※1.5倍速がオススメ!
|
人前に立って話すことが苦手ってのは、普通のことです。
会社員であれば会議での発表とか朝礼スピーチとか、苦手な人にとってはその日がまるで公開処刑みたいな特別な日だったり…。突然上司から「 社内講師をやってくれ 」と指名されたその日から憂鬱で眠れない日々が続いているとか…。結婚式で友人代表のスピーチなんてガチガチに緊張するイメージしかないから、お祝いしたいのに友人を恨み始めている自分がいるとか…。
これ、決して大袈裟な話ではありません。人の前に立って話すことが苦手な人にとっては、大なり小なり共感できることだったりします。特に、我々日本人は「 ダメ出し文化 」の環境で育ってきたことがあり、幼少期学生期に誰しもがみんなの前で「 嫌な思い 」を体験してしまっています。
私も昔は典型的な上がり症。人の顔色を伺いすぎて、緊張でドバドバ脇汗頭汗をかくタイプでした。でも田舎の小学校では、勉強と運動がちょっとできると、自動的に「 クラス代表 」になってしまう田舎システム?があって…。
──中学の文化祭で、ウケちゃったんですよね。大爆笑!!!
快感…
ドーパミンがブシャー!です。
あ、思いっ切り脱線しています。
Q:話し上手は聞き上手だと言われるのか?は深~いい理由がある!?
A:自分がされて嬉しいことをする
今では人前で話しているプロの講師やコンサルタントであっても、話をしていると、私同様に「 昔から人前で話すのは苦手 」「 未だに緊張する 」という人は結構おられます。で、その中でも一流の講師ほど聞き上手というのが共通点なんです。なぜなら
です。伝わっていますか?逆の表現をすると
です。
一流の話し手ほど「 話し手は聞き手の態度によってメンタルが左右されること 」を知っています。自分が同じ立場で苦労してきたからこそ、相手への気遣い心遣い、そして勇気づけられる聞き方ができます。
1,000人も観察する必要はありません。10人で十分です。「 話し上手になりたい 」という人ほど見事に「 相手の話を聞く態度が悪い 」です。メタ認知力が低いから、自分がまさか話し手にとってとても話し辛い、無礼な態度を取っていることに気づいていません。
で、不思議なことに、これをメタ認知できた瞬間から「 一気に 」話し上手になっていきます。
とりあえず「 話し上手になりたい 」と思ったらいったん話し方の学びを横に置いて「 聞き方 」を意識することです。で、自分が話し手のときに「 されて嫌な聞き方 」を妄想しまくってください。そんなことに気遣いできなかった自分のことを恥じるでしょう。で、それが、話し上手への最短ルートです。
©すべらさない聞き方協会|話華(ハナハナ)
コメント