「 凡人と潜在意識と天才との異なり 」について書きます
記事の根拠は全て「 根拠、俺 」です 学術的なことはご自身で調べてください(Geminiってください)
私の長男(16)は中学時代、通信簿でほぼオール5を取るような、いわゆる優等生でした
そんな彼が、今朝、モーニングパンを食しながら、こんなことを教えてくれました
「 勉強を面白いと思ったことがない。いくら良い点を取っても『 ああ、そうなんや 』って思う程度やった 」
この理由、分かりますか?
「 テストが簡単すぎたから 」でも「 そもそも勉強が苦痛だったから 」でもありません。あ、ちなみに「 天才がゆえの苦悩 」でもありません。彼の自己分析による理由は…後半に
まずは、潜在意識の話をさせてください
潜在意識の書き換えとは、空想への逃避ではありません
で、最近、長男くんのマイブームとなっている潜在意識です
結論です
「 俺は鳥だ、俺は飛べる 」と毎日100回唱えても、人間は飛べません。「 俺は飛べる 」という潜在意識と「 ってか飛べるわけないし… 」という顕在意識が完全に矛盾しています。ので、そもそも破綻しています。
また、ワールドカップのサッカー日本代表選手が「 俺たちは絶対に優勝できる! 」といくら潜在意識に訴えかけたとしても無意味です。なぜなら試合の勝敗は「 自分以外の要素 」が大きく左右します。チームメイトの調子、対戦相手の実力、審判の判定など…
つまり、自分がコントロールできないこと、自分が変えられないことで潜在意識を書き換えようとすると、せっかく良いことをしようとしているのに「 上手くいかないので 」心がポキッと折れて破綻します
これが「 毎日5分ランニングする 」だったらどうでしょう? 天気は関係ありません。家の中を走り回っても良いw。自分以外の誰にも影響を受けないから「 確実に行動 」できます。この事実が、少しずつ潜在意識に刷り込まれて「 自分はできる人間だ 」…
ということらしいです。今、長男が信じようとしている「 南極流(受験勉強法) 」を読み始めて理解していることです。
天才と凡人と潜在意識との関係
私の元同僚で、後輩の光田さんという人を紹介します。先日、彼がFacebookで船井総研のグループ会社(株式会社船井総研あがたFAS)の社長就任を報告していました。すげぇ~!と感情的に反応しつつ、頭に浮かぶ言葉は「 やっぱりな 」でした
新入社員の頃から、私は彼のことを「 私ではない人種 」だという感覚がありました。当時は具体的に言語化できているわけではありませんでした。が、いわゆる「 陽の人 」として「 陰の私ではない人種 」だと認識したんだと思います。
たまたま同じ部署に配属された時期もあり、彼のことは新入社員の時からよく知っています。そんな、彼を知る前です。ある日、早朝に出社すると、朝6時にも関わらず、先輩方の机を拭いていた彼がいたんです。「 何してんの? 」と聞いたら「 新入社員なんで、先輩方の机を綺麗にしてます! 」と。 私は当時から現実主義者なんで「 そんなん続かんから、やらん方がええで 」と言ったわけですが…そんな私に彼は、スーパー笑顔でこう返してきたんです
「 やりますよ! 楽勝っす! 」
……ま、そんな彼が机を拭く姿を、数日後に見かけることはありませんでしたが(笑)。 それでも、私が出会った当初から彼に抱いていた人物像は「 私ではない人種 」でした
そんな光田さんに仕事を頼むと必ず「 やります、できます、楽勝っす 」と即答で返ってきます。で、失敗も多い。が、その即答される言葉に嘘がありません。なぜなら「 本当にそう思って言っている 」というのが伝わってくるんです。これが、私がいう「 私ではない人種 」つまり「 天才 」の反応です
一方、凡人の私はどうか。
「 やってみます… 」
この言葉の裏には「 ( やってみるけど… )失敗しても許してくださいね 」という言い訳が、既に内包されています。やる前から逃げ道を作っているわけですね。これが凡人の私という人種です。伝わってます?
もう少し解像度を上げます。
私たちは日々「 俺は人間だ 」と言い聞かせていません。し、そもそも人間であることを疑いもしていない。これが潜在意識です。
例えば「 100mを10秒で走れる? 」と聞かれたときの反応で、凡人の私と、私ではない天才という人種は全く異なる反応をします
凡人は「 無理です 」
天才は「 いけるんちゃいますかね 」
伝わってますか?ってか、なんか想像できません???
天才がいう「 いけるんちゃいますかね 」ってのは詭弁でも強がりでもありません。天才は「 マジでそう思って 」言っています。「 自分が人間であることをわざわざ説明しなくていいですよね? 」と凡人が思っているのと全く同じ質で言っているんです。これが潜在意識の差です。
伝わっていますか?
