否定されているから否定したくなる心理をメタ認知し、心を育む!
「 嫌いな食べ物は、いくら 」って言った私に対して「 いくらが食べられないなんてもったいない! 」とか「 新鮮ないくらを食べたことが無いからじゃないんですか? 」と言ってくる人が相当数います。納豆が嫌いというと「 食べ方の提案 」をしてくださる人が相当数います😁 マヨネーズだとかなんだとか…。あると思います!
そんなときの私の感情は、だいたい( うぜぇ… )です😡
これを「 想像力の欠如 」と言います。
明確に「 嫌いな食べ物 」と言っています。食べられる様になりたい!とか食べ方を教えて欲しい!と頼んでいません。そんな相手に、親切に言っているつもりだとしても、これは構造的に「 相手の話を否定している 」ことになります。つまり「 失礼なことをしている 」わけです。もちろん、言っている本人に「 悪気 」はありません。ので、言っている側と言われている側の温度差がめちゃ生まれているんですよね (^_^;) 想像力の欠如です。
私、今でもイラッとします。が、ずいぶん流せるようになりました。若かりし頃は、ダイレクトに言葉にして返していました。端的に言うと「 うるさい、黙れ 」です😁
ただ、まぁ、こういった状況ってあるあるでしょ?悪気なく無意識でやっちゃっていますからね。だからこそのメタ認知です。「 意見を言ってはダメ 」という論点ではありません。「 体罰はありか?無しか? 」「 家は賃貸か?購入か? 」ってな議論じゃないですからね。
ここ1年で
「 絶対@ゴリラさんって、内向型じゃないですよね? 」
って何度言われてきたでしょう😁 構造は、先ほどと同じです。「 否定していることに気づけていない 」「 失礼なことをしていることに気づけていない 」です。
内向型って、あちこちのプロフィールに書いています。このブログのタイトルもそうです。内向型の記事もいっぱい書いています。が、私の講座を受講し、実際の私に会って、そのキャラと話し方を体験すると、どーも言いたくなるみたいです。「 いや、絶対、内向型じゃないですよね? 」って。ま、そのインパクトある見た目と、流暢な関西弁がそう言わせることも理解します。が、
これも、想像力の欠如です。
で、せっかくなので「 学び 」に昇華させていきましょう。言いたい人は「 言いたい理由がある 」んです。心理的な背景があります。言語化していきましょう。
「 内向型というのは、こうあるベッキー 」という、自分が信じたい概念が固定化されているんですよね。「 内向型というのは、人前で流暢に話せないベッキー 」みたいな。「 流暢に話されたら困る 」んです。「 自分の概念が否定されている 」から「 否定したくなる 」っていう心の反応です。心の反応に無意識に行動に移しています。ここに認知が起きない限り変わりません。なのでずっと続きます。
メタ認知できる人は、無意識に否定しちゃうそこに、心の個性(自分が信じているベッキー)があるので、言語化してみてください。
いずれにしても、内向型も外向型にも正解はありません。0か1か?白か黒か?じゃありません。全員が内向型要素も外向型要素もあります。比率が異なるだけ、グラデーションです。できれば、これらの価値観を共有していけるといいですね。
※ちなみに「 嫌いな食べ物は、いくら 」なら「 へぇ、いくらが嫌いなんやぁ 」が、正解です。「 私が嫌いなのは、チーズやねん 」は不正解です。「 納豆が嫌い 」なら「 納豆が嫌いなんやぁ 」が正解です。「 関西人って納豆嫌いな人多いやんな? 」は不正解です。
「 いくらが嫌いになったキッカケってあったんですか? 」が、分かっている人です。「 納豆の臭いがダメですか? 」が、分かっている人です。
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