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とても残酷なことを書いてしまいます。パワポ資料の点検ポイントで、最も大事なのは「 オモロイかどうか? 」です。
これまで数万ページのパワポ資料を添削してきました。添削する際に、わざわざ点検リストなんかありません。ザクッというと「 直感 」です。プロの料理人の「 味見(舌) 」も、そんな感覚なんやと思います。
点検リストって「 ミスを防ぐこと 」はできても「 価値を高めること 」はできません。ミスを防ぐというのは
✅️表紙に年月日は記載しているか?
✅️企業名は正しいか?(前株、後株etc)
✅️数字表記の単位は揃っているか?(1万円?10,000円?) 」
的な、昨日入社したばかりの新入社員でも点検できる内容です。これはこれで「 マイナスを±0に持っていく 」という価値はあります。が、パワポ資料の点検で、本来必要な機能は「 相手への提供価値を高める 」です。
そのためにやっている「 味見(舌) 」が下記3点です。最後に+α「 わかりやすさ度を上げる 」点検ポイントを書いておきます。
相手への提供価値を高める3つの「 味見 」ポイント
(1)What for ? ←(2)シナリオ
パワポ資料(プレゼン、セミナー、講座、会議、企画書etc)の共通点は「 手段 」ということです。パワポ資料ってのは手段に過ぎません。何らかの目的=What for ? を達成するための手段に過ぎません。
ってことは、パワポ資料がなくても、What for ? さえ達成すれば良いんです。
✅️口頭で
✅️動画で
✅️メールで
✅️A4ペラ1枚で
✅️エレベータートークで
What for ? を達成すれば、何でもえぇんです。
が、この「 手段沼=パワポ沼 」に陥っているケースが散見されます。大事なのは「 で、そもそも、何のためにパワポ必要なん? 」です。この問いをすることで、相手への提供価値が高まります。
ここ数年よく使われるようになった「 解像度 」ってのは、パワポ資料のことではありません。パワポ資料の内容、表現が分かりやすい、伝わりやすいことを「 解像度が高い 」というのではありません。
で、相手は何を解決したいの?何を悩んでいるの?何を達成したいの?で、現状は?それができなくなっている理由は?予算は?期日は?優先順位は?好材料は?仲間は?足を引っ張るとすれば?
What for ? の解像度が高ければ高いほど、手段の解像度が高くなります。し、そもそもパワポ資料が最適なのか?動画の方が良いのか?デモ(実演)の方が良いのか?「 そもそも 」から見直すことができます。
(1)What for ? ←(2)シナリオ
「 ←(矢印) 」の向きが大切です。「 (1)What for ? を叶える(2)シナリオになっているのか? 」です。真っ先にその部分を点検します。
(3)で、オモロイか?
もはや、この部分は再現性はありません。「 それって、あなたの感想ですよね? 」と言われても仕方ありません。が、私がオモンナイと思った場合、ほぼほぼオモンナイです😁!( スーパー@ゴリラマウンティング!!! )
パワポ資料の数ページを見れば、そのプレゼン、セミナー、講座がオモロイかどうか?が、ほぼ分かります。結局、人は面白ければ話を聞いてくれます。が、面白くなければ、いかに誠実で誠意ある丁寧なプレゼンであっても聞いてもらえません。ので、結構、最初からオモロイってのは、大事です。いや、超~大事です。
「 ワクワクする? 」
これは「 奇をてらうこと 」ではありません。あくまでも、相手の(1)What for ? を実現していく上で、超~大事な点検ポイントです。で、真面目にパワポ資料と向き合うと、どんどんオモンナイ資料に向かいっていきます。すると、少しでも雰囲気を和らげるために、という理由で、可愛い動物のイラスト(挿絵)を入れたりします。要らんわ!!!←空きスペースがあると、なぜか意味不明なイラストを入れたがる人が多発します。手段の手段化です。大事なのは「 ワクワクを考えたか? 」「 相手がワクワクするかどうか?を想像したか? 」です。
著書ロジカル質問術でも「 枠とワクワクが大事 」ということを書いています。ほんの一部ですが、抜粋します。
+α「 わかりやすさ度を上げる 」点検ポイント
「 専門用語は避けましょう 」ということは聞いたことはあるでしょう。相手が同じレベルの専門家でもない限り、その業界やその会社でしか通用しない言葉は避けた方が良いです。これは、日頃のチャットや会話から習慣付けないと身に付きません。と、同様に、危険なのが「 カタカナ 」です。
カタカナは「 和製英語 」と言っても良いでしょう。使われ過ぎて市民権を得ているカタカナほど「 なんとなく言うていることは伝わっているけど、で、結局、何をどーしたら良いか分からない 」状態になります。使っている側は、何かを言っている気分になっているので、何も言っていないことに気づきません。
ので、最後の(途中でも良いけどね)総点検に「 言いたいだけのカタカナ 」を点検してみてください。それを「 ひらがな 」で表現し直すことで、一層、相手のことを考えることになります。
私はアジェンダなんか使いません。んな、賢そうーな言葉を使ってええ気分になっているくらいなら「 今日、判断していただきたいのは次の3点です 」と書いている方が、100倍伝わります!※パラダイムって言葉が好きやらかよー使うけどな😁
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