Q:コンサルタントって何屋さん?に即答できると顧客に振り回されずに済む!

250109 顧客に振り回されないための職業理解のススメ:コンサル、コーチ、カウンセラーって?
AI音声|本日のブログ記事をAIが読み上げています。聞き流したい方にオススメ!

顧客に振り回されずに仕事がしたい…と思っているコンサル、コーチ、講師は必読です!長文お付き合いください。

コンサルタントは手を出すな!

Q:コンサルタントって何屋さん?
一般論から言うと、コンサルタントは「 課題解決屋さん 」です。生成AIの回答を並べると

ChatGPT|ビジネスの最適化屋さん、戦略プランニング屋さん
Claude|解決策の提案屋さん、経営の処方箋を書く医者さん

いずれにしても、口は出しても手を出すな、ということでは見解が一致しています。手を出すのはコンサルタントとは言いません。業務代行屋さんです。コンサルタントを名乗っていて手を出しているとすれば、まずは、その境界線の存在を認知しましょう。

A:教育屋さん

私はコンサルタントを「 教育屋さん 」と言語化しています。なので、理想のイメージは

・私から卒業していく
・私に頼らなくても自走できる状態になる

です。

(レベル感は個人差があるとして)

@ゴリラ流、心を掴むシナリオが書ける
@ゴリラ流、対話型プレゼンができる
@ゴリラ流、スマートパワポ資料が作成できる

自走できない期間は、私にコンサル依頼したらえぇねん、ってことです。で、私は常に「 自分の頭で考えられる人 」をイメージして接しています。対局にあるのが「 思考停止 」つまり「 答えを求め続ける人 」です。そんな人を大量生産するのが私の理想ではありません。ので、テクニカルなスキルやノウハウを渡すことをしません。

(✘)答えを求め続ける人を輩出し続ける
(◯)自分の頭で考える人を輩出する

で、自分の頭で考える人であるために、超絶大事なのが

・思考停止している自分に気づく
・思考のメタボリックになっている(固定概念)自分に気づく

です。つまり「 課題認識 」です。「 本人自ら課題を認識できる状態 」に導いてあげないと、全てのスキルやノウハウは、その場限りの刹那的な快楽(答え探し、思考停止)に溺れてしまいます。

なので、私にとって良いコンサルティングというのは

本人が、TPOを選ばず課題認識できる状態になる(抽象的に理解できる)

です。なので、究極の理想は、お悩みごとの相談ではありません。本人が「 課題認識の仮説を相談してくれること 」です。対局は「 手段の相談 」です。赤いチラシが良いか?青いチラシが良いか?どっちが良いと思いますか?ってのは、私からすれば「 どっちでも良い! 」やし、究極「 知らん! 」って回答になってしまいます😁

思考停止というのは、同じ景色を見ているけど、ただただ目の前を通り過ぎている状態です。常連の表現を持ち出すとすれば「 青信号を渡る人 」です。青信号になったからという理由で渡り始める人を「 思考停止 」と本気で思っています。けど、それを直接本人に言うほど野暮ではないので、書くことで発散しています😁

私は、信号が青に変わったら「 信号に突っ込んでくる車がいないか自分の目で確認して 」「 自分で渡る選択をする 」そんな人を増やしたいわけです。

顧客目線から見るコンサルタント

顧客の立場からすると「 手を出してくれる 」コンサルタントの方が嬉しいです。私でいうならば「 私がパワポ資料を作成する 」です。その方が、確実に早いし上手いし成果が出ます。顧客からすると「 口だけじゃなく手を出してくれるコンサル 」の方が良いんです。

これをコンサルではなく代行屋さんと言います。が、こんな厳密論を理解しよーとする人は世の中にいません。ので「 他の人は手を出してくれるのに、あの人は口しか出さない 」ってな変な評価が生まれちゃうわけです。

ビジネスから見る代行屋コンサルタント

代行屋さんコンサルをやってしまうと、顧客の思考が「 手を出してくれることが当たり前 」になっていきます。すると「 何でもかんでも丸投げ 」が始まります。最初は「 頼られている 」と嬉しく感じます。が、度が過ぎてくると「 面倒くさい相手 」に変わっていきます。「 そんなことはネットで調べろよ! 」という程度のことも丸投げが始まります。いわゆる「 依存症 」です。何でも頼られる状態を望んでいるのであれば問題ありません。私のスタンスからすると、超~面倒くさいので断固拒否!です。

で、コンサルタントの中には依存症顧客を増やすこと「 意図的 」にしている人もいます。なぜなら、その方が「 契約が続くから(お金をもらい続けることができるから) 」です。だって「 顧客が自分でパワポ資料を作れちゃう 」と、卒業されちゃいますからね。ので、依存症状態が望ましいわけですね。

顧客側が「 この仕事は丸投げしている 」と分かっていれば問題ありません。分かっていないと、関係が切れたときにたちまち困ります。お金は払っていたけど、パワポ資料づくりのノウハウもスキルも何も蓄積されていません。ので、また丸投げできる先を探すところに戻ります(セミナージプシー、高額起業塾ジプシー)

@ゴリラから見る顧客としてのあり方

私が最も苦手な顧客が「 責任の丸投げ 」「 結果にコミットの丸投げ 」です。他責な人は、超~面倒臭いです。( いやいや、お前の仕事やろ )って本気で思ってしまいます。ので、基本、そんな人が近づかないように情報発信しています。

逆に、コンサルに依頼する場合に最も大事なのは「 結果にコミットしているのは自分 」と認知していることです。この認知をした上でコンサルに依頼する場合、概ね良好な成果に辿り着けます。

その対極の思考にいる人の発言が

・お金を払っているのに
・コンサルに依頼しているのに

です。実際に、何十回も浴びてきました。当初は、自分が力が無いから…と自省して超~落ち込んでいました。が、それは、自分がコンサルタントとしての力が無かったのではありません。自分が、コンサルタントの仕事を間違って理解していたからです。

Q:コンサルタントで最も大事な仕事は?

A:契約

上述の通り、コンサルタントは教育屋さんです。で、そんな教育屋さんコンサルタントで最も大事な仕事は「 契約 」です。

関わり方を決めておく

です。
口を出すのか?手を出すのか?とか。あくまでも結果にコミットするのは本人で、本人が結果にコミットしてなければ応援することをしないとか。本人に課題認識が無いことに対してこちらから提案することは何も無いとか。

この辺りの関わり方を「 教育した上で 」お互いが納得した上で契約することが、コンサルタントとして最も大事な仕事です。

・お金を払っているのに
・コンサルに依頼しているのに

これに気づいていなかったから、こんな暴言を吐かれていたわけです。自分の力不足ではなく、職業理解を言語化できていなかったわけです。

顧客に振り回されずに仕事がしたい…と思っているコンサル、コーチ、講師は、まずもって自分は何屋さんなんか?ってのを、自分で納得してください。自分次第です。相手は関係ありません。

コンサルタント、コーチ、カウンセラー、トレーナー、講師、と職種名は様々です。し、自由に名乗る時代になりました。ので、厳密に何を持ってその職業とするか?というのは、名乗っている側も顧客側も認識している人はいません。ま、自分だけでも言語化しておけば、少なくとも顧客に振り回されることが減ります。ぜひ、やってみてー。生成AIに聞いたら壁打ち相手になってくれるでー。

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