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TKOコントライブ 47都道府県ツアー ←ツアー公式サイト
「 プロセスを売る（巻き込む） 」ってのは、実はずっと前からあったビジネスモデルです。それが、もっと身近にできる時代になったと理解して、自ら巻き込まれにいきましょう。
TKOさんのコントライブを12月に観に行きます。吉本新喜劇以外で、お笑いを観に行ったことは…多分ありません。しかも、単独ライブ！の理由が「 顧客感情を買うため 」です。
最近TKOさんの「 復活プロセスエンタメ 」を楽しんでいます。（お笑い好き以外は知らないと思いますが）TKOさんって、コンビでそれぞれ「 やらかしちゃった 」んです。で、テレビから消えました。そんなオジサンコンビが「 来年のキングオブコントの優勝 」を目指して、You Tubeで活動されています。
ゴールが、来年10月のキングオブコントの優勝、です。
そのプロセスが、47都道府県ツアーです。全国47都道府県のコントツアーを通じて、コントを磨き続けます。その磨き続けたコントを引っ提げて、キングオブコントにチャレンジする、という長期間のストーリーです。
TKOさんが芸能人で、有名人だから「 とて 」47都道府県のツアーが「 完売しません 」。特に地方では完売しません。そりゃそうです。田舎では、100人規模の集客って大変ですからね。
そこで、です。完売していない都道府県を「 本人自らが 」現地に赴いて「 手売り 」するわけです。
ピンときましたか？これら全てのプロセスがエンタメ化できる時代なんですね。全てのプロセスをYou Tubeで公開していくわけです。で、実際に公開され続けています。そのプロセスを知っている人が、実際にコントを観に行ったとしたら、気になりますよね？（さぁ、キングオブコントどうなるかな？TKOさんは、決勝進めるかな？）って、どーしても気になりますよね？で、自然と「 応援している 」自分に気づけると思います。
この彼らの一連の行動を（戦略を）後押ししたのが、キングコングの西野さんです。これらの様子も全部、You Tubeにアップされています。興味あれば、一連の流れで、視聴してみてください。
さて、どうでしょう。この「 プロセスのエンタメ化 」というビジネスモデル、何か思いあたることはありますか？ピンと来た方はかなり鋭い、もしくは常に思考が動き続けている方ですね。
古くは、モーニング娘。です。
最近では、NiziU（ニジユー）です。
AKB48も、そうでしょうね。
モー娘。とNiziUは「 テレビ番組で、オーディション段階から公開し続けていた 」んです。覚えていますか？つまり、プロセスもエンタメ化していたわけです。オーディションを戦い続ける彼女たち姿をテレビ番組で公開し続けます。すると、その苦悩や葛藤に感情移入した視聴者の中から「 ファン 」が生まれる、というビジネスモデルです。
プロセスを公開している時期は、デビュー前です。つまり、デビュー前に、ファンが作り続けられます。デビュー時点でヒットが約束されるんですね。AKB48も「 劇場で会えるアイドル 」として、人気が無い頃から、毎日劇場でコンサートをし続けていました。で、徐々にグループ全体が人気になってきたところで、テレビ番組を使って「 総選挙 」で、グループ全体の認知度をさらに引き上げます。劇場初期からのファンであれば「 あの子はデビュー当時から推していたんだ 」みたいな優越感を得ます。毎年総選挙を繰り返すことで「 自分のファンが成長するプロセスを 」楽しませるわけです。でしたね？
テレビ時代から行われていたことが、You Tubeでより、個別できる時代になりました。TKOさんでいうと、地方でのチケット手売りのまさにその場面に、視聴者自身が登場することも可能になりました。実際に手売りのその場で買っている人は、You Tubeに登場しています。その方々は、間違いなく、TKOさんの動向が気になりますからね。
個人事業主ってのは、こんなことも知っておいて損はありません。情報提供ってのは、何も「 ノウハウ 」に限らないってことです。「 今、まさに、こんなサービスを考えています。 」とか「 Kindle執筆中です。企画段階ですが、目次を公開します。 」とか、こんかことさえも、情報提供になりますよ、ってことです。なんなら、プロセスを公開することで、ファンになってもらえるかも知れませんねって。
実は、私も、このブログで「 現在、Kindle5冊目の執筆中です。その表紙案を貼っておきます 」ってことも実行しています。（言うだけ番長にならないように、自分でも実践しておこーという、いやらしい心だったりするけどね😁）
で、今回TKOさんのコントツアーの観戦も「 一連の顧客感情を体験をし続けるため 」です。プロセスをYou Tubeでも追いかけ続けながら、実際にコントも生観戦しながら、で、その後の自分に起きる感情の動きも確認することができます。恐らく、来年のキングオブコントは、今までで1番、興味関心を持つことは既に間違いありません。滋賀県開催のチケットが完売してなかったら、手売りの現場にも行こうかなぁ、なんて思っている次第です。
ビジネスは両面です。自らビジネスを仕掛けつつも、顧客側の感情体験をしておくってことも、結構大事なお金と時間の使い方だったりします（意識的にすることに意味がある）。
12月3日（日） TKOさんのコントライブを見に行った「 直後 」のブログ記事
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