文字数!電子書籍ってどれくらい書けば良いの???
この記事を書いている@ゴリラは、印刷会社の営業7年、経営コンサルティング会社(上場企業)16年、約24年間の会社員生活を2022年に卒業。同年@ゴリラとして個人で活動を開始。経営コンサルタント時代には、北海道から九州まで、数千人の経営者やビジネスリーダーに対してプレゼン&コンサルを繰り返す日々を過ごす。累計5億円以上を売上。現在は、プロの講師、コンサルタント、経営者、ビジネスリーダーに向け、実践で成果を出す心を掴むプレゼン、心を掴む思考術をオンライン専門で伝授している。【特徴】内向型、シャイ、人見知り、毒舌
初めてのKindle書籍で印税収入?失敗しない【実践編❽】文字数?
初めてKindle出版は「 ちょっとしたこと 」が気になります。ので【実践編】は「 助かるわぁ~ 」という、かゆいところに手が届くことも書いていきたいと思います。では、早速いきます。今回は「 99円? 」「 文字数? 」に関してです。
Q:99円のKindle書籍って、結構「 文字数も行間もスカスカ 」やけど、問題ないの?
Q:結局、文字数はどれくらいが適切?
Q:99円のKindle書籍って、結構「 文字数も行間もスカスカ 」やけど、問題ないの?
A:問題は、ない
「 何をもって問題とするか? 」「 良い悪いの定義をどうするか? 」という問題です。個人的な見解で言うと「 読者として99円のKindle本は買いません 」。100円ショップは「 100円で買える気軽さ 」と「 100円以上の価値を感じられる 」ことが、消費者として享受できるので、リピート利用します。が、99円のKindle本は「 99円で買える気軽さ 」はあっても「 99円の価値さえも感じられない 」ことが、結構な確率で起きるのでリピートをしなくなります。私個人として99円のKindle本に対しては「 ネガティブな 」印象を抱いています。これまで何冊か購入しました。が、明らかにフロントエンドという著者の意図は明らかで、購入メリットが無い場合がほとんどでした。
一方、著者側からすると「 出版実績 」が作れます。内容を分散させて出版すれば「 数冊の出版実績 」になります。し、99円の方が買われる人数を稼げる、ということもあります。し、実際、購入者はいちいち、その著者のブログ、メルマガをチェックしているわけではありません。気軽に「 ポチっ 」と購入します。購入に傷みもないので内容が大したことがなかった場合にも、そこまで感情にも記憶にも残りません。仮に3,000円で購入した本がスカスカだったら、傷みとともに怒りの感情が残るでしょう。
99円で内容がスカスカだった場合「 レビュー 」で★つとか★★つを付けられる可能性も増えます。これも、全員が全員レビューを書くわけではありません。し、実際、どんな名前の著者だったか?さえも覚えていないと思います。ので、意外と気にしていません。あなたも、よほどの著名人でない限り著者名まで覚えている本というのは少ないと思います。となると「 99円のKindle本は、良くない 」という印象だけが形成されても仕方ありません。※その印象を形成するほど読書をしない人がほどんと(平均読書数は、年間2冊以下というデータもあります)
著者の立場でいうと、私は自分が書いた本に99円という値付けはしません。したくありません。本を書くのは、いうて時間と手間がかかります。し、そもそも、これまでの人生で投資してきた時間とお金を考えても、わざわざ安売りする意味を感じません。いくら無名だからといって、本の内容に責任と自信を持って書いているので、自らの価値を下げる行為はしたくありません。逆から書くと、値付けした価格以上の価値を感じていただける本になる様に努力をしています。
Q:結局、文字数はどれくらいが適切?
A:2万文字以上?
「 99円×スカスカ本 」の文字数は、3,000とか5,000文字です。原稿用紙8枚とか12枚程度です。が「 一般の書籍 」を読み慣れている読者レベルからすると「 スカスカ 」に感じます。読書習慣が無い人からは、違和感はないのかも知れません。が、そもそも、読書習慣が無い人は「 本 」を買わずに、SNS上で流し読みをしますからね…。
読者として読むと、読み応えがあるのは、やはり② 約46,000文字 ④約75,000文字レベルです。何人かの読者にも直接聞きましたが「 ④約75,000文字は、長かった! 」と感想をいただいています。(商用出版されている本は、8万~12万文字)。
私が意識している読者層は「 日常でビジネス本を読んでいる人 」です。イメージとしては「 月間3冊~5冊 」は読み続けている読書習慣がある人です。ので、だいたい「 2万文字 」以上あれば「 それなりの読み応え 」を感じる分岐点かな、と思います。これは、私自身が、上記5冊を読者として繰り返し読んでみた上での体感値でもあります。その意味で ④約75,000文字は、何度も読み返すのは抵抗がありました笑。
多くの方が「 電子書籍は手軽に読めるので、文字数は1万文字前後(もしくは、もっと少ない) 」と主張されています。が、やはり、これは「 どんな読者層を意識しているか?によって変わる 」でしょう。実際、書いてみると分かりますが、1万文字というと、意外とあっという間に書けてしまいます。※本文の書き方 ←「 目次数×文字数 」で、本文も文字数の考え方を解説しているので、こちらをご参照ください。
ので、私のように、日常でビジネス本を読む習慣がある人を読者層にイメージされている方は、まず2万文字を目標に設定してください。処女作としては十分な文字数です!
(注)もちろん、文字数を稼ぐことが目的ではありません。読者の役に立つ情報を考え、目次を増やしていってください。文字数が多くって中身がスカスカというのは、99円で中身がスカスカよりも「 シビアな読者層 」からすると、より悪印象ということをお忘れなく!
以上、
お役立てください。
【 お知らせ 】
過去記事で書いていた【第5弾】でました。(2023年8月27日登録)
過去記事で紹介してきた「 やり方 」で、今回も出版しました。今回の記事で取り上げている「 自己肯定感 」について、新しい私なりの視点で、アッと驚く展開になる工夫をしています!
自分が愛おしい人生に変わる 自己肯定感の新習慣
オンライン講座|電子書籍出版で自動収入生活!目標を先送りする体質でもOKな独自方法
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