岡田准一さんの事務所退所コメントに共感し過ぎた点

旧ジャニーズ事務所の記者会見。井ノ原さんが、一社一問のルールを無視する記者たちを「 なだめて 」拍手が起きる、というシーンをニュース動画で見ました。いやぁ、井ノ原さんの心しなやかですねぇ~。やさしさと強さに溢れた感動すら覚えるシーンです。マスコミを一括りにしてはいけません。が、とにかくその場の状況をメタ認知もせず、一問一答ルールを無視して叫び散らかしている人間は「 恥ずかしい 」ですね。(物理的に、全員の質問に答えられない状況も含めて)今回の事件を放置してきた「 加害者でもある 」自分たちマスコミの立場を少しでもわきまえれば、そんな行動はできないんですけどね。私も誰しも感情との付き合い方を学び続けなくてはいけません。あの様な場面で、それを感情をコントロールして、かつ、場を荒らすこと無く、しなやかに対応する井ノ原さん、勉強になります。※私が井ノ原さんなら「 ルールを守ってくれ 」というスタンスで強く主張している可能性しか見えません涙

同日、岡田准一さんの退所コメントを拝見し、そのコメントの一部に、唸りました。

(以下、ネットニュースから全文引用)

【以下、岡田准一さんのコメント全文】

皆様にご報告がございます。
この度、2023年11月30日をもちまして、ジャニーズ事務所を退所する運びとなりました。突然のご報告で驚かせてしまい大変申し訳ございません。

皆様には、事務所のことで日々辛い思いをさせてしまっていることと思います。
ご心配をおかけしており、本当に申し訳ございません。

今回のことでファンの皆様、そしてお世話になっている関係者の皆様、これからお仕事をご一緒させていただく皆様に、ご迷惑やご心配をこれ以上おかけしたくない、そして、何よりモノづくりのクリエイティブだけに向き合うという自分の中心を崩したくない、という思いからの退所でございます。

事務所からも「役者岡田准一を大切にして欲しい。今後も活動を応援します。」とのお話しをいただき、今回このような決断をすることに至りました。

いろいろなご意見があるとは思いますが、苦しみながらの決断である事をご理解いただけますと幸いでございます。

これまで応援してくださったファンの皆さんには本当に感謝しています。いつも支えてくださっていることが日々励みになっています。環境を変えることにはなりますが、引き続き応援していただけるとありがたいです。

関係者の皆様、ご心配とご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございません。引き続きご指導ご鞭撻を賜れますと幸いでございます。

今後は、事務所を立ち上げての活動になりますが、静かに、強く、優しく、柔らかくを信条に粛々とクリエイティブにまっすぐ向き合うことで、いい時間を過ごしていただける作品をつくることができるように精進してまいります。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

2023年10月2日
岡田 准一

(引用、ここまで)

そして、何よりモノづくりのクリエイティブだけに向き合うという自分の中心を崩したくない、という思い

静かに、強く、優しく、柔らかくを信条に粛々とクリエイティブにまっすぐ向き合うことで、いい時間を過ごしていただける作品をつくることができるよう

「 しなやかな強さ 」をビンビンを感じます。と一方で、自身の才能と需要と考えたときに、所属タレントであることで、活動が制限(相手側が契約してくれない)される未来を考えてのことかな?とも感じました。いずれにしても、無難でありきたりの「 型通り 」のコメントではなく「 個人の意志 」を感じるコメントに感情が動きます。多くのスピーチやプレゼンに感情が動かないのは、まさにここに起因します。「 型通り 」に上手にしゃべっても、人の感情は動かないんですね。「 型を破る 」意志を持ち続けたいものです。

※今回の件でいうと、被害者である立場なのに「 ご心配をおかけし、申し訳ありません 」と、冒頭に謝罪のコメントを入れざるを得ない、日本の儀式的、形式的な不毛な「 型 」「 文化 」は、早く消し去りたいものです。

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