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昨夜、久し振りにファシリテーション講座の開催リクエストをいただきました。来週と再来週にファシリテーションをする機会があるとのことで、急遽、明日開催となりました。
人は、痛みを避けるときに行動しやすくなります(虫歯で歯医者!みたいな感じ)。今回リクエストいただいた方も、色んな痛みを抱えておられるでしょう。ま、安心してください、私と出会ったんで😁
さて、せっかくの機会なので、ファシリテーションに関わる勘違いを書いていきましょう。
勘違いあるある❶ ファシリテーション = 司会
一番スタンダードな勘違いです。ファシリテーションは司会ではありません。
これ、文脈を正しく書き直すことが大事です。違いを説明するときに「 すること 」を説明してはいけません。違いを説明するときには「 責任 」を考えてください。
例えば、部長と課長の違いは?「 すること 」で考えるのではありません。「 責任 」で考えてください。
「 責任 」を果たしたら、評価されます。責任で考えると、その職種の仕事がより分かりやすくなっていきます。
勘違いあるある❷ ファシリテーションは誰でもできる
できません😁
ファシリテーションって、ビジネスコミュニケーションの中で「 最も難しいスキル 」というのが、私の個人的評価です。マジ、一番、難易度が高いです。司会は誰でもできます。が、ファシリテーションは誰でもできません。上述した様に、そもそも「 責任 」が異なります。つまり、必要なスキルが異なります。
で、私の経験的な結論は、ファシリって「 向き、不向き 」です。
向いていない人は「 おしゃべりさん 」です。とにかく「 自分の意見を言いたい人 」です。マウンティング気質の人も向いていません。
向いている人は「 他人の顔色を見て育ってきた人 」です。
勘違いあるある❸ ファシリテーションは、持ち回り制
ファシリは誰にでもできません。それ以前に「 向き、不向き 」があります。ので、会社でよく見かける「 ファシリの持ち回り制 」は、そもそもファシリを理解していないトップ、経営者や上司の知識不足です。いわゆる適材適所をするにも、ファシリに必要な能力、スキルを知らないとできません。知らないが故に起きている「 事故 」が全国で多発しています。
全国各地でファシリテーションに悩まされているビジネスパーソンが溢れています。 「 向き、不向き 」であるにも関わらず「 自分はファシリテーションが苦手。でも、ファシリテーションができないのは自分の能力が低いからだ… 」と自分を責めていたりします。
会社によっては、管理職の仕事のひとつ(評価制度の項目に)「 ファシリテーションができる 」と明示されている場合があります。「 向き、不向き 」です。ので、その人にとって、その会社で管理職を続けることは苦痛になっていきます。
TV業界を見ても、司会役のアナウンサーはいっぱいいます。が、MCって(ファシリ役)同じ顔ぶれの芸人が何年も続けていますよね?あれだけ多くの芸人の中で、結局ファシリに向いている人ってごく一部なんです。向き、不向きです。
とはいえ、ファシリに悩んでいる人は、何を悩めばいいかを学びにきてください
とはいえ、ファシリをしなければいけない…。定期的に開催される会議、プロジェクト進捗、ワークショップ…。ファシリを迎える3日前から胃を痛めている人、前日なかなか寝付けない人、ぜひ、私に出会ってください。
あなたを苦しめているのは「 初心者でも簡単! 」「 誰でもできる! 」という、世の中に溢れる「 嘘の 」キャッチコピーです。何千回もファシリを実施し、何十人のコンサル仲間やクラアント先で「 グズグズの 」ファシリテーターを見てきた私が断言します。「 初心者で簡単にできたとすれば、それは、元々その人は向いている側の人だった 」んです。し「 誰にでもできた!とすれば、それはファシリではなく、司会 」です。
あ、安心してください。ファシリって「 誰にでもできる準備部分 」があるんです。向き、不向きに関係なくできる準備があります。その部分を知るだけでも、かなり苦痛を和らげることができますからね。
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