話し上手になるために「 間の取り方 」実践的な具体策と本当の狙い?

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240805 YouTubeやVoicyの間の取り方とLIVE講座やセミナーの間の取り方と
AI音声|本日のブログ記事をAIが読み上げています。聞き流したい方にオススメ!

意識的にできる、再現性がある「 間の取り方 」を紹介しましょう(下段)。

話し方を勉強すると、必ず「 間を取る 」って提案に出会います。残念ながらこれ、超~ムズいんです。というか、これ、学んでもできる様になりません。再現性がありません。

一般的に「 間を取る 」ってのは、コンマ秒とか数秒間「 黙る 」ってことです。つまり、意識的に「 しゃべらない時間を作る 」ってことです。

で、なぜ、これ、学んでもできる様にならんかというと「 間を取る 」ってのは「 無意識のテクニックだから 」です。「 コンマ秒の間を取りましょう 」「 数秒間、沈黙をしましょう 」と教えることはできます。が「 で、いつ、どんなタイミングで間を取れば良いの? 」ってことは、教えられません!!!試しに「 間を取りましょう 」って教えている講師に聞いてみて下さい!

「 間を取リましょう! 」ってことを学んだとしても「 で、いつ?どのタイミング? 」ってなって普通です。

実際、私がしゃべっているときも意識的に「 さ、今、このタイミングでコンマ秒の間を取ろう 」なんて考えていません。無意識です。ので、再現性がありません。ま、強いて言うならば「 聞く超プロ 」「 観察が趣味 」「 相手の顔色が気になる 」「 自分が話すことよりも相手の理解度が気になる 」というタイプは、メタ認知できれば、間の大切さに気付ける瞬間はあります。あとは、その瞬間瞬間で「 黙る 」という選択ができる様になれるかどうか、という運ゲーです!

「 間 」って、聞き手にどんな影響があるのか?

あ、そもそもを書いておきます。「 間を取る 」の本当の意味です。これは「 聞き手の理解待ち 」です。聞き手があなたの話を理解する時間、あなたの話に追いつく時間、です。そのために「 待ってあげる 」わけです。つまり、やさしさです。

あなたが、スタスタと自分のペースで歩いていると、ふと、後ろを振り返ったときに、距離が空いています。そのとき、立ち止まって相手が追いつくのを待ってあげます。が、話が下手な人は、相手の歩くペースを気にしません。ので、ずーっとスタスタ歩き続けます。「 あの人は流暢にしゃべるけど… 」と否定的な評価をされる人の特徴です。

逆に、スタスタと歩きたいのに、先頭(スピーカー)がモタモタ歩いると、それも歩き辛いですよね。つまり、聞き手側からすると理解し辛い状況です。私は「 イラチ(せっかち) 」なので、変な間が多い人の話は、それが気になって頭に入ってきません。

と、まぁ「 間 」によって、聞き手のリズムを整えたり調子を狂わせたりすることができるってことですなぁ。恋人であれば、相手の手を取って「 お互いのペースを感じながら 」歩くことができます。が、集団相手にしゃべっている場合、そーもいきません。

「 間 」の再現性にチャレンジ!

1対1でしゃべっているときは、頑張ってください!手を取ってお互いのペースを感じながらしゃべってください。

「 1対複数 」の場合、再現性ある「 間の取り方 」を、いくつか紹介しましょう。ま、これ、意識してできるってことは、それだけ余裕があるってことなので、その時点ですごいレベルですけどね!

(1)質問する

私の定番メニューです。表面的には、相手に考えてもらう時間です。考えてもらうことで、具体的な「 間 」が作れます。裏の意図としては「 相手の理解度を知る 」です。相手の回答によって、それ以降の話の進め方を調整します。

(2)「 ここまでのまとめ 」というページをはさむ

講座や研修の場合「 小単元で 」まとめページを挿入しましょう。実際に、パワポに「 ここまでのまとめ 」というページを作ってください。これで、強制的に(忘れることなく)「 間 」が作れます。まとめページには、何も書いて無くてOKです。聞き手本人にまとめてもらって、発表してもらうのが正解です。それによって「 相手の理解度 」を知ることができます。

(3)質問させる

「 ここまでで、何か質問ありませんか? 」と聞く講師は、聞くつもりありませんw。典型的日本人は、聞きたいことがあっても質問しません。ので、私は「 質問自体を 」ワークにします。「 はい、質問を考える時間にします 」です。伝わっていますか?「 ここまでの内容で、解消しておかなければ行動できない点を質問してください。では、今から3分間で質問を考えてください。 」。これで「 間 」が作れます。もちろん、相手の質問によって相手の理解度もバッチリ確認できます。

と、まぁ、こんな感じです。センスとか性格とか関係なく再現できる「 間の取り方 」です。繰り返し書いたので伝わったと思いますが、目的は「 相手の理解度を知る 」です。それを意識せず、ただただ「 間を取る 」ってのは、まさに間抜けの行為です😁

その他、テクニーク

(1)メモ待ちとメモアナウンス

少し余裕がある人は「 相手がメモしているとき 」は待ってあげましょう。今の時代であれば、パソコンにメモしている場合は待ってあげましょう。いずれにしても「 目線 」が下になっている場合です。

で、メモに関しての注意点です。資料を渡す場合は「 最初に 」伝えましょう。「 のちほど、本日の資料(テキスト、議事録など)はお渡しします。ので、内容のメモは必要ありません。メモに必死になるよりも、私の話に集中してください。その方が100倍学びがあります。メモは、不明点をメモしておいてください。 」と最初に伝えましょう。後になって資料を渡すことを伝えたら「 なんや、めちゃ必死でメモしたやんけ! 」って心のクレームをもらいます。

(2)100回言う

さすがに100回同じ言葉を聞いて覚えられない人はいません。ので、間を取る必要がありません。講座や研修で、本当に伝えたいこと、本当に理解して欲しいことは100回伝えましょう。で、こう書いたとしても、せいぜい3回程度しか言わないのが普通の人です。私の場合「 少なくとも 」10回は言います。ので、普通の3倍伝わります。結局、相手に伝わって無ければ、それは間抜けな話ですからね。

(3)「 間 」をメモする

手元のメモにセリフ(自分が話す内容)を書く人も多いです。が「 ここで3秒黙る 」とか「 ここで、自分が落ち着くために深呼吸 」って「 間をメモする人 」っていません。これやってみて!めちゃ効果的やから。

 

p.s.
ノートPCのタッチパッド歴20年?つまりマウスから離れて20年です。が、最近、右手の人差し指が痛くなってきました。タッチパッド使い過ぎなんか???感覚的には、人差し指の指紋が削れてきてる、みたいな。人は痛みで行動します。虫歯になったら歯医者に行くよね、の法則です。ってことで、玉井さんに聞いて、ロジクールをポチってみました。どー考えても物理的な効率は、タッチパッドが優秀です。手を動かす必要がないからね。しばらく使ってみるとしましょう。

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