Kindle書籍無料公開❷|内向型コンサルの仕事力|プレゼンの超技術

@ゴリラ|CPO

Kindle書籍を第2弾「 プレゼンの極意 」。内向型のあなたのプレゼンは、これで激変します😁 私の経験、実績、知識、情熱、全部詰め込みました。自身も超~納得の超~お得な書籍に仕上がりました!

目次

2023年5月|第2作「 内向型コンサルタントの個性で選ばれるプレゼン術  」

はじめに~第一章を無料公開します(※自著の他の本も公開中)。

✅ガツガツ売るのが苦手なコンサル、営業、ビジネスパーソン
✅シャイで根暗な私でも、プレゼンを上手になりたい
✅とにかく新規受注や商談のとき、どーすれば良いか分からない!

自身が内向型でシャイ、売るプレゼンが苦手だった元会社員コンサルタントの著者。が、16年間在籍中に、のべ5億円以上の売上を計上してきた、自ら実践し後輩にも指導してきた「 プレゼンの極意 」を、全部詰め込みました。私と同じ内向型の人は、きっと「 救われ 」ます。気持ちがふとゆるむ時間をお約束します。

2023年5月|第2作「 内向型コンサルタントの個性で選ばれるプレゼン術  」
※のプロローグ~第一章を無料公開中!

Kindle書籍無料公開❷|内向型コンサルの仕事力|プレゼンの超技術

プロローグ

このKindle書籍では、スキルではなく「 考え方 」について書いていきます。
テーマは「 プレゼン 」です。

◆売るプレゼンが、苦手

ウケる、けど、受注できない…。

同僚のコンサルの誰よりもウケるんです。企業研修は大爆笑!セミナーではいつも高評価!同僚のコンサルからも「 話し方を教えて欲しい 」と相談されます。クライアントから「 披露宴のスピーチ原稿を書いて欲しい 」と相談されます。めちゃウケます。が、受注できません。同僚のコンサルは、私より話が下手です。ウケてもないんです。が、受注しています。

30歳で経営コンサルタント会社(一部上場|プライム)に転職して、ずいぶん長い間、私は「 ウケるけど、受注できない 」というサイクルを繰り返していました。稼いでいる上司や役員クラスの話し方を研究し、ますます「 ウケる話術 」に磨きをかけました。

でも…

ウケることは増えても、受注数が増えることはありませんでした。

2022年まで、16年間働くことになる経営コンサルタント会社を、46歳で辞めました。その間、個人の売上で5億円以上の実績を残せました。10年以上、全社平均の2倍の売上を続けることができました。受注できるようになったのです。

私のやり方で、新入社員も結果を残せるようになっていました。私の、というのは「 内向型の私の 」です。

受注できなかった頃の私は「 ウケているから大丈夫 」と思っていたのと同時に、こんなことを考えていました。

✅こんな高額商品を提案して良いんかなぁ…
✅こんな提案に興味あるんかなぁ…
✅多分、断られるやろなぁ…
✅あぁ、説得するの嫌やなぁ…

プレゼンに苦手意識がある方は、共感できるかも知れません。特に、内向型のあなたであれば思い当たるでしょう。人に喜ばれることに喜びを感じる内向型は「 ウケること 」に喜びを感じます。ので、受注することに対して、強い興味を持てません。「 仕事だから 」という理由を一生懸命「 自分に言い聞かせて 」責務を果たそうとしている、そんなイメージです。

一方で、売るプレゼンに苦手意識がない人って、こんな風に考えています。

✅買った方が得ですよ

私は、学生時代から話すことは得意でした。社会人になって、最初の仕事は、印刷会社の営業マンです。30歳で転職したのが上述した、経営コンサルタント会社です。共に「 売るプレゼン 」が必要な仕事でした。話すことは得意でしたが、売ることは、どーも苦手でした。
※深層心理は、断られるのが恥ずかしく、傷つくのが嫌だから、だと思います

ので「 相手から仕事をお願いされること 」を夢見て学びを続けていました。ダイレクトレスポンスマーケティング、プル型営業など、流行し続ける手法は、だいたい学び続けてきました。が、自分の都合の良い部分だけ真似する程度なので「 相手から仕事をお願いされる 」状況になるわけがありません。ので、結局、自分でプレゼンをし続けてきました。当然です笑。

今は、当時の、苦手意識は、ありません。
それどころか、こんな風に思っています。

✅私から買った方が得ですよ

それどころか「 私に出会えたことが、既にラッキーです! 」とさえ思っています笑。

「 ウケるけど、受注できない 」を繰り返していた@ゴリラに、一体、何が起きたのでしょう!?

