♪社内プレゼンが難しい理由と承認を得るための攻略方法。

2311 誰も知らない、社内プレゼンが上手な人の必殺技!

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数あるプレゼンの中でも難易度が高いのが「 社内プレゼン 」です。

(1)社内プレゼンが難しい理由

営業やコンサルで、社外プレゼンに慣れているプレゼンのプロであっても「 社内プレゼンが苦手 」ってのはあるあるです。「 プレゼンする側 」は、どーも変な緊張要素を担いでしまいます。本来不要なんですが「 役職 」「 部署 」「 社歴 」「 社内評価 」的なことに意識が奪われてしまいます。

私も、対お客様のプレゼンで緊張することは無くても、社内向けはなぜか緊張してしまってました。一度意識してしまうと、そのループを抜けられないというベタな罠にもハマってしまいます。

一方「 プレゼン受ける側 」が、プレゼン内容と同時に「 人物評価 」まで入ってしまいます。これも社内ならではです。どーしても、普段の人間性がプレゼン評価に加味されてしまうんです(誰が言うか?です)。最悪な場合は、好き嫌い、がプレゼンの評価に持ち込まれます。

この様に「 プレゼンする側 」にも「 プレゼンを受ける側 」にも、幾重にもフィルターができます。これが、社内プレゼンの難易度を難しくしている背景です(@ゴリラ調べ、経験)。

(2)社内プレゼンが難しい真因

真因は「 人間関係 」です。

私に相談される方は「 自分のプレゼンスキルの未熟さ 」ゆえに、社内プレゼンに苦戦している、と自己分析をされている方がほとんどです。その理由は「 上司からの指摘 」です。その指摘内容が「 意見に対しての根拠が乏しい 」「 論理展開が飛躍し過ぎ 」「 何が言いたいか良く分からない 」という、プレゼンスキルに対してだからです。

結論の通り、真因は、プレゼンスキルではありません。「 人間関係 」です。仮に、プレゼンスキルを磨いたとしても、上司は「 プレゼンスキルを認めてくれること 」はありません。スキルを評価する場面ではないからです。評価されるのは「 プレゼン内容 」と「 人物 」です。ので、そもそも、ここがズレています。

ので、まずプレゼンする側のあなたは、プレゼンを受ける側の「 評価軸 」を確認してください。ほとんどの人が、確認しません。これまでは知らなかったので仕方ありません。が、今、知りました。ので、今後は「 評価軸 」を事前に確認してください。「 何をもって良しとするか? 」「 今回のプレゼンの評価基準は? 」を知らないのに、そもそもプレゼンはできません。あ、ちなみに、これは社内プレゼンに限ったことではありません。社外プレゼンであっても評価軸を確認しましょう。評価軸を分からずに、想像でプレゼンするほど無駄なことはありません。調査したり資料作成したり打ち合わせしたり、労働力、人件費、時間を投資しています。「 堂々と 」確認してください。

相手の程度が低い場合「 教えられません 」なんて言ってきます。それは、相手の人間性や学習の程度の問題なので、教育してあげてください。それでも教えてもらえない場合、正々堂々と「 辞退 」することも選択肢にいれましょう。(もしくは、プレゼン当日、全員の場で聞くと良いでしょう!)

(3)承認を得るための攻略方法

社内プレゼンは、まず(1)(2)の「 構造理解 」をしてください。ので、プレゼンスキルを磨けば解決する!ってことは、ほぼありません。私のこれまでの経験上、そこが原因ではありません。

さて、その上での攻略方法です。それは

カウンター席に座る

です。皆さん、プレゼンって「 向き合って座っている 」イメージですよね?プレゼンする側とプレゼンされる側が向かい合っているイメージですよね?実際にも向かい合っているし、頭の中のイメージも向かい合っていると思います。左のイメージ図です。

向き合った関係性
横並びの関係性

特に社内プレゼンだと「 上司を攻略する 」「 上司から承認を獲得する 」みたいなイメージがありませんか?どうでしょう?もっとギクシャクした社内なら「 上司を突破する 」みたいな言葉を使っているかも知れません。戦いに行く!みたいな😁

これが「 VS構造 」です。対峙しちゃってるんです。「 プレゼンする側 VS プレゼンを受ける側 」って構造。テーブルを挟んで向かい合っている構造です。このイメージだと、プレゼンはうまくいきません。

プレゼンはVS構造ではありません「 協業 」です。

プレゼンは「 共同作業 」

今、上書きしてください。

プレゼンってのは、あくまでも「 共同作業 」です。お互い「 隣に座って 」「 同じ方向を見ている 」そんな関係です。いわゆるカウンター席で横に座っているイメージです。仮に「 同じ方向を見てい無い 」のであれば、そもそも、そのプレゼンの目的がズレています。ので、目的の確認からやり直してください。社内であれば「 経営理念 」「 ビジョン 」「 今期の目標 」など、同じ方向を向いていない方がオカシイのです。

ので、まず、プレゼンターのあなたは「 上司を攻略する 」のではなく「 上司と一緒に目的に向かっていく 」とイメージを上書きしてください。ちょっとビジネス的な表現にすると「 上司のサポートを得る 」と理解してください。私であれば、プレゼン当日を迎えるまでに「 何度も上司に相談 」します。そもそも「 プレゼンすることが目的 」ではありませんからね。プレゼンを成功させるために、上司に何度も相談しましょう。相談を断る上司であれば、その上司は「 職務放棄 」です。ので、その更に上の上司に相談してください。上司というのは、部下を詰めるのが仕事ではありません。評価制度に上司の役割が明示されているので、確認してください!

で、プレゼンを受ける側です。受ける側は「 プレゼンの粗探し 」をするのが仕事ではありません。部下を詰めることでもありません。そんなことをされている部下が、どんな思いでプレゼンの準備をしているか?に想像を馳せましょう。プレゼンを受ける側は「 プレゼンする相手のサポート 」です。どうすれば、そのプレゼンが承認されるか?プレゼン内容を実現するための過不足は?部下が気づいていない部分を、上司がサポートしてあげるわけです。指摘するのは「 VS構造 」です。違います。テーブル席ではなくカウンターに座ってください。部下と同じ方向を見て、並走してください。

「 共に 」カウンター席に座るというイメージを共有する、そんな「 人間関係 」こそが、社内プレゼンにおける最良戦略です。気づいた側からカウンター席に座ってください。きっとうまくいきます!

「 内向型リーダーのモテる仕事術 」
@ゴリラ史上最高のプレゼン「 伝説のプレゼン 」が収録されています。それは、一部上場経営コンサル会社を舞台にした「 社内プレゼン 」です。どんなプレゼンで、コンサルタント会社の経営陣の心を動かしたのか?ぜひ、こちらも参考にしてください!私も、何度も読み直しています😁

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