Kindle出版自体(印税)は儲かりません。その理由とKindle出版「 ビジネスで 」の儲け方を後半に書きました。「 Kindle出版をしたいから、高額コンサルに依頼しようと思っている 」という方は、その決断をいったん先送りしてください😁
そんな儲からないKindle出版自体(印税)に向いている人は、こんな人です
✅️文章が書ける(好き嫌いは関係なく)
✅️承認欲求高い
✅️自分好き(キレイゴトを発信するの平気)
✅️自己開示できちゃう
✅️自分の生きた証残したい欲求ある
✅️40代50代で、人生が有限であることを悟ってきた(現実味を帯びてきた)
昨日、前職の同僚からLINEが届きました
・前職の上司(部長)が入院しているからお見舞いに行かないか?
・大病で病状は悪い
・回復の見込みなし(もう長くないだろう)
人は生まれてきたら必ず死にます。誰一人このゴールデンルールから逃れることはできません。私たち人間は、時間軸(過去、現在、未来)を理性で理解できる唯一の動物です。が、日々自分は死ぬと理解していません。自分の命が有限であることをマジで本気で自分事で理解するのは、40歳を越えてからです。しかも少しづつです。物理的に身体の機能や健康が損なわれてゆくことを体感することで、自分と対話をし始めるのが40歳を越えてから、です。死ぬことは先送りできません。必ず平等にやってきます。ので、今、2025年の今、やっておけることはやっておいても良いんです。はい、やっても良いんです。先送りにしなくても良いんです。やっておいて後悔することって結構ないかもしれません。
で、結局、私は、元上司の見舞いに行きません。死というのは平等に訪れます。ので、今、会う人会う人に、同じように接し続けることが最良のことだと考えています。「 死が分かったから会いに行く 」というのは、私の中では特に感情が動くイベントではありません。子どもたちと会えるのも残り何回かは分かりません。だから、今、やっておいても良い、ってのが常に最良の思考なんでしょうね。
✅️と、考えられる人は、Kindle出版に向いています😁
Kindle出版(印税)で儲かる!の嘘
SNSで流れてくる「 Kindle出版で儲ける! 」的な広告は全て嘘です。と、認識して問題ありません。あ、もちろん、中には売れている本もあるでしょう。世の中、どんなことであっても例外は存在します。例外を取り上げて「 儲かっている人もいる! 」という主張は、いわゆる、なんら再現性のない不誠実な主張です。そんな人とは、何一つ会話できないので相手にしないでおきましょう。
さて、正しく解説します。
いわゆる「 本の売上(印税) 」で儲かることはありません。それこそ「 めちゃ売れないと 」儲かりません。分かりやすく、いわゆる一般の本屋さんに並ぶ本で「 ベストセラー 」の印税を計算してみましょう。
本を読む人が激減している時代に10万部売れるってのは奇跡的なことです。運良くベストセラー的に売れたとして、つまり日本で一番儲かったとしても1,200万円です。プロスポーツの日本一は億円単位です。世界一になると何十億円単位です。日本一で1,200万円ですからね…。で、毎年毎年「 数万冊の本が出版される 」と言われています。つまり、99.999%がが「 売れていない 」んです。
ちなみに、出版社がほっと胸を撫で下ろすのが「 5千部 」と言われています。
もちろん、世の中に登場する書籍のほとんどが5千部も売れません。売れなければ出版社も儲かりません。というか売れ残りの在庫リスクもあります。ギャンブルなわけです。ので、実績がある著者に依頼が偏るというビジネスモデルになるのは理解できることです。
で、Kindle出版は、この印税の仕組みが異なります。詳細は、自身で調べてください。
異なるとはいえ、結局❶Amazonの取り分❷自分(著者)の取り分の構造は同じです。Kindle書籍は自分で出版するとはいえ、Amazonのプラットフォームを利用するわけだから、もちろん❶Amazonの取り分が発生します。
で、Kindle書籍でよく「 99円 」「 299円 」って見ますよね?販売価格を安くすれれば、売りやすいかもしれません。が❷自分(著者)の取り分も少なくなります。99円の販売価格で❷自分(著者)の取り分が35円だとします。
分かりやすく「 5,000冊売れた(ダウンロードされた) 」として、175,000円です。あ、ちなみに、5,000部売れることは絶対ありません。100%ありません。安心してください。周りにKindle出版した知人に聞いて下さい。売れてて数十冊です。最初の数冊だけ売れた、という場合がほとんどでしょう。
