生成AIでパワーポイント資料を作る講師じゃない理由

週末土曜日、久し振りに新講座を開催しました。ようは、ゼロイチでパワーポイント資料を作成しました。【第一部】【第二部】合計で120ページ程度。で、全部マニュアル@ゴリラ!!!生成AIでサクッとパワポ資料作りましたーってことは1mmもありません。生成AIを頼ったのは、構成を考える壁打ち相手とイラスト生成(古畑任三郎風)です。

※1.5倍速がオススメ!

250904 人を惹きつける話の構成は「 古畑任三郎 」が教えてくれていた!

受講生が30代になってくると「 誰? 」ってなる

Q:生成AIにパワーポイント資料作成を依頼しない理由は?

A:顧客感情の妄想ができない

プレゼンの成果はシナリオで9割決まります。

シナリオというのは「 顧客感情を動かし続けること 」です。「 自分が描いた通りに顧客感情を動かし続ける 」わけです。感動させたい場所で感動させ、笑わせたい場所で笑わせ、ハッとさせたい場所でハッとさせる、それを実現させるのがシナリオの力です。

そのために、私は、パワーポイントを作成しながら顧客感情を「 妄想 」し続けています。

( このページでこんな感情になるなぁ… )
( じゃあ、このページの前に事例を入れた方が良いなぁ… )
( となると、この後にこんな疑問が生まれているから、ここでもう一回結論やな… )

顧客感情の妄想を何度も何度も繰り返して、その講座の目的(What for ? )と顧客感情を調整していきます。顧客感情は「 理解しやすい情報を与える順番 」「 気づきが深まる情報を与える順番 」「 納得感が深まる情報を与える順番 」によって動き続けます。パワーポイント資料の順番が顧客感情に影響を与えます。順番がシナリオです。

この「 顧客感情を妄想し続けること 」が、私にとって講座の品質を決める大事なプロセスです。妄想なので、あくまでも仮説です。が、この仮説があることで、本番における実際の顧客の反応との「 差分 」を確かめることができます。8割前後は妄想通りの反応になります。

ので、生成AIを使ってパワーポイント資料を作成しちゃうと、この「 顧客感情を妄想する時間 」を奪われます。すなわちそれは「 私が顧客感情を揺さぶりながら話す背景 」を失うことでもあります。一般論のまとめであれば既にAIに適いません。台本通り読ませるのであればAIアバターで十分です。私が適うのは相手の感情を動かし続け、相手の中に「 WoW 」を生むことです。

※って言うてるけど、生成AIを使いこなして数倍速で実現したらえぇだけなんやけどな!

プレゼンの成果はシナリオで9割を証明したプレゼンテーション@TED

下記5分30秒ほどのプレゼンテーション動画を字幕付きで視聴してください。いやぁ…天才やなぁ…。プレゼンはシナリオで9割!ってことを「 実演で 」証明してみせるのに、これほどに適したプレゼンテーションはありません。何よりも説得力があります。

※動画を見て、このことが理解できないとすれば、今は「 話し方 」に興味関心があるステージだと認識してください

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