ビジネスで差をつける聞く力が分かる問い|デキるビジネスパーソンが陥る落とし穴とは?

※1.5倍速がオススメ!

250527 今の時代のスピーチで注意した方が良いことは、傷つけるな!

結論の問いから始めます。

Q:相手の話を聞く目的は?

何のために相手の話を聞くのでしょう?
What for ?

このQ&Aに聞く力の本質があります。

A:自分のため?それとも相手のため?

昨日は、会社員時代のお客様との商談でした。近況報告と合わせてビジネススキルについてセッションしていました。生成AIの会社組織としての現在地、若手社員の指示待ち、ロジカル思考、抽象と具体、で優秀な幹部であっても聞く力は備わっていないこと、などなど。10年以上のお付き合いがある方で、ビジネストークをしているだけで話が尽きません…。さて。

ビジネスパーソンの聞く力を確かめる問いが「 Q:相手の話を聞く目的は? 」です。この問いに対するアンサーで思考力と聞く力の現在地が分かります。

一流ビジネスパーソンの結論から書くと「 A:相手のことを理解したいから 」です。

私の著書、心を掴む思考術では「 相手のことを話題にするため 」とまとめています。ので、著書も参考にしてください。

で、話す力は一流だけど聞く力が二流の「 営業力が高いビジネスパーソン 」にありがちなのが「 A:相手の話に答えるため 」です。相手の話に答えるために、相手の話を聞いているわけです。それで問題なさそうでしょ?でも、このほとんどの場合は「 A:相手の話に反論するため 」「 A:相手の話を否定するため 」「 A:自分の意見の方が正しいことを説明するため 」と、すり替わっています。営業力が高い(話すことに自信がある)ビジネスパーソンほど、この傾向にあります。

(◎)相手のこと理解したいから
(▲)相手の話に答えるため
(✘)相手の話に反論するため
(✘)相手の話を否定するため
(✘)自分の意見の方が正しいことを説明するため

What for ?

Q:相手の話を聞く目的は?

あなたは、何のために相手の話を聞いているのか?です。
全く異なる世界です。同じ景色であっても、その脳内活動は全く異なります。相手の言葉を着色なく受け止め相手に乗り移ろうをしているのか?相手の言葉からロジックエラーを発見し、相手の至らないところを発見し、相手に「 教えてやろう 」としているのか?

あなたの脳内活動は、どーなっている?

「 Q:相手の話を聞く目的は? 」の問いに向き合うだけで、聞く力のステージを認識することができます。話し方講師やコミュニケーション講師は、講座の冒頭でこの問いかけをしましょう。で、二流三流の講師ほど、聞き方のスキル(手段)だけを教えていることを知っておきましょう。で、そんな講師に聞いてみてください「 Q:相手の話を聞く目的は? 」って。こんな回答が返ってくるでしょう「 A:人間関係、コミュニケーションが円滑になる 」的な。

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