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たまには、無責任なコメンテーター的なことを書いてみたくなる回です。
物価が高騰し続けます。会社員の給料(年収)は変わりません。ので、商品が値下げされると喜びます。この「 構造 」が日本の停滞した経済を作り出しています。悪の元凶はマスコミです(はい、超~他責!)。
多くの人が値下がりを歓迎します。良いことだ!と歓迎します。一方、TVでは「 来月から、2,000品目が値上がりします 」なんてニュースを「 悪いことと 」「 国民の生活を苦しめること 」として流し続けます。で(アホな)コメンテーターが、アホなコメントを垂れ流します。
えっと、給料は上がって欲しいんですよね?給料を上げて欲しいんですよね?じゃあ会社が利益を出さないと給料は上げられないですよね?じゃあ、値上げしないといけませんよね?
物価が高等しているというのは、企業としても同じです。原材料が高騰しているってことは利益が減るってことです。値上げしないと利益が減るってことです。利益が減るってことは給料を減らさないと会社が潰れるよってことです。
つまり、値下げってアカンことです。
はい、ツッコミどころ満載の剛腕ロジックを書いてみました😁。まぁ、もちろんこんな単純な話ではありません。が、日本の経済が長く停滞している大きな原因の一つは、この「 安売り万歳 」「 値上げは悪 」のマスコミ洗脳の責任です。それを多くの国民が、そのようにかのうように受け止めちゃっています。はい、これもツッコミどころ満載の剛腕ロジックのミルフィールです。が、一理どころか百里ある話でしょう。消費ってのは感情です。感情によって消費されますからね。
オーバーツーリズムで「 ホテル宿泊代が高騰し続けている 」ってことを、さも悪い事として報じているマスコミをどう感じるか?が、リテラシーを図る目安です。
いやいや値上げの前に「 生産性の向上 」でしょ!という声が聞こえます。ってか、んな努力はコロナ禍を機に多くの企業がやっています。「 デジタル化 」「 DX化 」「 AI活用 」の大号令が、それです。一理あります。が、結局、それも「 目眩まし大作戦 」です。本質的な課題(値上げからの給料への反映)から目を逸らすための戦略です。現に「 デジタル化して値上げ! 」「 DX化AI活用で高単価ビジネスを! 」的なことって、会社員や消費者の思考と紐づいてないもんね。
103万円ルールの当時と比べて最低賃金が1.7倍になったから、103万円の壁を170万円に引き上げだ!って議論です。平均所得が約400万円だと言われて久しいです。じゃあ理屈上は400万円の1.7倍、680万円に引き上げだ!です。とは騒ぎません。平均年収を680万円にするには、企業がそれだけ儲かっていないと成立しません。利益が無いと袖が振れません。こんな単純なロジックで経済は動いていません。が、長く経済が停滞している理由は、長く思考停止教育をし続けてきたある意味での成果です。
じゃ、どうしたらええのかって?何か提案があるのかって?批判と提案はワンセットだろって?えぇ、確かに。せっかくなのでアホなコメンテーターを続けます。
うーんそうですね。会社員であれば、会社を儲けさせることです。少なくとも仕入先への一方的な値下げ要求を止めることですね。その前に、より価値がある自社の商品やサービスを開発する工夫です。仕入先を値下げさせて「 わーい、利益上げましたー 」って騒ぐのを止めましょう。で、それを評価する体制を変えましょう。仕切れ先も企業だし、利益が下がりますからね。泥仕合です。恨まれます。
イチ消費者としては、値切りせず正価で支払うことです。で、最高の笑顔を添えて「 ありがとうございます! 」と、相手の仕事に敬意、Respectを払うことです。相手に「 いつもすみません 」なんて言わせないことです。「 高くてごめんなさい 」なんて言わせないことです。自分の仕事にプライドを持つ人が増える言葉がけと敬意で接することです。これ、8割の国民が実行すれば、えぇ感じになりそうです。
と、自戒を込めて。(と書いてリスクをヘッジしちゃう@ゴリラ)
p.s.
あ、そうそう「 少子化対策 」ってアホな言葉やな、と思っています。なんちゅーか少子化て自然現象なんよね。宇宙の法則的な感じです。んなことに逆らって「 子どもを増やそう 」って、うーん…。少子化は悪いことではなく自然現象、普通のことです。 単純に、人口が減って、結婚したい人が減って、で、子どもが減ってるだけです。人口が減るから経済が縮小し続けるのも当たり前のことです。企業でいうと顧客が減り続けるから売上が縮小し続けるのも当たり前です。ので、売上を追求する場合、新しい価値や新しい国(顧客)で売ることになります。ってか、昨年研修したメガ企業は、ここ数年で「 何兆円 」も売上を伸ばしているんです。それは、結局、海外でビジネスをしているから、なんですよね…。
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