♪誌上お悩み相談「 パワーポイントのダメ出しされ過ぎて、迷子になっています… 」

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2312 良い講師ダメな講師の見極め方?

★12月25日(月)更新!★
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※月一回以上週一回未満|月曜日更新

今回は、2人の受講生の「 お悩み 」を取り上げます
(お悩み相談コメントで送ってください!ブログ記事でアンサーします、かも、かも、かも)

両者は全く関係ないんですが、偶然にも「 受講者側 」と「 講師側 」で同じテーマのご相談を頂きました。

【受講者側|社会人学生】
途中発表にてたくさんダメ出しをくらい、パワーポイントをどう構成したらよいものか、途方にくれています。

【講師側|話し方講師】
受講者にプレゼンを教える機会があり、なかなか改善が進まず、教え方が難しいと感じています。
人のデザインについて指摘すると、ダメ出しオンリーになってしまいます😅

一方はダメ出しをされ過ぎて、修正の方向性に困っている、受講者側の立場から
一方はダメ出しのし過ぎが気になって、教え方に悩んでいる、講師側の立場から

どちらの立場も、共感できます。「 教える側 」「 教わる側 」と抽象度をあげると、誰しも経験があることでしょう。

これは、主に講師側のあることが原因で起きている悩み、です。講師側があることを整えていくと、改善の方向に進んでいきます。さて、あること?とは、何でしょう。

基準をクリエイトする

「 何で怒られているのか分からん! 」

例えば経営コンサルタント時代です。

幹部クラスの方が、経営者に対して社内プレゼンをされます。プレゼンの内容は、営業計画、マーケティング、販促、社員教育などです。

今回は「 Webデザイン 」にします。Webをリニューアルするにあたって、幹部が社長に社内プレゼンするわけです。

「 何で、却下されているのか分からん!!! 」

って(怒り、嘆きの)相談をよくいただきました。

はい。

何が起きているかと言うと「 経営者の好き嫌い 」です。

「 俺が気に入らん! 」

ってな理由でプレゼンが却下されます。昭和世代の経営者に多いんですよね。正解は「 経営者の好み 」「 経営者の気分 」で変わります。ので、部下は大変です。なにせ「 正解が無い 」わけですからね。

んな経営者の下で働いていると、社員は少しづつ「 経営者の顔色を伺って 」「 経営者の好みを当てに行く 」そんな思考になっていきます。

基準を示す

幹部社員からそんなお悩みを聞いた私は、会議の冒頭で、こんなことをやっていました。そこれが「 基準を示す 」です。

「 何をもって良しとするのか? 」「 何をもってダメとするのか? 」という、判断基準を示してあげます。数字化できる場合は簡単です。金額とか客数とかです。ところが「 デザイン 」とか「 キャッチコピー 」は点数化デキません。ので「 良し悪しの基準を言語化 」してあげます。

いわば緊急ミニセミナーの開催です。大事なのは、経営者も社員も全員揃っている場で伝えること、です。

基準が示されてないから「 経営者の好み 」「 上司の気分次第 」になります。ので「 何で却下されているか分からん! 」って、部下は困惑し続けるんですね。

目的で基準を示せ!

例えば「 Webデザイン 」であれば

1.このWebの対象者が誰か?がパッと分かる
2.このWebで何が解決されるか?がパッと分かる
3.このWebに訪れた人の出口(メルマガ登録等)が、分かりやすい

という様な「 良し悪しの基準の言語化 」をミニセミナーで示します。「 Webデザイン 」というけれども、デザインの良し悪しを基準にしません。「 Webの目的 」という上位概念に意識を持っていき、その良し悪しの基準を示します。究極「 デザインの良し悪しは好みだ 」ってことも伝えます。ので、そこに論点がズレない様に、論点を「 Webの目的 」に持っていくわけです。

できれば「 モデル事例 」を用いると納得度が上がります。「 改善前→改善後 」の「 Before→After 」事例を示せると、経営者も社員も共通認識が持ちやすくなります。

いかがでしょう?

ポイントは「 教育 」です。「 基準を示す 」と表現していますが、要は「 教育 」です。これは、主に教える側の責任です。教える側は「 基準も教えること 」が仕事です。じゃないと「 何を目指したら良いか分からない 」ですからね。採点基準も分からず、フィギアスケートで演じている状態です!

では、受講者側は?「 ダメ出しの基準を聞くこと 」です。ダメ出しの内容ではなく「 基準を教えてください! 」と、教える側に聞きましょう。ここの基準が両者でズレている場合、修正をし続けてもズレ続けます。最終的には「 もう、あんたが修正してくれ! 」って、叫ぶことになります。そうなる前に、動きましょう!


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