に立つ内容を私と一緒に考えていきます。手段ファーストで何も問題ありません。What for ? を考えることを怠らなければ!
p.s.
確定申告は先週終わりました。3年目にして初めてスマホでやったわけですが( あれ、これでえぇの? )って感じでスーって終わっちゃいました。手書き時代ならマジで毎年苦痛やったでしょうね…。デジタル手段、バンザイ!
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