2023年夏 7月8月に読んだ小説(ランキングにしない方式)

@ゴリラ日報

読書の夏!猛暑は読書!

この記事を書いている@ゴリラは、元一部上場コンサル社員歴16年。北海道から九州まで、数千人の経営者やビジネスリーダーに対してプレゼン&コンサルを繰り返す日々を過ごす。5億円以上を売上。2022年約24年間の会社員生活を卒業し@ゴリラとして個人で活動を開始。講師、営業、経営者、ビジネスリーダーに向け、プレゼン、パワポ、ビジネスマインドなどをオンライン専門で伝授し続けている。【特徴】内向型、シャイ、人見知り、毒舌

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@ゴリラ

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2023年夏 7月8月に読んだ小説(ランキングにしない方式)

なんか「 波 」があります。小説を読みたくなる波が、ときどきやってきます。そのときは、その波に乗ってしまって、一気に数冊読んでしまいます。すると、波が収まる感じです。いやぁ、小説って楽しいですよね。それに、あんな物語を一作ではなく、何作も書き続けられる小説家って、何なんでしょう。もはや、Respectしかありません!

1.成瀬は天下を取りにいく |宮島未奈 (著)
2.幸福な生活 |百田尚樹 (著)
3.ジェントルマン |山田詠美 (著)
4.ぼくは勉強ができない |山田詠美 (著)
5.カラフル |森 絵都 (著)
6.風と共にゆとりぬ |朝井 リョウ (著)
7.アリアドネの声 |井上真偽 (著)
8.砂漠 |伊坂 幸太郎 (著)
9.正欲 |朝井リョウ (著)
10.ハサミ男  |殊能将之 (著)
11.夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神 |水野敬也 (著)
12.ぎょらん |町田そのこ (著)

って、整理したら、意外と読んでる驚。今回の波は、なかなか大きかったみたい。買い方は基本「 Kindle版 」。今回、珍しいパターンは、

1.成瀬は天下を取りにいく |宮島未奈 (著)
【新書|紙】
もう、これは「 たまたま 」「 偶然 」。本屋さんにフラッと立ち寄った、その入口に積んであったんです。って、毎回買うわけな無いですよね。ただ、この本「 滋賀県(琵琶湖) 」を舞台にしているって書いてあるじゃないですか…。人間て「 地元 」に弱いんです。多分、名前の次が、地元(生まれた土地)だと思います。甲子園でも、住んでいる高校ではなく、地元の高校がいつまでも気になりますよね?

静かな情熱。青春を懐かしむ。そして、その貫く個性に、元気というか、背中を押されます。

2.幸福な生活 |百田尚樹 (著)
4.ぼくは勉強ができない |山田詠美 (著)
【中古|紙】
それぞれ2回目、3回目の購入。百田さんと言えば永遠の0 を当時読みました。映画も行きましたね。ある波のとき、ふと百田さんの作品を読みたくなったので、そのとき、短編集の幸福な生活を読んだんです。これが、面白くて。で、残念なことに、出張中の飛行機のポケットに忘れてしまったんです。途中までしか読んでなかったのに…。で、今回2回目の購入とあいなりました。1回1回ちゃんと「 オチ 」があるこの描写(本の形式を活用して、次のページの、最後の一行でオチが書かれている)にも改めて感心しました。

で、4.ぼくは勉強ができない |山田詠美 (著)は、3回目。1回目は2003年頃。自己改革に迫られていた時期。私の人生に好影響を与えてくれた大事な本。いわゆる自己肯定感が必要な時期だった。2回目は2004年。会社を辞め、ワーキングホリデーでオーストラリアに。その際に「 繰り返し読む本 」として、人を動かす|D・カーネギー(著)と、この2冊をリュックに忍ばせた。オーストラリアの一年間の寝食を共にした本。約20年振りに読んだ。改めて、良い本。自分を肯定してくれる本。「 そうそう、そういうことやねん 」と、自分で自分を肯定できる本。と、4冊目の自著を書くときの参考資料に、というのが今回3回目の購入動機。

