個性って、美意識!美しさへのこだわり、です。
思わず「 えっ 」と声に出るときがあります。
その「 えっ 」の声に初めて( あ、結構ショックやったんや… )と、自分の感情に気づいたりします。
昨夜「 和牛解散 」の文字を目にして、思わず「 えっ 」と声を発しました。少なくないショックを和らげるべく「 X 」で情報を確認し、その勢いYou Tubeで過去の漫才を視聴して慰む自分がいました。
和牛ロス…
私の中で、和牛はM1チャンピョンに2回なっています。何度繰り返して見てきたか分かりません。で、昨夜、You Tubeを見ながら、今更ながら気づきました。
( あ、そっか。和牛の漫才は、シナリオが美しいから好きなんや… )
和牛の漫才は、大きく「 振り 」と「 回収 」という構造です。この回収型漫才が、めちゃ気持ち良いんですよね。「 どんな展開になるんやろ? 」「 どう回収していくんやろ? 」と、その漫才の展開に興味を抱かせる、稀有な漫才です。「 振り 」を確認するために「 もう一度再生する 」という漫才なんて、他に無いですからね。何というか、美しい漫才、と言いましょうか。
「 プレゼンはシナリオで9割 」を漫才で体現している和牛、だから、好きやったんやなぁ…と、改めて認識できました。だからこそショック…。
美しさへのこだわりこそが、個性
知らんけど…
多分、和牛の2人には「 笑わせたら良い 」ということだけではなく「 美しい漫才 」というこだわりがあったんじゃないか?と思います。芸人(漫才師)なので「 笑わせる(面白い)のは当然 」で、その笑わせ方にこだわりがあったんじゃないかな?と、勝手に共感したいので、そうであったと仮説します。話術に頼った漫才、キャラに依存した漫才、もはや漫才じゃないと物議になる漫才、で笑わせるのではなく「 美しいシナリオの力 」で笑わせる漫才、というこだわりです。
私「 も 」同じです。勝手に共感したいので、そうであったと仮説します。「 プレゼンはシナリオで9割 」と言い続けているのは「 美しいシナリオ 」へのこだわりがあります。同じです。一般的なプレゼンに対するアンチテーゼ(ある主張に対してそれを否定する内容の主張)です。
✅話し方
✅パワポの見せ方
的な技術寄りのプレゼン指導へのアンチテーゼ、です。
話術に頼ったプレゼン、パワポの演出に頼ったプレゼン、もはやバックエンドを売りたいことがバレバレのプレゼン、ではなく「 美しいシナリオの力 」で相手が自分自身の課題に気づくプレゼン、というこだわりです。相手の人生が変わるキッカケになりたい、とさえ思っています。
Long Voice|What for ? でシナリオに特化した音声配信を始めたのも、とにかく「 美しいシナリオ 」へのこだわりがあるからです。プレゼンのプロとして「 話が上手 」「 分かりやすいパワポ 」なんて評価は当然という思いがあります。なので、だからこそ「 プレゼンはシナリオで9割 」を言語化しています。それを、証明するのが、シナリオライティングです。(昨日の記事もシナリオライティングについて書いています)シナリオライティングだけの仕事です。私がしゃべりません。(プロの私がしゃべるのではなく)私以外の誰かがしゃべっても、それでも高評価を得ることができれば、それは、まさに「 シナリオの力 」と言えるからです。会社員時代も、私がシナリオを描き、若手がしゃべるというパターンで(セミナーや商談)成果をあげてきました。
あ、和牛ロス…
こんな形式でこだわりを言語化してみてください。
「 美しい◯◯ 」
分かりやすい話なんていうのはプロとして当然。私がこだわっているのは「 美しいシナリオ 」です。
↓
●●なんていうのはプロとして当然。私がこだわっているのは「 美しい◯◯ 」です。
このこだわりが、あなたが同業者との異なりであり、あなたがあなたとして個性的である理由です。そのこだわりを持っているあなたこそが、、、美しい!ビバ、自分!
※和牛の解散理由が「 遅刻 」って涙。解散理由を明確に言語化して解散するというケースもレアだと思います。恐らく、そこにもこだわりがあったんやろな。色んな憶測が流れるからこそ、明確にしておくという。
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