Q:今、何をメモされたんですか?
コンサルタントや講師は、この「 観察スキル 」をマスターすると、商談中、相談者から一気に信頼されます。スキルとは言うものの、これは「 アハ体験 」的なスキルです。( あ、ここかっ! )と、気づく、あの瞬間です。この体験が起きれば、あとは、商談者の反応が楽しくなります、よ!
観察して、やることはシンプルです。
これだけです😁
この上級編は、
です。
こちらのプレゼン中や講座中に相手がメモをするときがあります。そのときを覚えておくんです。で、
1. メモしたその瞬間に「 今のは、何が気になりましたか? 」
2. 質疑応答時間に「 私が●●と言った時に、メモをされていたんですが、何が気になりましたか? 」
と、その「 行動(メモ) 」について、質問するわけです。
簡単です。紙面上では簡単ですね。が、これを、まさに自分が話しているときに、相手を観察して、ちょうど「 良いタイミング 」「 良い声のトーン 」「 良い感じで😁 」サッと聞きます。
相手が行動する(メモ)ってのは、なんらかの感情が動いた証拠です。行動が何よりも真実です。後から聞く感想や意見よりも10倍、相手の真実がそのメモ(行動)の瞬間です。
プレゼン途中でも講座途中でも、そこを拾って深堀りする方が、相手にとって役に立つ可能性があります。そのメモが、相手の「 分からない箇所 」だったとしても、です。分からない箇所であれば、その場で解消してあげる方が良いですからね。
記事は、この辺にしておきます。理屈は書いた通りです。
あとは、相手との人間関係、距離感を見誤らないことです。都度都度「 今もメモされましたね? 」なんで聞かれてもウザいですからね。これも、相手の悩み、力量、理解度、興味の移り変わりなど全体の流れを把握しつつ、使うことで効果が発揮されます。
内向型は、こんな「 相手の顔色を伺う 」のが得意です。これを長所と自覚できれば、その才能が開花し始めます。「 顔色を伺ってきた人生 」が、まさか、商談の武器になるなんて思いもしないでしょう。既に能力は備わっています。自覚すると開花し始めます。
とはいえ、最初はビビるでしょうね…。最初は、変な空気が流れることも覚悟した上でチャレンジしてください。最初は、親しい人が良いかも知れませんね。何度か繰り返しているといつか( あ、これかっ! )って日がきます。特に、質疑応答の時間に「 そういえば、あのタイミングで… 」と、メモのタイミングを伝えると、相手は「 そんなところまで見えおられるんですか? 」と、驚かれますからね。
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