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鴨頭さん本を連読しました。そうそう、マジでその通り!講演を何百回も実践していないと共感し辛いかも知れません。が「 一流の話し手・リーダーを目指すなら 」最後に行き着くところは、鴨頭さんが言う「 場の支配力 」です。私は「 聞かせる力 」と表現しています。
会議でも研修でも、場を支配して聞かせた方が聴き手のためになります。その方が「 講師はしゃべりやすく 」なります。ので、結果、聴き手にとって良い時間になる、という「 win↔win 」の場になります。ので「 場の支配力 」「 聞かせる力 」というのは、やさしい行為なんですよね~。
セミナー会場で表現すると
【A】会場がざわついている
【B】会場が静まり返っている
【A】の状況のまま、話し続けるのが三流講師・リーダー
【B】の状況を「 作り出せる 」のが一流講師・リーダー
ずっーと会場がざわついていると、聴き手がずーっと集中できないんですよね。緊張感が無い状態です。こうなると、話し手の講師も話し辛いわけです。ので、講師は意図的に聴き手「 ピリッと 」させる必要があります。
超~簡単に書いてしまうと
んです。「 聴き手の責任を自覚させる 」です。これが「 場の支配力 」「 聞かせる力 」です。が、実際の現場では、この責任バランスが崩れています。おおむね「 聴き手 」の責任バランスが崩れています。
ほとんどの場合「 話し手❾:聴き手❶ 」みたいにアンバランスな状況です。TVドラマで見かける、学級崩壊している授業の感じです😁この異常な状況を、誰も気づかずに受け入れてしまっています。
聴き手の責任100%理論
で、ここで勘違いして欲しくないのは「 責任のシェア 」です。
多くの人は「 なるほど、じゃあ良いバランスというのは『 話し手❺:聴き手❺ 』ってことやな! 」と想像します。が、これは「 NO 」です。
責任を「 シェア 」するのではありません。責任は「 果たす 」です。
どちらが責任が大きいとか小さいとかではなく「 どちらも100%の責任がある 」という思考です。話し手にも聴き手にも、どちらにもその場を良くする責任を果たす、です。「 このバランス 」が崩れると、場がカオスになります。逆にバランスが整っている場合、建設的な場になります。たとえミスが起きたとしても「 1点でも場を良くするには? 」という建設的な思考で溢れます。
これが「 責任のシェア思考 」の人が多いと「 誰の責任だ? 」「 この責任はどう取るんだ? 」となります。めちゃくちゃ想像しやすいと思います😭
どっちの思考で生きていますか?どっちを選択しますか?
責任100%のオジサン2人が揃うと、6時間?
先週、5年振り?に元クライアントの経営者とお会いしました。(わざわざ、ど田舎の私の地元まで来ていただきました)。結果、オジサン2人で「 6時間も 」会食をしました。その間(かん)、歌うでも踊るでもなく、ずーっと喋りっぱなしです。(飲み過ぎました😭)
理由はまさに「 お互いがその場を良くしようという2人 」だからです。
お互い話し上手です。かつ、お互いが聞き上手なんですよね。
どちらかが話しているときは、聴き手100%の責任を果たします。←の無限ループ
「 1対1なら当たり前でしょ? 」と思うかも知れません。が、1対1でも「 相手が攻撃的に話す人 」であったり「 相手が粗探しをしながら聞く人 」だったらどうでしょう?もしくは「 自分の自慢話、不幸話ばっかり話す人 」であったり「 つまらなさそうに聞く人 」だったらどうでしょう?
1対1の面談でも、1対10の会議でも、1対100のセミナーでも「 その場にいる一人ひとりが、100%の責任を果たす 」という関係性であれば、どんな場面でも「 win↔win 」になっていけそうですよね?
特に、リーダーや講師は、話す力伝える力を磨くことと、同等以上に「 聞かせる力 」を磨いてください。「 聞かせる 」やり方、ノウハウは、、、またの機会で!興味があれば、自分で調べましょう(100%思考)。
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