魔法のトークをマスターした!山籠りして精神修行した!なんて、おとぎ話も、昭和ど根性物語もありません。

考え方

私が変わったのは、考え方です。プレゼンで大事なのはスキルではなく、考え方だったんだ、という気づきです。拍子抜けですよね。得てして、世の中の「 本物 」って、だいたいが拍子抜けするくらいシンプルだったりします。

初めまして、@ゴリラです。
現在、オンライン講師をしています。詳しい自己紹介は「 エピローグ 」に譲ります。※47年間ずーっと関西人です。なので、文章も関西弁まじりです。
※読書リズムを優先するため、正しい日本語や文章表現を重視していません。予めご了承ください!

では、続けます。
私の考え方がどう変わったか?をBefore → Afterで表現します。

【B】買ってもらわなきゃ!
→【A】相手が欲しいタイミングで買われる

【B】説得しなきゃ!
→【A】相手が理解したいタイミングで理解する

【B】売らなきゃ!
→【A】相手が自分で課題を認識する手伝いをする

どうでしょう?多分、良く分からないですよね。
意味を考えながら、再度、Before → Afterを読み返してください。概念過ぎて、それでも理解できないかも知れません笑。

考え方、です。

Afterで「 売ろう 」という意識は、超希薄です。が「 私から買った方が得! 」と思っています。「 他の人から学ぶなら、私から学んだ方が絶対良い! 」と思っています。「 私の価値観に共感してもらえない人は、買わないでください。 」と、強く願っています。 

私のプレゼンスキルは、変わっていません。
変わったのは「 考え方 」です。

売るプレゼンが苦手だった私は、考え方が変わったことで、経営コンサルタント会社の個人売上で5億円以上の実績を残せました。10年以上、全社平均の2倍の売上を続けることができました。

このKindle書籍では、そんな実績を残せるようになった私の「 考え方 」について書いていきます。
テーマは「 プレゼン 」です。

特に、私の様に「 売るプレゼン 」が苦手な内向型のあなたに向けて書いていきます。また、売るプレゼンに限らず、プレゼンに苦手意識があるあなたにも、間違いなく役に立ちます。あなたの人生を変える「 考え方 」を書いていきます。変わってしまっている未来の自分を妄想しながら読み進めてください!

◆自分にも相手にもやさしいプレゼン

私に困り事があるのと同様、相手にも困り事があります。が、同じ困り事でも「 必要とするタイミング 」が異なります。今や誰もが持っているスマホでも、発売直後に替えた人もいれば、5年後に替えた人もいます。人には「 タイミング 」があります。

この本も、たまたまあなたが「 内向型 」「 プレゼン 」に興味を持っていたタイミングで出会った、ということです。それまでも、内向型やプレゼンに関する書籍は既にあったわけですからね。

だから「 売ろう 」ではなく「 相手のタイミングで、自分を思い出してもらえるようになろう 」と考え方が変わりました。相手が困ったタイミングで「 あ、プレゼンと言えば@ゴリラに相談してみよう 」と思い出してもらえれば、良いわけです。この「 相手のタイミング 」が、内向型のキーワードです

一方、外向型の一流プレゼンターは「 相手の買うタイミングを変えるプレゼン力 」を持っています。

「 今、買わないとこの価格は二度と提案できません! 」
「 この場で決めてもらわないと、次の予約者に優先案内させていただきます! 」
「 絶対、損をさせません。みんな成功しているから大丈夫です! 」

相手が「 今はまだ良いかなぁ… 」と思っているタイミングを、そのプレゼン力で「 前倒し 」してしまいます。

あなたはできますか?したいですか?私はできます。が、したくありません。変な汗、いーっぱいかいて、プレゼンが終わったら、ぐーったりしてしまいます。それに、何か「 後ろめたさ 」が、ずっと拭いきれません。

