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私はセールスが苦手です。いわゆる昔ながらのゴリゴリの営業が苦手です。新規訪問販売なんてやりたくありません。そんな私でも、経営コンサルティング会社(船井総合研究所)で、コンサルティングという無形サービスを16年間売り続けてきました。前半の数年間は、全然売れませんでした。ので、ほとんど「 上司の仕事 」を頂いていました。が「 自分に合うセールスマインド 」を確立した後半の数年間は、自分でも売れる様になっていきました。
昨日の相談者は「 初対面の相手に対して、どうやって次のサービス(バックエンド)を売れば良いのか分からない 」というお悩みでした。
彼女の売っているサービスは「 メイク 」と「 カラー診断 」を使った印象コンサルティングです。長身コンプレックスを抱え、1mmでも身長が低くなって欲しいと本気で願って「 わざと猫背生活 」をしていた青春時代…。そんな暗く辛い日々を過ごしていた彼女の人生を変えたのが「 メイク 」との出会いです。
「 売らなきゃいけないと分かっているけど、どう売ったら良いか分からない 」と、そんな真面目な彼女に、私の「 教えたいお節介スイッチ 」がONになってしまうのでした…。
「 セールスが苦手 」という言葉に誤解を持っていると、いつまでも売れません。で、会社員でノルマとか予算とか無いフリーランスの立場であれば「 売りたい人に売る 」ってマインドが、至極大切です。ま、会社員でも「 売りたい人に売る 」ってのが、大切であることには変わりません。と、昨日の相談者へお節介教室を開催していて思っていたのが、次の2点です。
(1)そもそも売っていない
(2)自分に合わない売り方をしている
(1)そもそも売っていない
仮に、目の前に「 買っても良いかな… 」と思っている方がいます。「 どうしようかな… 」と迷われている方がいます。そのときに「 どーぞ 」と言わなければ、購入されません。売らなければ買ってもらえません。コンサルやコーチという無形のサービスは、売らないと買ってもらえないんです。世の中にはコンサルやコーチが溢れかえっています。お客様も、世の中にある全てのサービスを知っているわけではありません。ので、目の前のお客様にとって、自分のコンサルサービスが本当に良いと思うのであれば「 これ、良いですよ 」とオススメしましょう。売らないと買ってもらえません。
セールスが苦手という言葉を隠れ蓑にしているだけで、深層心理は「 自分のサービスが相手の役に立つと確信していない 」んです。であれば、相手の役に立つと確信を持てる人に売ってみましょう。そこからです。
(2)自分に合わない売り方をしている
目の前のお客様には、自分のコンサル、コーチは不要だなと思ったら、売らなくて良いんです。ってか売れません。
この人は苦手だな、今後付き合いたくないな、と思ったら売らなくて良いんです。コンサルやコーチは、相手との相性も大事です。苦手だなと感じたなら、売らなくて良いんです。
セールスが苦手な理由は、自分に合わない顧客にも売っているからです。表現を変えると「 全員に売らなきゃ 」と思っているんです。全員に売る必要はありません。
自分に合わない顧客、苦手な顧客と付き合っていると、売るのが嫌になっていきます。自分に合う売り方の前に、売る相手を選びましょう。
p.s.
先週、家族旅行で三重県に行ってきました。私、元妻、長男の3人で…。長女は「 行かない 」ということで、義母の家に…。お年頃ということではなく、一人が好き、外出が嫌い、という理由です。4人揃っての家族旅行は、昨年の沖縄が最後になるでしょう。その沖縄も、実は行きたくなかったって😭 行きたい人だけに売りましょう。そもそも彼女は、数年前から、生まれてきたことに対してのコンプレックスを持っているというんですよね…。さてさて。はてさて。
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