阪神タイガースが日本シリーズに敗戦、ソフトバンクさんが日本一になりました。強かったなー!
私の阪神タイガースの応援は今年の5月に遡ります。阪神ファン歴6ヶ月です。すなわちそれは、長男(15)が高校の不登校を決め、人生の歩みと止めようとしていたときです。(詳細は下段過去記事)
長男の生きがいが阪神タイガースの応援。ドラフト会議でさえも嬉々として生放送視聴し、阪神タイガースの指名選手に一喜一憂している、と書けばその没入度が分かっていただけるでしょう。彼の「 ノート 」には、来シーズンの打順や守備、成績などの「 妄想 」がびっしりと書き綴られています。夢中になれるものがあるって羨ましいなぁ…。
私、これまでの人生で、いわゆる「 ファン歴 」とか「 推し歴 」が無いんですよね。なんとなく好きという歌手がいたり選手がいたりってことはあるけど…。だから、羨ましい…。
だから長男、昨夜は落ち込んでましたね、日本一を逃して…。
一方、不純な動機で阪神タイガースを応援することになったファン歴6ヶ月の私は、今年日本一を逃したのは「 ラッキー 」なんじゃないか?と思っています。なぜって?
来年に宿題を残したことで、長男が「 来年も 」阪神タイガースを応援する理由ができたからです。って、また、私の甘い勘違いかもしれへんねんけど…。
この半年間で、生き死にについて考えることが増えました。半年前、そして先日、極限状態になったときの長男の「 身体を震わせ嗚咽しながらの魂の叫び 」を目の当たりにしました。生きることに苦しんでいるその様子に申し訳ない気持ち、経験したことが無いどーしようのない感情、とはいえ直視しないというかしたくないというか、何か軽く考えておきたいと思っている自分の本心とか、なんとかなるやろ…と言い聞かせながらも未来を憂いている自分をメタ認知したりとか…。
私の推測も含めた言語化ではあるけれど、長男にとって「 この世に生を授かったことそもそもが 」苦しみであるという境地に居ることが知れました。し、その憤りや苦しみの矛先は「 この世に生を授けた親 」に向かわざる得ないということも知れました。で、生に苦しみを感じていると「 未来の話 」つまり「 これからどうする? 」という問い掛けは「 生きろ=その苦しみを強要する拷問である 」だろうことを、彼の魂の叫びから学びました。
で、結局、半年経った今、私がどう思っているかというと「 さて、どーなるかなしかし… 」って他責思考です。結局、半年前と私が進歩進化していることと言えば、長男のことを思う時間が増えたこと、ただそれだけの気がしています。それで十分か…。
明日は、長男の16度目の誕生日。彼が生まれてから初めて家族一緒に誕生日を祝わないことが決まりました。今日、ランチでも誘ってみるか。
❶|長男(15)が高校の不登校を選びました 250519
❷|誰にも分かってもらえないという生き地獄を何年間も過ごしてきた息子の個性を想う「 単位を疑え 」250520
❸|阪神タイガースを愛する長男を愛し愛される父親になりたい私の話 250521
❹|苦手な人との付き合い方と社交不安障害との似て非なる大きな壁 250529
❺|不登校の親歴1ヶ月🔰初心者🔰の学び 250613
❻|不登校の親歴1ヶ月の本音心情(大不評記事のアンサー回)250616
❼|不登校の親歴2ヶ月の安全地帯 250728
❽|不登校の親歴6ヶ月の心境と明日16回目の誕生日と前に… 251030

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