そうなんです。
私が苦手意識を持っていた売るプレゼンは「 外向型のプレゼンスタイル 」だったんです。当時、自分が内向型と気づけていない隠れ内向型時代です。気づけていないから、ずっと「 外向型のプレゼンスタイル 」を模倣し、実践していました。そりゃ、苦しんでも仕方ありません。

もっと早く気づければ、楽やったやろなぁ…と今は思います。が、そんな経験をしたことで、私は、今、明確に言語化できるようになりました。内向型のあなたに合うプレゼンスタイルです。それは、

 ✅ 自分にも相手にもやさしいプレゼン

です。
自分がやりたくない、と思っているプレゼンは「 自分に 」やさしくありません。相手がされたくない、と思っているプレゼンは「 相手に 」やさしくありません。

相手を説得するプレゼン、煽るプレゼン、即決即断を迫るプレゼンは、内向型には向いていません。良いとか悪いではありません。向き不向きです。しかも、一番自分がされて嫌なプレゼンです、よね?だから、自分がそのプレゼンをすることができないんです。不向きなことにチャレンジするその姿勢は尊いです。が、それが、辛いのであれば、自分にやさしいとは言えません。

「 自分が我慢すれば良い 」というのも、本当のやさしさとは言いません。「 いい人 」を装っているだけで、自己犠牲です。この様な、自分の本心を誤魔化したプレゼンをしていると、実は相手も「 受け取りづらい 」プレゼンになっています。「 だから 」買ってもらえません。受注できません。(人間は、僅かな違和感を敏感に察する能力がありますよね。)

 ✅ 自分にも相手にもやさしいプレゼン

スキルを磨けば、売るプレゼンも得意になると思っていました。が、スキルを磨いた先に、その世界はありませんでした。私に必要なスキルは「 やさしさ 」でした。それに気づけたときから、プレゼンは「 苦手なもの 」ではなくなっていました。

◆内向型は、プレゼンに向いている!

電話が苦手、自己紹介が苦手、交流会が苦手な私が確信していることがあります。

 内向型は、プレゼンに向いている。

これまで、経営者に4,000回以上のプレゼンを経験してきました。今でも私は、人と会うときは緊張します。人見知りです。100人の前で講演することは得意です。が、100人の交流会に参加するのは苦痛です。居心地が悪くソワソワします。できる限り参加しません。そんな私は、自身のプレゼン経験と数百人のプレゼンターを育成してきて確信しています。

 内向型は、プレゼンに向いている、と。

我々は、あらゆることに「 思い込み 」を持っています。内向型は人前で話すことに向いていない、というのも思い込みです。思い込みは、本人にとって普通のことなので気づくことはありません。私であれば「 売らんとアカン! 」「 説得しないとアカン! 」という、プレゼンに対しての思い込みです。

「 ゆるめる 」

本書では、プレゼンに対する思い込みを「 ゆるめる 」という視点からアプローチをしていきます。一度「 ゆるめる 」を体験すると、あらゆることをゆるめる体質に変わっていきます。気づけば、自分を含む周辺が、どんどん好転し始めます。自分にやさしく、相手にもやさしくなっています。

プレゼンは「 ゆるめる 」と、どんどん成功していきます。めちゃくちゃ相手に喜ばれます。そして、感謝されます。

私は、スキルを学び続けてきました。プレゼンスキル、話し方スキル、ロジカルトークスキルなどコミュニケーション系の本は、数百冊読んできました。落語から学ぶと良い!と聞けば、何百回も再生ボタンを押していました(MDプレーヤー時代、懐かしい笑)。

スティーブ・ジョブズ氏のプレゼン動画は100回以上観ています。TEDは50本くらい観たでしょう。最近では、近畿大学の卒業式スピーチ動画(西野亮廣さん、など著名人)、中田敦彦さんのYouTubeをよく観ています。