(注)Kindleの仕組みを正しく表現しているわけではありません、簡略化して説明しています
あと、Kindle著者でやたら多いのが「 5部門で1位! 」という肩書きホルダーです。ためにし、知人のプロフィールをこっそり覗いてみてください。仕組みを知らない人は「 そんなにいっぱいの部門で1位を取っているなんて、すごい! 」と思うわけです。
これにも当然、著者側の裏技があります。※合法です😁
・知り合いに一定期間(指定する)に集中して買ってもらう
・マイナーな部門に登録する(コミュニケーション部門ではなく、本書の内容と関係ない俳句部門に登録する、みたいな感じ)
・99円で売る
考えれば分かります。1,000円より99円の方が、瞬間的に買われやすい(ポチられやすい)ですからね。それに「 新刊が出るから購入お願い!99円です! 」って、お願いしやすいわけです。で、瞬間風速で「 マイナーな部門の1位 」を作り上げるわけです。「 月間ベストセラー 」ではありません。「 マイナー部門の瞬間1位 」です。を肩書きとして「 5部門で1位! 」と書いているんですね。で、誰も「 どんな部門で? 」「 どの期間で? 」なんか調べませんからね。
私は、一度も99円で販売したことはありません。一生懸命書いているのに99円って!!!私はKindle著者である前に、読者でもあります。読者としての経験上「 99円のKindle書籍は読む価値がない 」というのが結論です(全てのことに例外はある)。ので、肩書きを作るための99円戦略はやりません。それに、99円の本を嬉々として買う人は、私の顧客になって欲しくありません。
あ、話が逸れましたが、言いたいのは「 本の売上(印税) 」で儲かることはありません!し、それに期待してKindle出版をしようと高額塾(コンサル)にお金を払うのは、ちょっと待って!です。
Kindle出版で30万円儲かった!50万円儲かるよ!の構造
✅️Kindle出版→顧客リスト化→高額商品(自分のサービス)の販売
✅️Kindle出版→講演の依頼(セミナー、企業研修)
SNSで流れてくる「 Kindle出版で儲かった 」系は、全部これです。Kindle出版をきっかけに「 高単価商品が売れた(あなたの高単価商品を受注しましょう) 」です。ので、嘘の広告を流しているわけではありません。が、実態を知らない人は「 Kindle書籍で儲かる(印税) 」と勘違いしてしまうわけです。※勘違いさせる程度のコピーライティングにしている
その意味でいうと、私も「 30万円儲かった! 」と言っても問題ないでしょう。
実際に
✅️Kindle書籍を読んで→オンライン講座申込み→個別コンサル申込み
間接的にも
✅️Kindle書籍が肩書きとして機能して「 取材 」「 研修 」に繋がった
ってことがありますからね。
ので「 印税で儲かった! 」と「 Kindle書籍をきっかけに儲かった! 」という2つの文脈を明らかに意図して分かりづらくしているよ、ってのは知っておいてください。
で、さらに
✅️Kindle出版コンサルとして儲かった!
が、もうワンランク上のビジネススキームです。Kindle出版をしたい人に対して出版をサポートする側に回るわけです。SNSで広告を流している人は、ここの人たちです。
私のオンラインで販売しているサポート商品は、こんな感じです。30万円とか50万円の出版コンサルと比べて、超~良心的です😁
p.s. 46万文字!の分かって欲しい!
約2年間で10冊のKindle出版を実現しました。10冊の文字数総計が46万文字です。いやぁ~よう書きました。バッサリ捨てた文章もあるから60万文字くらいは書いたやろな…。一冊単位で見ると読みやすいページ数です。(100~150ページ)全部並べると相当厚みのある書籍です。辞書3冊くらいですね。いやぁ、よう頑張ったね、自分!
私の書籍を読んで欲しいのは「 自ら考える能力 」「 課題認識を起こす能力 」を身につけたい人です。頭の使い方を変えることで自分の人生を変えたい人です。同じ景色を見ている人とは異なる視点・論点に気づける人になりたい人です。あなたを頼ってくれる人を根本から解放してあげられる人になりたい人です。
10冊全てテーマは異なります。が、10冊全てメタ認知力を鍛える本です。Kindle著者同士で語り合える日を楽しみにしています!
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