♪アウトプットを意識したインプットをせよ!の罠に誰も気づかない理由

2311 成長が加速するアウトプットの大正解とは?

@Gorilla Meta Voice (ゴリラ・メタ・ヴォイスで、メタヴォ!)
メタヴォで思考のメタボに気づこう!
※1.5倍速がオススメ
(注)ブログ記事+メタ認知で成長速度アップ!
1.記事を先に読む 
2.音声で思考のメタボに気づく 
の順番がオススメ

アウトプットを続けた人だけが陥る病名、その名も「 アウトプットイップス(造語) 」

病気を正しく特定できないと、正しい治療は施せません、の法則(課題解決の法則)

✅ インプットしたら、すぐアウトプットしよう
✅ アウトプットを意識したインプットが大事

真面目でかつ、学び続けている人にとっては、
もう経典、もうお経、もう耳に蛸🐙でしょう。

「 アウトプットを意識したインプット 」

実際には、アウトプットを続けられる人は1%とかそんな程度です。

SNSやブログ、YouTubeなど、個人が自由にアウトプットできる時代です。
が、これがなかなか続きません。
逆に言うと「 続けられていること 」が、自分の才能、と言えますね。
あなたが苦もなく続けていることが、あなたの個性や才能だ、ってことです。

で、です。

このアウトプットを続けた人だけが、この権利を獲得します。「 イップス 」です。
3ヶ月とか6ヶ月書き続けた人に発症しやすい症状です。

アウトプトイップス(@ゴリラの造語)

イップス、要は「 書けなくなっちゃう 」んです。気持ちは書きたいんです。なぜなら「 アウトプットするからこそ、インプットの意味がある! 」と、この構図で頑張ってきましたからね。で、アウトプットすることが自分の思考を整理し、知識を定着させ、しいては自分の成長に繋がっている実感も得てきました。

だからこそ…

手段の目的化に気づかなくなってしまう

誰しも最初は、インプットすることが目的化します。「 本を読んで満足 」「 セミナーを受講して満足 」です。典型的な「 手段の目的化 」です。ので、それを回避するために「 アウトプットしよう 」という魅力的な治療法に心が惹かれます。魅力的なんですが、アウトプットを続けられる人は、ごくわずかなんですけどね…。ので、多くの人は「 アウトプットイップス 」の症状を体験することがありません。

私、気づいてしまったんです、ある時。
何度目かのアウトプットを続けていたとき、ふいに、降臨したんです。
それが

「 アウトプットも手段やん… 」です。

はい。です。マジ普通で、超本当のことに気づけたんです。

「 アウトプットすることが目的化 」していたんですね。でも、本人は「 3ヶ月、6ヶ月続けているから 」気づけません。「 手段の目的化症候群 」の罠に陥っていることに気づけません。で、同時期に「 アウトプットイップス 」の症状が併発します。「 なんか、書かれへん… 」って。でも、継続することが大事だから、とにもかくにも書き続けます。で、こんな風にさえ思っています( これ、書き続けて、意味あるんか? )。

書き続けた経験がある人にとって、共感の嵐、だと思います。
私は、20年近く、いろいろと書き続けてきました。ので、思い当たる節しかありません。

Stage1. インプット  ←手段の目的化
Stage2. アウトプット ←手段の目的化

そう、インプット「 も 」アウトプット「 も 」手段なんです。こんな単純で本質的なことを、誰も気づいていません。ので、誰も教えてくれません。だから、この罠に気づけないんです。アウトプットは「 手段の手段 」です。手段の目的化の二重構造になっていたわけですね!

アウトプットの定義を書き換える

あるとき「 あ、アウトプットも手段やん… 」と、気づいてしまいました。なんか、それまでモヤモヤ違和感を感じていたことが、一気に晴れました。脳内がスッキリしました。

で、です。そこで、私が行った治療が「 アウトプットの定義を書き換える 」です。

それまでは「 インプットしたものを、アウトプットすることで、思考の整理と知識の定着になる 」的な定義でした。これを「 誰かに喜んでもらうこと 」に書き換えたんです。

 アウトプット = 誰かに喜んでもらうこと

私の場合は、情報をインプットしたら、翌日に会うクライアント(経営者)の課題に合わせて提案する、という具合です。決して「 この本良かったですよ! 」という、紹介ではありません。「 相手に喜んでもらう状態に情報を編集する(相手が行動できる再現性レベルが目標) 」ことが前提です。本の紹介であれば、ブログやSNSで発信していれば良いですからね。

この様に「 アウトプットの定義を、自分以外の他者への関与 」に書き換えたことで、インプット時の質が、さらに良質化される感覚になりました。そうなると、不思議なことに「 アウトプットイップス 」も解消されるんです。

❶ インプット
❷ 誰かに喜んでもらう状態でアウトプット(行動) ←ここ
❸ ❷の行動と相手の反応をブログにアウトプット  ←ここ

これで「 手段の目的化の二重構造 」「 アウトプットイップス 」の両方の治療が完了です。さらに、誰かに喜んでもらうことで「 脳が 」喜びます。つまり「 アウトプットすることが快楽 」であり「 インプとすることが快楽 」と、脳が教育されていくわけです。なんとなく伝わっていますでしょうか?

ビジネスシーンを席巻するウイルスは、いつもどこでも「 手段の目的化 」です。そしてそのウイルスを撃退するには「 Wat for ? 」筋を鍛えることです。

私は、前職時代「 優秀社員賞 」を受賞しました。1,000人のコンサル仲間が選ぶ「 読みたいコラム 」で、社員投票1位を獲得し、表彰されました。何を書いていたか?が、まさに、このことです。アウトプットのためのアウトプットではなく、❷ 誰かに喜んでもらう状態でアウトプット(行動)したことを❸ ❷の行動内容と相手の反応を「 社内コラム 」にアウトプットし続けました。確か5年とか6年とか、ずっと毎日です(平日)。その内容が、読み手(同僚のコンサルタント)にとっても有意義で役に立つ内容だったわけですね。

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