この

スキルを学べば、プレゼンが上手になる。

も「 思い込み 」のひとつです。スキルを学ばなくても、プレゼンの達人になれます。スキルは大事です。が、考え方がもっと大事です。

当然、内向型全員がプレゼンに向いているわけではありません。後ほど書きますが、克服しなければならない条件もあります。が、それ以上に、内向型には、

 ✅相手の感情変化に敏感
 ✅相手の気持ちに思いを馳せる感受性
 ✅他者の考えを尊重する傾聴力

という特性があります。
これらの特性が、

 ✅ 自分にも相手にもやさしいプレゼン

に向いています。外向型が、後天的に身につけようと思っても、難しい特性ばかりです。あなたが、内向型の特性を認知して、自分にも相手にもやさしいプレゼンを行えば、周りに喜ばれ感謝される一流プレゼンターになれる可能性があります!可能性しかありません!(きっぱり)

と、言われても、ピンとこないでしょう。し、信じられないかも知れませんね。

とここで、私の講座のリピーター(30代|主婦|パート|講師)の声を抜粋して紹介します。

↓↓↓

(以下、抜粋)
――――――――――――――――――――――

教えて下さることは小手先のスキルではなく、どれも本質的です。一生使える知識です。それを実践していくことでどんどん自分が成長していく、そして周りも良くなってくることが嬉しくて仕方ありません。

ゴリラさんのことをとても尊敬していますが、自分のことも尊敬できるようになりました。この年でも成長できるんだ、と自信もついてきました。

ゴリラ独り占め!したいところですが、この世界がもっとやさしい人で溢れてほしいから、私はこのゴリラさんを全力でおすすめします。

――――――――――――――――――――――

(抜粋、以上)

はい、正直に告白します。嬉しい声を厳選しました。いやぁ、伝わるって嬉しいですよね。しかも、自分が大事にしている価値観が伝わるって、承認欲求が満たされます。私、褒められるのが好きです。

◆自己犠牲な内向型さんを、ゆるめる

ただし、、、

内向型がプレゼン上手になるためには、克服しなければならない条件があります。それが「 心の癖 」です。

内向型は、その苦手意識から、つい「 へりくだった 」プレゼンをしてしまいます。よく耳にする言葉をいくつか紹介します。

✅この様なプレゼン機会をいただきありがとうございます
✅今回のご提案、実施するのは難しそうでしょうか?
✅この価格では、高いでしょうか?

ちなみに、上記の言葉は、プレゼンシーンに「 ふさわしく 」ありません。使わない方が良い言葉、という意味で紹介させていただきました。しかし、使っている本人は気づいていません。これが「 心の癖 」です。この心の癖を克服できれば、内向型であっても、多くの人から尊敬を集める、一流プレゼンターになれます。

とはいえ、心の癖なので、よほど意識しないと無意識にへりくだった言葉が口から出てしまいます。日常的に「 すみません 」が口癖になってしまっている人は、ほぼ該当者です。

ちなにみ、上記のへりくだった言葉の正解を書いておくと

「 言わない 」

が正解です。代替案もありません。それほど「 言う必要のない言葉 」です。未来のいつか、本書を読み返したときに納得するときがきます。きっと。

◆やさしい人が選ばれる時代がやってきた!

この本では、

内向型に適したプレゼンの

①考え方
②自分にも相手にもやさしいスタンス

を、一貫して提案し続けます。
これまで市場に流通しているプレゼンスキル本ではなく「 考え方本 」です。仮に、プレゼンスキルや話し方スキルを期待されている方は、その期待にお応えする本ではありません。(ここまで読んでいただいてありがとうございます。)

今回の内容を理解できたとしても、プレゼン上手にはなれません。さすがに、実践を通じてしか身につきません。ので、四苦八苦しながら実践してください。上手くいかなければ、やっぱりスキルに心が奪われます。それでOKです。あっち行ったりこっち行ったりしてください。最終的に、自分にも相手にもやさしいプレゼンにたどり着きます。内向型のあなたには、結局、たどり着きます。きっと。

第1章~ プレゼンは、会話

◆プレゼン思い込みあるある!

