ジャニーズ事件を野次馬から離れ、自分の人生のプラスにしていく思考法

人類史上最悪の性加害事件として歴史上に刻まれることになりそうです。

さて、野次馬的に関わったところで、誰の得もハッピーもありません。こういうときに「 どんな問いを立てられるか? 」によって、個人としての人間性が育まれます。「 問いの質(Qの質) 」は「 思考の質(Aの質) 」に比例します。思考の質が低いというのは、問いの質が低いということです。ぜひ、自分の「 問いの質 」を見直す機会にしたいものです。ちなみに、公式で言うと「 人生の質=問いの質×思考の質 」でしょうか?

学ばなければならない大前提が2つあります。

❶人間は、とても弱い
❷人間は、なかなか変わらない

(2023年10月2日の記者会見の限りで)少なくとも500人近い性被害が名乗りを上げています。で、加害者は一人です。のに「 どーもできなかったのか? 」「 一人の老人相手に、なんで言いなりになっているんだ? 」なんて、正論の「 問い 」が浮かびます。

❶人間は、とても弱い

皆さんも、経験はあるでしょう。「 自分の意志と反して、多数の意見に手を挙げてしまった 」ということがです。「 自分の意見と反して、飲み会に参加した 」ということもそうです。もっと身近で言えば、ダイエット宣言をしたにも関わらず、当日から「 まいっか 」と、暴飲暴食してしまった、なんてのは誰しもあることです。「 人間は、とても弱い 」んです。

街中で暴力行為を見かけて、仲裁(止めに入る)人は、何人いるでしょう?ほぼ、いないでしょう。関わりたくないですからね。巻き込まれて、最悪、命を落とすことさえあります。じゃあ、通報する人は?これも少数です。さすがに0人ということはないと思います。が( 誰かが、通報するだろう… )と、その場から離れたり、傍観する人が大多数です。野次馬が多数になったら、動画を撮影したり、声を出し始めることもあるかも知れません。

「 人間は、とても弱い 」と、認知すべきです。自分に置き換えたら「 とても弱い 」と分かることが、他人のことになるとその考えが飛びます。「 正論の問い 」で相手を追い詰めます。これは、北海道から九州まで、色んな組織、色んな場面で、日常で起き続けています。今の時代は「 SNS上 」でも、起こっています(発見し辛くなりましたね)。

これを本気で認知するだけで、ただただ野次馬的に、誰かを口撃することが浅はかな行為だと自省できる人になっていけます。完全じゃないけど、その数がどんどん減らすことができます。そう、自分自身も、ついやってしまう「 そんなとても弱い 」人間の一人だと自覚することです。

❷人間は、なかなか変わらない

面白いほど、人間は変われません。本能的に現状維持を選択する様にできています。ので、変わることは「 苦痛 」を伴います。一部のパイオニア、イノベーターからすると、80~90%の「 変わらない人々 」を不思議に感じ、ときには異常に感じます。人間はそもそも動物です。ので、変わることが苦痛とインプットされています。ので、急激な変化に対応できません。

今回、旧ジャニーズ事務所で、性犯罪が繰り返される可能性は、極めて低いでしょう。そもそも、加害者がいない(死亡)わけですからね。その点では問題ありません。が「 社会的に(特に国際社会的に) 」は、旧体制のままで存続させることは「 ありえない 」という見え方になります。

で、ここからが本題です。

私は、16年間、経営コンサルティング会社に勤務していました。多くの会社、ビジネスパーソンを見てきました。経営コンサルティング会社の自社でも多くの同僚を見てきました。1万人近い人と仕事をしてきて、本気で思うことは「 人間は、なかなか変わらない 」ってことです。

変わりません。

ブラック企業やハラスメント問題、働き方改革が騒がれて、もう5年以上も経つでしょうか?そんな中起きている「 ビッグ・モーター事件 」です。世間がこれだけブラック企業、ハラスメント、働き方改革と騒いでいる日本国内において、です。これ、ビッグ・モーターだけに起きている現象ではありません。北海道から九州まで、大なり小なり「 今もなお 」変われない人間たちが、アカンことを堂々とやり続けています。

ちなみに、私が所属していた経営コンサルティング会社でも、所属していた16年間で、毎年「 不正 」が起きていました。お金に関わる不正がその代表例です。あとは、ハラスメント(パワハラ、セクハラ)、です。起こり続けていた、んです。一部上場企業です。し、企業や人を教育する職業である経営コンサルティング会社の社員が、です。❶人間は、とても弱い、です。し❷世の中が変わっても、人間は、変わらない、んです。

そのことを、TVやネットニュースではなく、16年間の仕事の現場を通じて、身を持って体感しました。あ、私が清廉潔白で、かつ変わり続けた側だ、と言いたいわけではありません。が、私は、少なくとも、人間はとても弱く(危うい)、変われないということを認知する努力をし続けてきました。

で、実に外から見ると不思議だと思いますが、旧ジャニーズに所属していたタレントさんたちも「 なかなか、変われない 」と思います。10年20年30年と、その組織の中で、その思考で、その行動をしてきた人間は「 頭で分かっていても 」行動が変わるか?というのは、また別の次元の認知と自制力が必要です。ので、これから「 本当の意味で苦しむ人 」が出てくると思います。今まで「 考えなくてよかったこと 」を「 考えてしまう時間 」が増えるからです。「 認知してしまうこと 」は、ときに、知らなければ良かったことによって苦しむことがあります。

問いを立ててみる人になる

とにかく、自分が「 野次馬になってしまった 」と気づけば、成長です。そのメタ認知が働けば、その次には「 問いを立てる 」を習慣にしてみましょう。この、シンプルな問いで、十分です。

Q:ここから学べることは、何か?

この問いを立てるだけでも、自分の思考の質(Aの質)が、育まれます。

この問いが日常化できるようになれば、ぜひ「 Q:あの立場、この立場、あっちの立場、こっちの立場では? 」という、色んな自分物の立場から思考するための問いを立ててみましょう。日本人は、特に、被害者感情にのみ極端に流されやすいですからね(マスコミに操られている)。

Q:新社長、東山さんの思考は?
Q:ジャニーズ所属タレントの親の思考は?
Q:ジャニーズを離れるファンの思考は?応援を続けるファンの思考は?

Q:今、アイドルをまさに目指していた少年の思考は?
Q:マスコミの思考は?マスコミ経営陣の思考は?
Q:ジャニーズと関わってきた企業(広告)の思考は?

同じ事象を多面的に思考する(問いを立てる)ことが、多様な環境でも動じない「 しなやかな自分の軸 」を育んでいきます。お試しください。

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