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さて、今回の相談者は、自分専用HPを制作中という方です。現在、Webデザイナーに相談しながら進めているけど、頭の中がごちゃごちゃしてきたので整理して欲しいという相談です。
ってことで、こういった場合のクリティカルなロジカル質問は
です。ここさえ言語化できれば、相談者の「 ごちゃごちゃしてきた頭の中 」は、スッキリ整理されます。
多くの相談者は「 手段 」に悩んでいます。今回のHPでいうと
・HPの構成
・HPのデザイン
・HPのコピー
という手段です。残念ながら手段に正解はありません。大事なのは、What for ? です。目的があって手段です。で「 課題設定 」です。課題設定が間違っていると、どんな手段を駆使しても無意味です。
相談される側(コンサル、コーチ、リーダー)に必要なスキルは「 正しい課題を設定する力 」です。
ロジカル質問術を駆使すれば、課題は整理できちゃう?
HPを立ち上げるのは手段です。HPを立ち上げたいわけではありません。HPを立ち上げることによって解決したい悩みがあります。←この質問を自分の頭の中でグルグル回せるようになることが超~大事。この思考を経ないと、超薄っぺらいアドバイスになります。詳細は心を掴むコンサル思考術に言語化してあります。
逆に言うと、HPができた後に何も状況が変わっていなければそのHPは不要です。変わらないイメージがあるとすれば、今制作中のHPの方向性は間違っていると判断できます。
あ、もちろん、正しかろうHPが制作できたからとて、一瞬で変わるわけではありません。半年後や1年後の「 Before→After 」で、何がどー変わっていたら良いのか?を言語化することです。
これが「 言語化できれば 」
で、頭の中がスッキリ整理されます。
Q:「 自分が 」何を掲載したいか?ではなく
Q:「 その検索キーワードでHPを訪れた人にとっての 」結論ファーストは、何?
Q:つまり「 HP訪問者が 」最も解消したいことは何?
Q:トップページに何がデザインされていれば、最短最速で解決する?
トップページってのは、一番上のスクロールせずに見えているその画面、です。「 そこに 」回答があるかどうか?「 そこに 」求めているボタンが埋め込まれているかどうか?です。逆に言うと、HP訪問者がスクロールして自分で探さなければ辿り着けないとすれば「 途中で離脱する 」わけです。
で、現在制作中というHPのデザインをこの視点で点検すると…
だめー
あかーん
結局、生成AIと壁打ちしたとしても「 そもそもの質問 」が間違っていれば、ずーっと間違った壁打ちが続きます。で、そのほとんどは「 手段 」の壁打ちになっています。質問が大事です。
頭がごちゃごちゃしたなと思ったら「 Q:この状況を整理するためのクリエイティブな質問を3つ考えてください 」なんて質問の創作(プロンプト)をお願いすれば良いかもしれません。回答(A)というのは質問(Q)の質に比例します。Q&Aの法則です。アホな質問にはアホな回答がやってきます、の法則です!
p.s.
高校の同窓会の案内が来た。今年50歳なので集まりましょうって…。企画してくれている人に感謝しつつハガキは無かったことにしましょう。そもそも、私、ここ何十年、同級生と誰一人とも会っていないから恐怖しかありません…。
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