オンラインが進んだことで、プレゼンはずいぶん身近な存在になりました。身近になったことで、プレゼンの定義も、多様化し続けています。
 

ビジネスシーンの

✅経営者に対してサービスを売るプレゼン
✅ステージの上に立って新製品を発表する
✅社内で上司に対して企画案をプレゼン
✅オンライン会議での業績報告
✅社内でのキャリア面接

は、全て「 プレゼン 」だと言って良いでしょう。
他にも

✅セミナーや講演会など、人前でしゃべること
✅「 好きです。付き合ってください! 」という告白
✅「 今週、焼肉行かへん? 」という、食事に誘うこと

も、プレゼンです。
と、プレゼンの定義は様々です。
が「 プレゼン上手な人って、どんなイメージ? 」となると、

 ✅話し上手な人
 ✅分かりやすく説明できる人
 ✅ロジカルに話ができる人

と、昔も今も変わりません。それに、以前に比べて身近になったとは言え、まだまだプレゼンに対してのイメージは「 緊張感のある 」「 キチッとした 」「 張り詰めた重い空気 」と固定されたままです。あなたはどうでしょう?

これらも、全部「 思い込み 」です。
ゆるめていきましょう。

◆その独り言をやめて、会話しよう!

「 結論ファースト 」で話を進めていきます。内向型が、プレゼン上手になるには、プレゼンをこんな風に再定義してください。

プレゼンは、会話

もう一度

プレゼンは、会話

です。

「 どうしたら@ゴリラさんみたいに、上手にプレゼンできますか? 」

と質問されたら、私はいつも「 会話したら? 」と答えています。質問している相手は、もっと「 プロの必殺技 」が聞けると思っているので、だいたい「 会話? 」と拍子抜けの顔をしています。得てして、どんな世界でも、こういったシンプルなことが「 本当のこと 」だったりします。

※ただ、こういう本当のことは「 ウケが悪い 」のです。ので、表に出てくるのは「 ウケが良い 」スキルになっているというビジネスの構造だったりしますね。

内向型のあなたが「 プレゼンは、会話 」と脳内を上書き保存できたら、プレゼン上手へまっしぐらです。今は、まだ、ピンと来ないかも知れません。が、この書籍を読み終えた頃には、、、あ、読むだけでは無理です。実践し続けた方は、ピンとくるタイミングがやってきます。未来のどこかで突然に。

 プレゼンは、会話

上書き保存しないまま努力していても、プレゼン上手にはなれません。どれだけスキルを学んでも、プレゼン上手にはなれません!

映像が浮かびましたか?
まだ、納得いきませんか?

もう一度書きます。「 プレゼンは、会話 」です。頭の中を、上書き保存してください。「 話が上手 」「 流暢に話せる 」「 ロジカルに話ができる 」ことと、プレゼン上手であることは、関係ありません!(きっぱり!)

ほとんどの人は「 話術 」を磨きます。自分自身の話し方、ですね。分かります。学ぶ意欲、めちゃ大事です。

でも、気づいてください。あなたのその思いから「 すっぽりと 」抜け落ちていることがあります。ほとんどの人が、この罠に陥っていることに気づけていません。あなたから「 すっぽりと 」抜け落ちているのが

相手の存在

です。

◆矢印の向きを頭に描こう!

多くの人が思うプレゼンは、矢印の向きが一方通行(→)です。自分から相手に矢印(→)が向いています。私が思うプレゼンは、矢印は「 双方向(↔) 」です。相手にも自分にも向いています。

プレゼンって、常に「 相手 」がいます。相手がいるのに、一方通行のスキルしか考えていない人が、プレゼン上手になることはありません。相手がいるというのは、矢印が双方向(↔)です。この構造に気づけない人は、ずーっと

 「 独り言 」

です。ずっと。
だれか、教えてあげてください。あなたも独り言なんて聞かされても、嫌ですよね。

プレゼンは

「 私 ↔ 相手 」
「 依頼者 ↔ プレゼンター 」
「 講師 ↔ 聞き手 」

です、常に。だから、会話。

常に矢印は双方向です。「 1対100のセミナー 」でも同じです。双方向です。「 常に相手がいる 」んです。この構造を、マジで、本気で、ど真剣に理解できた人は、一瞬でプレゼン上手の道を歩み始めます。

あなたは、この場で「 おしゃべりモンスター(→) 」への憧れを捨ててください。新しく「 会話モンスター(↔) 」を目指しましょう!

◆プレゼン上手になりたいなら、会話上手を目指そう!

