藤井聡太さん八冠の偉業とスター選手の功績の歴史。 

二刀流、大谷選手が2年前MVPを受賞した際のインタビューで
「 目指されて問題ない人間 」として頑張りたい、
という、人間としての次元の異なる視座に多くの大人は平伏しました😁

最近のスポーツというのは「 勝てばOK 」ではなく「 人間としての魅力 」も備わってないと、人気選手になることはありません。つまり「 応援したくなる人間的魅力があるかどうか? 」です。人柄、と言っても良いでしょう。そんな意味で、藤井聡太さんは、素朴な好青年!という印象ですよね。

さて。

スター選手の登場が、マイナー業界をメジャー化させる!

です。

古くは、女子ゴルフの宮里藍さん。
男子ゴルフの石川遼さん。

卓球では、福原愛さん。

フィギアスケートの、浅田真央さんに羽生結弦さん。

どうでしょう?全員の顔と名前が一致しますよね。
とはいえ「 その競技に詳しいか? 」と聞かれると、どうでしょう。

この様に「 その競技に詳しくなくても、その人は知っている 」なんて人がスター選手です。
もっと古くでいうと、三浦知良さん(キング、カズ)。

競技を超えて、多くの国民が知るようなスターが登場することで、
マイナー業界が一気に変わります。
それは「 そのスター選手に憧れて、競技を始める子ども(応援する親)が増えるから 」です。
お金が動くことで、実質的な経済が回ります。ので、変わるんです。

一方、金メダルや世界大会で活躍したにも関わらず、とはいえそれほど知らないな…
という人もいます。
それらが「 人柄が伝わってきていない 」人たちです。
その競技の中では超有名人です。
が、一般的な認知、人気という意味ではマイナーなままです。

特に、今の時代における「 スター 」というのは
「 強い 」と合わせて「 人柄が伝わってくる 」というもの条件かも知れません。

スポーツ界を離れると「 ヒカキン 」なんかは、その代表例です。
ビジネス界では「 ホリエモン 」でしょうか?
ホリエモン以降「 個人で発信する 」が日本のスタンダードになっていった感じがします。
※発言が万人受けしないので、応援されるスター選手か?
という論点はあったとしても「 人柄 」は伝わってきます。
ので、応援するしないを選びやすいのは間違いありません
最近では「 キングコング西野さん 」です。

あ、20年も前になりますが、コンサル業界で言うと「 神田昌典さん 」です。
それ以降、いわゆる「 個人コンサル 」が激増しました。
神田さん登場以前は「 怪しい職種 」だったコンサルを、
ビジネスメジャーに持ち上げたのは、神田さんの功績でしょう。

あ、さて。

これ、実は、会社や組織を活性化させるために、超~参考になります。
会社の業績が停滞してくると、社内の雰囲気も重苦しくなっていきます。
あの手この手の施策を打ちますが、雰囲気がネガティブな社内で採用される打ち手は、
状況を打破するには至りません。だいたいが、無難でリスクを取らない打ち手だからです。

スターを育てる(抜擢する)

停滞している組織を活性化させるには「 若手の活躍 」が効果的です。
カンフル剤として若手を抜擢し「 組織戦略的に 」スター育成をします。
もちろん、本人にポテンシャルがないといけません。
ので、誰でも若手を抜擢すれば良い、というわけではありません。

そうなると、慌てるのが「 ベテラン勢 」です。
自分のポジションを奪われないように、あの手この手で「 足を引っ張る 」わけです。

一方、目が輝いて、モチベーションの火が燃え上がるのが「 若手勢 」です。
身近な「 彼・彼女 」が、役職や大きなプロジェクトに抜擢され
「 活躍し 」「 評価され 」る姿に、分かりやすく刺激を受けます。

それが、組織を活性化させます。
つまり、お客様に新しい価値を提供し、感謝され、業績が上がり始めます。
社内の雰囲気が変わっていきます。

ので、会社の方針として、つまり経営者のトップミッションとして実行していくことが重要です。
(評価制度も、年齢関係なく評価させる内容に変更する)
今でいうと

✅デジタル推進責任者に若手を抜擢
✅SNSマーケティング実行責任者に若手を抜擢

などがそれです。
と同時に「 人間性の高いベテラン 」を、サポート役につけます。
若手が攻めベテランが守る、というチーム体制を組むことで、長所を活かしながら短所を補完し合います。

「 意図的に 」活躍させる体制を整えます。
と同時に「 人柄が伝わる 」ことも必要です。

コソコソやっている感が組織内に伝わると、陰口が増えます。
ので、情報はオープンにし、応援されやすい環境を整え続けます。

と、まぁ、理論上は、こんな感じです。
そこに「 人の感情 」特に「 嫉妬 」という醜い感情が介入し続けます。
そんな感情もうまく対策していくと、停滞していた組織が、2~3年で変わっていきます。

若手のスター社員が停滞した組織を変える!
です。ご参考ください。

あ、藤井聡太さん、おめでとうございます。
ってか、スゴすぎです。

「 AI 対 AI 」という感情無き将棋の勝負に、興味関心を惹かれることはありません。
心が揺さぶられることはありません。
人の心が揺さぶられるのは、プレーヤー自身の心が揺れ動くから、でしょう。
スター選手が苦悩し、葛藤し、乗り越え、安堵の表情を見せる、
そんな「 人柄 」に、心が揺さぶられるんです。

感情的なプレゼンテーターであり続けたいと思います。

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