AI店長の登場でピンチになるのは、これまで数字で勝負してきた「 数字に強い店長 」と考えそうです。が、逆かもしれません。数字に強い店長ほど、ますます経営者に重宝される存在になる可能性があります。
AI店長が出してきた数字をパッと見た瞬間にこう言います。「 あれ? この数字なんかおかしいで… 」これです。この「 なんかおかしいで… 」と感じられる人こそが「 数字に強い店長 」です。AIでいうところのハルシネーションに気づける人です。が、数字に弱い店長にその能力はありません。ので、AI店長の数字を鵜呑みにして、右から左へ報告します。
どちらの店長が、経営者に重宝されるか…
つまり、AIってのは「 みんなにとって便利なスマートフォン 」とは異なるツールのような気がしています。
って、経営コンサルタントとして、いわゆる中小企業の現場を離れてもうすぐ4年です。事件はいつも現場で起きています。現場はどうなんでしょう?
※1.5倍速がオススメ!
ってこと、音声で話しています。というのも、昨日、経営コンサルタント時代の元クライアントの経営者に「 AIと役職の仕事について 」相談をいただく機会があったんですよね…。
神を細部に宿さない、が、使うAIの心構え
私、AIを使う日々になって3ヶ月です。
で、悟ってきたことが「 神を細部に宿さない精神 」です。
私は長年「 パワポプレゼンター 」として「 神を細部に宿してきた 」パワポ職人です。同僚コンサルタントの誰一人として気にしない部分を、人の100倍気にして拘ってきました。
図形のサイズが揃っていない…。文字の配置が縦横ズレている…。前後のページで表現が異なる…。私からすれば「 エラー 」です。欠陥品です。ので、そのパワポ資料にはダメ出しです。
自分で拘るのはもちろん、同僚や部下、なんなら上司にさえも「 神を細部に宿す 」マイクロマネジメントしてきました。90点のパワポ品質ではなく95点の品質を求めていたその重宝人が私です…
なんなら、当日のその時間まで「 95点→96点を目指す 」なんていう超~マイクロマネジメントをやってきました。
んな私が、AIを使う日々になって3ヶ月。( AIが現場に浸透すればするほど、日本を間違った方向に向かわせそうやなぁ… )と感じています。
AIには96点ではなく80点を求めるのが正解!?
AIに96.7点とか97.3点を求め出しそうなのが日本人の文化であり気質だと思いません?ヤバそうですね…。お前が言うなって世界観です。
ここ数年のAIの進化でも実証されている通り、海外ってのは「 改善&改良 」です。60点で良いからパッとリリースしてしまう。とにかく出す。で、改善&改良で63点68点と積み上げていきます。のサイクルが、めちゃ早い…。で、日本はその間にマイクロマネジメントで精度を追求している…。
この3ヶ月、特に今年に入って、毎週の【使う朝ゼミ】で、NotebookLMを使ってスライド資料を生成しています。が、何回プロンプトを改善しても、自分が思った通りの感じになりません。パワポであれば、自分の思った通りに改善を繰り返すことができるのに…ってなジレンマです。
諦めましたw
神を細部に宿す品質を求めることを諦めました。もう、細部と戦っている時間が、もったいない!と感じるようになりました。
この感覚、NotebookLMでスライド資料を100回以上出力している人は分かると思います。
こっちがデザインを制御しようと思えば思うほど(マイクロマネジメント)「 AIの良さが失われてしょぼいデザインになってしまう 」ってことも共感してもらるハズです。「 AIの良さ 」を殺してしまうわけですね。もちろん殺しているのは私です。だって、デザインを制御しようとしている私がデザインの素人なんだから…。優秀な部下を殺すのはいつもポンコツなリーダーです。
「 シュミレーション 」って書くことを許さない男「 刺さるコピー 」なんて言葉選びを許さない男は、良い意味で諦めました。お陰で、スライド資料生成時間が倍速になりました。パワポで作っていたら少なくとも10時間は費やしていたであろうその時間は、2-3時間程度になりました。あ、純粋に「 資料生成 」だけの部分でいうと、指示を与えて待つ時間の10分程度です。もはや、桁が変わってしまいました。
これも「 使うAI学習法 」を通じて得た経験であり教訓であり、私の成長実感です。神を細部に宿しガチな人は、使うAIのスタンスは「 良い意味で 」①諦める②任せる、でいきましょう!あとは、生成された資料をパッとみて「 違和感 」を感じられれば問題ありません。パッと修正して、パッとAIに指示すれば、また数分後に修正されたスライド資料が生成されますからね。
2月の【使う朝ゼミ】はNotebookLM特集!

コメント