ちなみに「 おしゃべり好き 」で、プレゼン上手な人は、ほとんどいません。おしゃべり好きさんは、プレゼン上手から最も縁遠い人だと思っておいてください。矢印を考えれば、分かりますね。自慢話とか不幸話が多い人です。

逆に、会話上手な有名人でいうと、松本人志さんと千原ジュニアさんを思い浮かべてください。彼らは、一般的には、話し上手と認識されています。「 すべらない話 」というTV番組タイトルも、その認識を助長します。が、彼らから学ぶ意識で観察していると、ガラッと景色が変わります。彼らは「 話し相手を、じっくり観察している 」ことに気づくでしょう。一般的に話し上手と認識されている彼らは、誰よりも「 相手の話を聞く 」ことに集中しています。つまり矢印が双方向(↔)と分かっているプロフェッショナルです。

また、多くの人が苦手としているロジカルトークもプレゼン上手には、関係ありません。ロジカルを学びたい場合「 目的と手段 」「 事実と意見 」だけ使いこなせるようになればOKです。しかも、これは「 プレゼン本番前に準備できてしまうこと 」なので、チェックリストを用意しておけば、漏れる確率も下げられます。ので、トークスキルの問題ではありません。(実は、プレゼンで大事なのは、感情です。ロジカルよりも感情が大事です!別の章で解説します。)

《 @ミニゴリラ講座 》
話すという行為は「 行き当たりばったり 」です。頭に浮かんだことを口から音にしているに過ぎません。行き当たりばったりな行為を「 ロジカルに話す 」という文脈で使うこと自体が、ロジカルではありません笑。ライティングは「 書き直し 」ができます。ので、ロジカルな展開を構築できます。口から出た言葉は、戻し直しできません。ので、後付け後付けで言葉を紡いで「 ロジカルっぽく 」しゃべっているだけです。これも、思い込みですね。※言葉が短く、端的に話すとロジカルに聞こえるとか聞こえないとか…。

◆相手の声、聞いた?

プレゼンというのは「 事前に用意した資料を上手に説明すること 」という思い込みがあります。残念ながら、私も、そう思っていました。いかにして「 上手に説明できるか? 」「 いかに相手を説得するか? 」が、プレゼンだと思っていました。

プレゼンは、会話

このスタンスになり、私はコンサルティング会社で5億円以上の売上を計上できました。そのスタンスを、新入社員にも教えていました。スキルなんかどーでも良い「 会話しろ 」と。素直に聞き入れる力がある新入社員は、入社1年目から経営者に対して自らプレゼンをし、受注し続けていました。単発契約で30万円や、年間契約で500万円という難易度の高いコンサルティング契約を、です。プレゼンスキルなど、私に比べたら足元にも及びません。それでも「 プレゼンは、会話 」ということが分かれば、新入社員でも受注できるわけです。

本気で理解に務めて実践すれば、あなたもプレゼンの達人になっていきます。しかも「 えっ、こんな感じで? 」と拍子抜けするほどに、です。

プロローグで紹介した、リピーターの受講生(30代|主婦|パート|講師)に再び登場してもらいましょう。私の3回目の話を聞いた後のレビューです。たった3回目です。

―――――――――――――――――――――――

ゴリラさんのお陰で苦手だったプレゼンが楽しくて仕方ありません。伝わるという感覚が体感できて、幸せです。

―――――――――――――――――――――――

思い込みに気づくと、こんな感じになります。考え方です。「 えっ、プレゼンってそんな自然体で良いんですか? 」「 それなら、私もできそうです! 」「 プレゼンが楽しくて仕方ありません! 」「 受講生から、めちゃくちゃ称賛されました! 」に、変わります。自然と。

スキルを習得するには時間がかかります。が、考え方は、あっという間です。プレゼンに対しての思い込みをゆるめるだけです。

( 第1章 終わり )

2023年5月|第2作「 内向型コンサルタントの個性で選ばれるプレゼン術  」
続きは、Kindle書籍で!
私の経験と実績を詰め込みまいした。私自身すでに20回以上読んでいます。そんな私でも、未だに「 発見 」「 気づき 」があります。読者の中には「 10回以上読んだ 」と感想をいただいています。「 それでも 」自分が出来るようになるには、やはり日々の実践しかありません。とにかく、たくさんの気づきが生まれる本になっています。その気づきを実践しながら、自分のものにしていってください!

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