「 プレゼンのプロでも試食には勝てない 」を実感した話し。
先日、初めましてのGさんから「 セミナーでセールス代行をやってほしい 」というご相談をいただいたんですね。資料も台本も用意するから、プレゼンプロの西川さんに登壇してほしい、と。
詳細は割愛しますが、新商品のプロモーションです。
よく見る、通販番組の販売員役と言えば分かりやすいかもしれません。
で、送られてきた資料を見せてもらったんですが……。
私は、元コンサルでありプレゼン講師です。ので、依頼者よりも上手に話すことはできます。が、いくら上手に話したとしても、この内容では買ってもらえない…と判断しました。
そもそも商品の魅力が何も伝わらないシナリオだったから、です。
◆どんな一流のプレゼンターよりも、試食が強い
デパ地下で、試食したことありますよね?
どれだけ店員さんが商品の魅力を説明するよりも、一口食べたほうが早い。
自動車は、試乗があります。
高級時計なら、一度は手首に着用するでしょう。
女性が自分用の指輪を買う場合、はめますよね?
最もは、洋服ですね。
全部「 試食 」です。
我々人間は「 よく知らないもの 」には お金を払いたくありません。
自分で体験して( なんか、良いな )となっている状態になって、はじめて財布を開く。知り合いからの紹介や口コミも、ある意味、間接的に「 試食 」が終わっている状態でしょう。
残念ながら、どんな一流の営業マンでも、講師でも、お客さん自身の「 試食 」には勝てません!
打ち合わせの際、今回の商品の「 デモ画面 」を見せてもらいました。
「 これの方が、えぇやん!!! 」
デモ画面を見せる。操作してみる。
で、お客さん自身にも「 試食 」してもらう。
私の話術で誤魔化すより、
資料の見せ方を修正するより、
100倍、商品の魅力が伝わるやん!
こうなると「 私がプレゼンする意味 」がなくなります。
いや、むしろ、場の主役を奪う力がある私の話術が「 邪魔 」です。
ので、断りました。プレゼンター役。
◆だから、私は、その打ち合わせで「 私の試食 」を用意しておいた
私は、プレゼン資料を見ただけで、アドリブでフィードバックできます。
パッと見れば、何が問題で、どう改善すれば良いかが分かります。
皆さんも、自身の専門分野であれば、同じでしょう。
が、今回「 初めまして 」の相手です。ので、私のプレゼン演出家としての実力は伝わりません。
( なんか、ズバズバ指摘してくる奴、ってことは伝わるけど涙 )
なので、試食を用意しました。
打ち合わせまでにシナリオを改善し、資料を作って、ビフォー・アフターをプレゼンしました。
「 プレゼンをしてしまった 」わけです。
私が作り変えた資料で、です。
修正内容の解説ではありません。「 実演 」です。
相手は、私の「 試食 」に圧倒されます。
劇的ビフォー・アフターを目の当たりにします。
これが私の試食です。
が、この試食は、準備にめちゃ時間とエネルギーを使う。
本来は、お金をもらってやっているコンサル手法ですから、試食でもなかったりするけど…。
ので、初めましての方で、仕事に繋がりそうと思った場合は仕込んでおきます。
( 失礼な態度の人や、ノウハウドロボーの人にはやらない )
結果、正式に仕事を依頼してもらえることになりました。
プレゼンター(セールス代行)ではなく、プレゼン演出家として、です。
資料と台本にフィードバックするより、
「 試食(デモ画面)の方が効果的 」ということを体感してもらうために、私自身が試食のプレゼンしたわけです。
◆Q:あなたの試食は?
資料を磨く前に、話術を磨く前に、自問自答してみてください。
Q:自分の商品は、どうすれば試食してもらえるだろうか?
Q:プレゼン(講座、セミナー)の中で試食してもらうには?
正解はありません。が、考えるだけで、自分の商品に対しての捉え方が変わるでしょう。
どんなに話が上手でも、試食には勝てません。
で、私たちは、自分が知らない正体不明のものにはお金を払いません。
「 試食 」良い言葉を開発できた。良いでしょ?
自分で考えられない場合、相談してください。もちろんAIに!
下記、AIに相談する方法です。ぜひ、やってみて!

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