講師やコンサルの悩みで定番なのがこれです
「 また、一方的にアドバイスしちゃった… 」
相手が求めていないことまで話し続けてしまって、気づいたら相手の目が泳いでメモの手も止まっている。それでもしゃべり続けてしまった…っていうあるあるです
実は私…これ、なーんも問題ないと思ってまして。( 私も含めて )ほとんどの講師やコンサルの根っこにあるのが「 困っている相手をなんとかしてあげたい 」というやさしさだから、です
で、もっと大前提をいうと
そもそも、相手にも人を選ぶ権利があります
お悩みを聞いて欲しくない相手、アドバイスして欲しくない相手なら、そもそも相談してきまへん。相談されるってことは、いうて頼られてるってことで、嬉しいから「 スイッチ 」が入るわけです
アドバイスしたい病は、やさしい人しか患わない!です
が、良い悪いの分岐点があるとすれば、この一点です
押し付けているか?選ばせているか?
アドバイス病そのものは問題ではありません
でも、そのアドバイスが「 相手の選択権を奪っている 」のなら、その世界が全く異なる色を帯び始めます
「 俺の意見に従え 」のマウント型は、ウザいだけです。相談した側が後悔するのはこのパターンで、専門家でもなんでもなく、ただの支配欲です。嫌われ街道をひた歩みます
ここさえわきまえていれば、アドバイスしたい病は、やさしさ起源の善なる症状です
なんでもかんでもポジティブバカ
結構、世の中の主流を占めている派閥のひとつが、私は苦手です
「 ま、ポジティブにいこうよ! 」派
最初から1mmもこっちの話を聞く気がないスーパーポジティブ人間に相談してしまったとき。( あ、相談する相手、間違えた… )ってなるやつです
場合によっては気が晴れるけど、それは「 悩んでいる自分がアホらしくなった 」からであって、問題が解決したわけではありません
AI時代は、専門家トークではなく思考チェンジトークです
話が上手いとは「 自分の言いたいことを分かりやすく話せること 」だと思われがちです。が、トーク技術大会としては合格点です。が、ビジネスの現場において、専門家が自分の言いたいことを分かりやすく話す、っていうのはスキルではなくマナーです
ビジネスにおける話し上手とは、
「 相手の人生が1mmでもリッチになる、相手が自らの意思で動きたくなる話ができる 」
AIに「 専門の話(自分の言いたいこと)を分かりやすくして 」って台本を依頼することは可能です。が、依頼の設計そのものがズレてるわけです
その先の相手の思考チェンジ、行動チェンジにチューニングするのは、自分の妄想力を磨くしかありません。話し方スキルでもあり聞き方スキルでもあります。が、これは「 相手の未来の変化を妄想する 」という思考スキルです。ここだけはAIに代替させるわけにはいきまへん! ※実際、AIと壁打ちしていても、この辺りの機微の受け止めと表現のズレはイライラポイント
アドバイスしたい病の善なるエネルギーを「 相手の選択を後押しする! 」というマインドが標準装備されたとき、リーダースピーチの次元は一段階上昇します

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