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「 聞くことが大事 」って発信している人は、ほぼほぼ「 話すことが仕事の人 」っていうのが、いとおかし、です。
私が毎日聴いているVoicyパーソナリティは「 プレゼンター 」「 話し方講師 」「 講演家 」という、話すことを生業にしている方が中心です。そんな話すプロほど「 聞く重要性 」を唱え続けているという、いとおかし、な構造です。この、いとおかし、な構造をメタ認知できた人は、一気に聞く学びに傾倒していけます。
話し方を学び、実践し続けた人が手に入れられるのが「 聞くことの重要性 」
聞く重要性を語る資格を得るには「 話し方を極めること 」です。なんかややこしいです。が、結局「 話し方を学び続けた人が、最終的に辿り着く結論が、聞くことの重要性 」なんです。
ので、なんちゅーか、話し方を学んでいない人や話し方を学び始めたばかりの人が「 そっか、聞き方が重要なんや 」って、ショートカットで聞き方を学んだとて、話し方は上手になりません!
「 話し上手は、聞き上手 」なんです。はい。話し上手は、聞き上手、です。話し上手になった人の中から、聞き上手な人が登場します。話し上手じゃないと聞き上手になれません。話し下手は聞き下手です。ん。
で、聞き上手になったら、さらに話し上手になっていきます。聞き手が理解しやすい伝え方、聞き手の感情、聞き手が聞きたいことをメタ認知して言語化できるようになっていくから、です。
カオス!言葉巧みにそれっぽいことを書いてみましたw
Q:紹介して欲しい、どうすれば?
「 受講生から、知人を紹介してもらいたい 」という相談を頂きました。古今東西、鉄板の営業が紹介です。前提条件としては、当の本人がそのサービスを「 良い 」と思っている必要があります。良いと思っていないと、知人に紹介したくないですからね。(詐欺行為、ねずみ講etc)
やはり、聞くことが大事です。
多くの人は、紹介してもらえるかどうか?を聞きません。それよりも先に「 紹介特典(お得なサービス) 」を考えます。特典より大事なのは、目の前にいるお客様に聞くことです。そのお客様は何に価値を感じてもらったのか?知人に紹介するとすればどんなセリフで紹介をしてもらえそうか?「 相手自身の言葉で 」確認をします。
人間ってのは面白いものです。頭の中で知人に紹介するイメージをするだけなのに、実際に「 良い 」と思っていないと言葉が出てきません。イメージだったとしても嘘がつけないんですよね。つまり紹介したいほど「 良い 」と思ってもらえていない可能性があります。
ってことを感じ取れたら、まずは目の前のお客様に対して、さらに何かお手伝いできることはないか?と聞けるかとうか、です。相手の気持ちに寄り添えば理解できます。( いやいや、紹介を求める前に、わし、まだ悩みが解決できてへんねんけど… )とかね。
聞くってのは、ときに「 勇気を持って 」一歩二歩踏み込む必要があります。話し方だけではこの課題に辿り着けません。
あ、ちなみに「 他人の話を聞けない人が気づけていない本当の問題 」ってのは「 自分が他人の話を聞いていないってことに気づいていないこと 」です。気づいていない限り、それは問題にすらなっていないってことです。
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