3.ジェントルマン |山田詠美 (著) そもそも、自著の4冊目のテーマを「 モテる仕事術 」にしようかな、と思って、そんな本を検索していました。ら、この「 ジェントルマン 」が気になったんですね、著者を含めて。ところが…ビジネス書としてモテる要素、ジェントルマンの立ち居振る舞いを学ぼうと思ったら…じゃなかった!もっと生々しい、人間の闇というかそれを個性というか、その世界観に背筋ゾクゾクさせながら読み進める怖―い人間真理小説、でした。

いわゆるSNSで、本を知ることが増えました。
1.~4.は「 目的があって 」もしくは、自分との関係性によって機会が生まれた本です。が、5.から続く小説は「 Instagram 」です。夜、インスタに何気なく流れる「 至極のミステリー5冊 」「 ミステリー好きが厳選する7冊 」的なサムネイルに、思わずポチをして出会った本です。もはや、そのインスタは誰が発信しているのか?その信ぴょう性さえも疑いません。※私で言うと、とりあえず東野圭吾さんから検索し始めてしまう感じの。そして、これらは全て、AmazonからKindle書籍版で購入していくことになります。

SNS→Amazon→Kindle書籍というデジタル購買行動
(1)インスタで出会う
(2)Amazonでレビューなど見る
(3)AmazonでKindle書籍版をポチ
(4)読み始める

逆に言うと、自分が知っている人の紹介であれば、ある程度、趣味趣向が偏ってしまっている可能性もあります。同じ冊書の連続読み、のパターンです。が、今回は「 初 」ものばかりです。5.カラフル |森 絵都 (著) 6.風と共にゆとりぬ |朝井 リョウ (著) 7.アリアドネの声 |井上真偽 (著) 8.砂漠 |伊坂 幸太郎 (著) 9.正欲 |朝井リョウ (著) 10.ハサミ男  |殊能将之 (著) は、初、筆おろし著者ばかりです。ので、色んな作風を一気に楽しみました。

8月最終日に読み終えた「 12.ぎょらん 」は、人の死を扱う人生のど真ん中のテーマ。相関図を描くのが下手な私は、登場人物がなかなか頭に入ってこない涙。にも関わらず、その筆力によって、さも現実の世界の話かと、思わずgoogleを検索してしまいました。身近な人の死を前にしたとき、この世に残った側がその人との関係性を「 自分の都合良く描く 」ということは、あるでしょう。今はまだ、身近な人の死を前にしていないから、そんなことがあるのかも知れません。いや、私に限っては無いようにも思う。死というのは特別ではなく、普通のことだから…。とそんなことも思う読後でした(2023年8月31日)。

あと、Kindle書籍は「 読み返す 」という行動に向いていません。ミステリー小説は「 もう一度確かめたい 」という欲求が湧きます。が「 パラパラめくる 」という「 いったりきったりの再読 」が向いていません。その点、今の時代は便利ですね。ネットを検索すれば、ほぼ間違いなく誰かが「 解説 」してくれていますからね。ので、再読することに時間を割かず、次の新しい本にサッと移動できます。これ、再読しちゃうと、その満足感?達成感?で次の本に移れないんじゃないか、とさえ思っています。どうでしょう?

それと、読書欲が進んだ理由にKindle Paperwhiteを8年振り?に買い替えたことが大きいです。買い替えた理由は、
(1)ディスプレイの反応が悪くて、読書がイライラ時間になっていた(ので、読書から遠ざかっていた)
(2)自身が電子書籍出版をしたことで、自著をストレス無い状態で気持ち良く読みたかった
そんなことから、Amazonプライムデー(割引期間)を待たず、えいっ!って買いました。この思い切った購入は、大正解でした!とにかく、読書意欲が復活しましたからね。自著を何度も読み返すということで、読書習慣が復活してきました。また「 湯船に浸かりながら読書をする 」という、新しい習慣が定着したのが一番大きいです。湯船の読書は良いですね。他に浮気することもありません。ので、読書習慣を見に付けた人は、分かりやすく、最新のKindle Paperwhiteに投資するのは、オススメです。スマホやタブレットと違って「 読書しかデキない 」という、この専門性こそが、最大の魅力です。ついSNSサーフィン始めちゃいますからね。超~価値がある投資でした!

パラパラいったりきたりという再読に向いていないKindleです。が、9.正欲 |朝井リョウ (著)は、最初からもう1回読んでみようかな…。人を学び続けてきた私にとって、人の多様性を言語レベルで改めて認知し、受け入れるために。


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