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Q:職務経歴書を添削して欲しい
40代男性より「 職務経歴書を添削して欲しい 」と相談をいただきました。
私、就活経験は❶新卒(大学卒業時)と❷転職(30歳でワーキングホリデーから帰国後)の2回しかありません。就職(転職)活動に関しては、ほぼほぼ素人です。
ので「 職務経歴書って、何? 」ってなレベルです。「 職務経歴書 」「 履歴書 」の違いを、第3者に説明せよ! というミッションですらマゴマゴします。
が、そんな私は「 自信満々 」です😁 結果の保証はできません。が、間違いなく「 良い 」転職活動 」になります。そもそも、私に出会っている時点で、ツイてますからね。
そんな「 転職素人 」の私が、相談者に対して、最速で送ったメッセージです。(※知り合いのため、フランクな言葉)
あ、ちなみに職務経歴書。
普通の人は、自分を売り込むやろ?
プレゼンってのは、売り込むんちゃうねん。
・自分が相手のどんな役に立つのか?
・どんな悩みを解決出来るか?
・どんなメリットを提供出来るか?
んな視点で書き直すと、より良くなるで😁
どんな職場のお悩みに貢献出来るか?
↑
これの棚卸しやな
採用する人が「 買いたい 」メリットがあれば興味持ってくれる
↑
キャリア、経歴、実績は、それを証明する役割り
(そもそもの信頼関係をベースとして)この私のアドバイスを元に、早速、相談者が職務経歴書を作成して送ってくれました。
「 そのタイミングで 」Google先生に「 職務経歴書って? 」って教えてもらいました😁
おおよそ、想像通りでした。認識が異なっていた部分は「 職務経歴書は、ある程度自由度がある 」ということです。この「 自由度がある 」というのは、私にとってはとても価値があリます。なぜなら、ほとんどの人は「 自由度がある 」とは言え「 型通り 」「 形式通り 」を選択します。特に就職活動の様な人生軸のイベントにおいては「 サンプルを上書きする 」人が大量発生します。私にとっては「 ラッキー 」でしかありません。
さて。
就職(転職)活動素人の私です。が、❶経営コンサルタント16年の経験、で、❷プレゼンのプロ(プレゼンコンサル、オンライン講師)です。
❶経営コンサル視点で、企業側からする「 採用 」の意味とリスクや❷プレゼンのプロ視点で、就活側に立ったプレゼン活動、は素人どころか、プロ中のプロです。
ので、Google先生に教わった付け焼き刃の知識を仕入れるよりも先に、上記のアドバイス(吹き出し)をしたわけです。
いつも What for ? から始める
私は、相談を受けると、いつも「 What for ? 」から思考が始まります。
今回の場合「 職務経歴書 」は「 手段 」です。ので、What for ? の問いから始まります。
Q:何のために「 職務経歴書 」が存在するのか?
Q:職務経歴書は、どうなっていることが望ましいか?
( 相談を受けたこの時点で「 職務経歴書とは何? 」を知りません😁 )
A:転職活動で使用するため(必要だから)
A:できれば、それ(職務経歴書)によって、転職活動が有利に働くことが望ましい
的に思考が巡っていきます。ので「 職務経歴書とは何ぞや? 」をGoogleで調べるより先に「 職務経歴書のWhat for ? 」を思考してしまうわけです。Googleで調べてしまうと「 型 」に囚われますからね。
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就職(転職)活動を頭一つ抜け出す思考法
Q:あなたを「 買いたい 」と思ってもらう内容になっているか?
「 自己PR 」を磨くアドバイスが多いと思います。「 自分の人生を棚卸ししましょう! 」「 長所、得意をアピールしましょう! 」というアドバイスも間違ってはいません。が、大正解でもありません。
@ゴリラ塾生の皆さんは、気づかれているでしょう。「 矢印 」です。自己PR、自分棚卸し、長所、得意のアピールというアドバイスから抜け落ちているのは「 相手の存在 」です。矢印が「 → 」になっています。一方通行、独り言、です。職務経歴書の書き方、履歴書の書き方、面接対策、多くは「 自分のスキルを磨く(→) 」アドバイスです。
この場合、だいたい失敗します。ので、また「 → 」を磨く負のループに突入します。
だからこそ、大事なのは「 矢印 」です。
就職(転職)活動は、相手とのやりとりです。自分ひとりがあーだこーだと頑張り続けるプロジェクトではありません。相手との「 共同作業 」です。その視点で描かれた「 職務経歴書 」「 履歴書 」「 面接対策 」は、そもそも「 競合 」すらしません。要は「 他の就活(転職)者 」と比較されません(差別化)。
Q:自社に合う人財か、否か?
という「 独自化 」ステージになります。
相手(企業、採用担当者)が「 検討しやすい 」職務経歴書、になっているかどうか?です。まず、書類を目にするであろう採用担当者が「 読みやすい 」「 読みたくなる 」なんなら「 パッと気になる 」そんな「 プレゼン資料 」になっているかどうか?です。
その「 やさしさ 」が伝わったとしたら、あとは「 相性 」です。「 内容 」は、経歴詐称しない限り「 過去の事実 」ですからね。相性とかタイミングばかりは、コントロールできません。人事だけに、まさに、人事を尽くして天命を待つ、ですね。
(注)自分を大きく見せる必要も、小さく卑下する必要もありません。「 等身大 」。じゃないと、結局、入社後、苦労するからね。
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