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人前で話すことが苦手な人には共通することがあります。致命的なことを書いてしまう…ので、話し上手な人は、確認のため読み進めてもらってOKです。が、人前で話すことが苦手な人は「 自分には向いてないんだ 」と絶望を味わう可能性があります。ので、ここで読み進めるか、引き返すかの判断をしてください。
人前で話すことが苦手な人の共通点です。これは、オンライン講師を始めて、これまでの2年間で数百人の受講生と対話してきた中で感じた共通点です。
1.自分が聞き手として感じたことを言語化していない
2.自分が聞き手として感じたことを言語化できない
3.聞き手で感じたことを、話し手になったときに活かせない(繋がらない)
これ、抽象度を上げるとこうなります
とても簡単なことです。これを「 とても簡単なこと 」「 とても当たり前なこと 」と感じた人は、話し手としての適性が高い可能性があります。
「 3.が、繋がらない 」の典型例が、しょうむない雑談、しょうむない自己紹介です。聞き手のときに( はぁ、早く本題に入ってくれへんかなぁ… )と、毒づいていたのに、自分が講師になったら( 最初はどんな雑談から始めたら良いんやろ… )( 自己紹介では、何をしゃべったらえぇんやろ… )と、思考しちゃいます。繋がらないんですね。
人間ってのは、かくも不思議で、とても自己中ーにできています。
人前で話すことが上手な人の共通点は「 自分も、こんな摩訶不思議な人間の一人である 」ってことを、とても冷静に、とても客観的に、とても冷酷に受け入れています。で、そんな摩訶不思議ちゃんな自分を、動物脳に支配されることなく、理性でコントロールしようとチャレンジしている人です。
顧客視点というのは、すなわち、自分の商売に置き換える視点です
これは、何にでも置き換えることができるのもメタ認知です。
1.自分が顧客として感じたことを言語化していない
2.自分が顧客として感じたことを言語化できない
3.顧客で感じたことを、売り手になったときに活かせない(繋がらない)
訓練する方法が無いわけではありません。逆をすれば良いわけです。
1.自分が顧客(聞き手)として感じたことをメモする
2.自分が顧客(聞き手)として感じたメモを元に言語化してみる
3.2.で言語化したことを、売り手(話し手)に置き換えたら?繋げて言語化する
苦手な人は、苦手なことを努力する必要はありません。自分が得意なことをさらに伸ばす方が、圧倒的に意味があります。その方が、相手の役に立てます。言語化が苦手な人は、言語化が得意な人に相談しましょう。言語化できたら、あとは実際に話すだけです。話すことってのは、まぁ、上手い下手はあるけど、そんなに大差ありません。なんとかなる領域です。
それでもどーしても自分で言語化できる様になりたい!って人は「 短期間 」「 努力 」という言葉を自分から遠ざけてください。苦手なことを努力しても、努力した割りに成果が出ません。努力ではなく「 趣味 」と名乗ってください。趣味って「 中長期間 」「 楽しんで 」できますからね。付き合い方、向き合い方を変えましょう。
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