※1.5倍速がオススメ
強過ぎてダウン経験が無い井上尚弥さんは「 ダウンの練習 」をしてるって、以前、TV番組で答えておられました。し、昨日のリング上での勝利インタビューでも「 ダウンのイメトレの効果が出せました 」っておっしゃってました。
「 脳の仕組み 」からすると、めちゃ正しいんですよね、これ
あ、、、真面目な話の前に
ハラハラしたわ、1ラウンドのダウン^^;!あのマイク・タイソンが負けた試合も生中継で観てたんよなー。衝撃的やったなぁ(でも、あれ、本当はマイク・タイソンのKO勝ちやねんで!)
で、結局、井上尚弥さんの圧勝劇🥊!倒し方もそうやけど、余裕でしたね。結局、2ラウンドでダウンを取り返して以降「 実力差を理解しちゃった 」んでしょうね。もう、完全にエンタメを意識した戦い方にモードが変わってました。世界戦でも頭2個とか3個、実力が抜けてしまってます。中学生相手に腕相撲するくらいの感覚なんやろなぁ…。
※階級を上げ続けているからダウン確率も上がっているでしょうね。それに、井上選手を倒しにくる戦い方をする選手が少なかったこともあるけどね(倒されないように守り重視の戦い方をする対戦相手がほとんど)
あ、で。
「 脳の仕組み 」からすると、めちゃ正しいんですよね「 ダウンされたときのイメトレ 」って
それを本番で実践できちゃうメンタルがモンスターなんですけどね😁
脳内リハーサル❶|お客様を座らせるから意味がある
プレゼンとかスピーチ、一言一句「 台本(セリフ) 」を用意して練習する人もいます。これはこれで素晴らしい準備です。その上で、さらに大事なのは
「 脳内リハーサル 」です
私の場合、声を出した練習はしません。全て、脳内リハーサルです。実際のパワポ(講座資料)のページをめくりながら「 お客様の反応をリハーサル 」します。大事なので、大文字で書きます。
「 脳内リハーサル 」です。が、私の頭の中には「 お客様 」が存在します。「 これが 」大事です。ほとんどの人は「 自分が話す練習だけ 」します。「 この構造が 」よろしくありません。
これまでも何度も書いています。プレゼンもスピーチも「 相手が 」います。相手がいないとすれば、それは「 独り言 」です。だから、練習でもリハーサルでも「 相手が 」いなければ、意味がありません。
伝わってる?
脳内リハーサルであれば、自由に相手を座らせることができます。できる限り「 当日の状況に近づけて 」脳内リハーサルを行うことがオススメです。プレゼンであれば、会議室の大きさ、スクリーンの大きさ、席の並び方、参加者との距離感、参加者の着席位置etc を脳内で具体的に妄想します。で、その妄想会議室に自分が立って「 お客様の反応を確かめながら 」実際のパワポを使いながらリハーサルします。
あ、もちろんですが、お客様は動いてくれません😁お客様の反応は予測(妄想)です。具体的にイメージできるようになると、お客様が反応してくれる様になっていきます。これが、まさに、あなたの「 話術 」を鍛えます。自分の話し方の練習を100回するよりも、あなたの話術を100倍向上させます。精度が上がれば8割程度、事前のリハーサル通りのタイミングで、リハーサル通りのリアクション(うなずき、笑い、疑問、驚嘆etc)が起きます。し、リハーサル通りの反応が起きなくても、それが次の反省材料になります。
脳内リハーサル❷|最悪の事態「 も 」リハで済ませておく
で、これが、プロの技です。
「 あえて 」「 わざわざ 」ダメなパターン、最悪のパターンも脳内リハーサルしておきます。井上尚弥さんでいう「 ダウンしたときの練習 」です。
例えば、私が経営者相手にプレゼンをする場合だと
・当日、経営者が突然不参加になった場合の「 断り方 」「 延期の打診方法 」
・相手の地雷を踏んで最悪の雰囲気になった場合の「 対応パターン 」
・提案内容に対してのあらゆる角度からのツッコミ、粗探しの「 切り返し 」
などなど、です。
これを「 事前に 」脳内で体験しておくことで、実際にその場面になったとき「 想定以上に 」冷静な自分を発見できます。冷静な自分を発見できれば、もう、大丈夫です。パニックというのは、文字通り「 自分を見失うこと 」ですからね。※実際、超冷静なときは、幽体離脱して( あ、マジで想定通り、最悪のシーンやな、これ )と、会議室全体を俯瞰で見ている自分がいます。そーなると、想定通り過ぎて笑えてきます
特に、大事なプレゼンや、もしくは披露宴のスピーチという一発勝負の場面、ぜひ「 最悪の事態 」もリハーサルしておいてください。それだけで、事前の不安が、グググっと下がります。脳って、リアルと想像の区別がつかないって性能があります。これを上手に活かす方法です。メンタルがモンスターになると、だいたいの場面で冷静でいられますね。
p.s.
記者会見、どーしてもインタビュアーの「 質問 」が気になります。❶記者が聞きたいこと❷視聴者が聞きたいだろうこと、を質問するが普通なんでしょうね。が、やっぱ❸井上尚弥さんが話したいだろうこと、を質問してあげられる人が、一流の記者なんかなぁと思ってしまいます。これも、イメトレと実践の繰り返して精度が良くなる気がするなぁ…。
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