「 一人でお昼ご飯を食べる気持ちがわかるか! 」不登校親の覚悟。

不登校の子どもに、親はつい「 求められてもない 」アドバイスをしてしまいます。
「 心配だから… 」という親の都合を隠れ蓑に。
それが、子どもの心を傷つけていることも薄っすら気づきながらも、
親のエゴを、大人のエゴを押さえ切れないんです。

今回、私が学んだことを表現すると、
アドバイスではなく「 親の覚悟を見せること 」です。

今週参加した、不登校の全国大会(登校拒否・不登校を考える夏の全国大会2026in滋賀
に登壇していた、先輩不登校親の話が私の心を揺さぶりました。


「 一人でお昼ご飯を食べる気持ちがわかるか!!! 」

強烈でした。
「 学校どうする? そろそろ… 」と声をかけた時に返ってきた息子の叫び…。
もう、このエピソードだけで、泣けます。
ありありとその情景が浮かびます。


高校に入学してわずか1ヶ月で不登校になり、生きる気力すら見失いかけた私の長男の姿が重なりました。
1ヶ月間、彼は、教室で居場所を探し、安心安全な居場所が無いことに苦しみ続けていたんだと思います。

授業中はまだ耐えられたでしょう。
が、地獄なのは「 休み時間 」と「 お昼ご飯の時間 」だったに違いありません。


休憩時間、講演をされた先輩お母さんに声をかけました。

「 不登校だからといって、誰にも迷惑をかけてへんからね! 」

ハッとしました。
確かに…

誰にも迷惑なんてかけてない。
そのお母さんは、息子が6歳のときに旦那さんを病気で失っておられます。
シングルマザーです。

専業主婦だった彼女は働きに出ます。
その時から誰から資金援助を受けるでもなく、
息子さんが30歳を超えた現在も2人で生活をされています。

確かに、不登校だからって、誰にも迷惑なんかかけていません。


そのお母さんは講演内で、こう言っておられました。

「 お前一人ぐらい、私一人で食わして生きたるわ! 」

子どもが本当に欲しかったのは、これやったんです。

学校へ復帰することではありません。
学歴を心配されることではありません。
「 何があっても、お前を食わせていく 」という親の腹括り…覚悟…。

私自身「 この覚悟があったか? 」ズキンっとする言葉でした。


今回、初めてこのような″ 集い “に参加しました。

講演では「 昼夜逆転 」「 引きこもり 」「 ネット三昧 」と、
今まさにわが家で起きている光景がそのまま語られていました。
( あぁ、うちだけやなかったんや… )
その事実だけでも、ふと気持ちが軽くなりました。

本やネットでは感じられなかった
当事者の親だからこその、体温の乗ったパワーワード。

子どもが求めているのは、正しいアドバイスじゃない。
「 誰にも迷惑かけてへん。何があっても、お前を食わせていく 」という、親の覚悟…。

まずは親が、腹を括る。
子どもの「 絶対的な安全基地 」になる。

そして、不登校親の現役である私が発信することも
誰かの役に立てることを再認識する機会となりました。

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