凡人は「 自分はできる、自分はできる、自分はできる 」と毎日100回念仏を唱え続けて(言い聞かせて)、自分の潜在意識を書き換えようとしている。が、その実、顕在意識においては( やっぱ、自分には無理かもしれない… )と怯えている。から、顕在意識の方が現実化する。つまり、できない現実を引き寄せる…。
が、天才は、そもそも、自分が人間であることを言い聞かせる必要がない程度に、潜在意識で「 自分はできる人間である 」という文脈が書かれている
凡人が天才を育てるという、最大の罪
そんな光田さんが入社一年目、周りから否定され続けた話をします。
※今回、本人の許可も何も得ていないけど、その後に続く私から彼へのクレームも大いなる太陽の光で包み込んでくれるでしょうw
当時の職場には「 若手を育てる 」という名の「 若手を詰める文化 」がまだまだ色濃く残っていました。ハラスメントやブラック企業が市民権を得る数年前です。「 若手を育てる 」という言葉はかなり危険です。なぜなら、育てる側の上司や先輩が凡人である確率の方が高いわけです「 凡人が天才を育てる 」ヤバー!、です。
で、光田さん。入社1年目、見事に組織の中で浮き、苦しんでいました。周りの理解を得られず、配属先の上司から非難され、否定され続ける…。まさに『 天才を殺す凡人 』という本にある通りです(タイトル買いした本。タイトルが天才的に優秀じゃね?)。凡人側はむしろ愛情を持って、丁寧に、そして無自覚に天才を殺していきます。「 あなたは社会人として欠陥があります。私の指示に従いなさい! 」と。凡人が天才を理解できるはずもないのに…
そんな多くの凡人が彼を変人扱いして「 凡人の村 」から追い出そうとしていたわけです。当時の会社には、そういう同調圧力の空気感が存在していました。
翌年、そんな彼とたまたま同じ部署になったのも縁です。彼が周りから認められず責め続けられるという悩みを打ち明けてくれた時、私は彼に(今思うと、先輩面していたでしょうw)「 自分理念 」という考え方を伝えました。私は彼を天才だと思っていたし、そもそも「 私とは違う人種 」だとしてRespectしていました。 それがきっかけに…なったかどうかは分かりません。が、光田さんは「 天才 」を存分に発揮し始め、あれよあれよと業績を伸ばし、出世し、で、先月、グループ会社の社長です。すげぇ…ってか「 やっぱり 」です。そのグループ会社の部下の多くは、光田さんの先輩であり元上司です。
って、良きエピソードだけに終わらせないのが、私の性分。一つだけ苦い話を残しておきます。
数年前、まだ私が在籍中で、上司となった光田さんが部下育成の方針について、私に言いました。「 社内ではパワハラで部下を教育しているチームの方が業績が上がっているから、それが正解でしょ( パワハラだとしても黙ってやらせるマネジメント ) 」と。
「 ああ、しょうもない人間になったな 」と正直思いました。当時の彼が何を思っていたのかは分かりません。が、私は残念でした。本気でそう思っているのか?組織の上に立ってしまうことで、立場が人を変えてしまうのか?そもそも個性を認められず苦しんだ人間が、立場が変わって管理する側になると個性を潰す側になってしまうのか…。ま、本人は覚えてへんやろうけどね!
長男が「 勉強が楽しくなかった 」本当の理由
さて、ここで冒頭の長男の話に戻ります。 通信簿でオール5を取ってもテストで高得点だったとしても「 勉強が面白いと思ったことがない 」と言った長男のその自己分析が
「 スマホ依存症 」
でした
スマホを触っている時だけドーパミンがドバドバ溢れ、それが至高の快楽になり、それ以外のすべてのことが「 楽しくないこと 」に成り下がっていた、らしいんです。感情の回路がスマホにジャック?ハック?されていたんです。タバコも、ギャンブルも、ドラッグも、スマホも、構造は同じです。「 ダメだとわかっていてもやめられない 」本人は依存していることに気づかない。気づいた時には精神が破綻していた…
その結果、中3夏、部活動を卒業し、周りが「 高校受験 」という環境に変化していくなか、勉強に向かえない、机に座れない、何をしたら良いかわからない…。「 受験勉強をしなければ… 」と思っていてもスマホを離せない…。まさに依存症の症状です。あるとき、彼は「 俺は頭がおかしい!病気や!勉強ができひん! 」と泣き叫んだようです。
その後、志望校のレベルを落として入学した高校は、1ヶ月で不登校になります。
( で、このとき、ようやく私は、自分の子供が苦しんでいたことを知ることになります )
スマホ依存症は、何も長男だけの特別な話ではないでしょう。まさに現代病。大人であれば多少の分別はあるかもしれません。が、デジタルネイティブ世代が「 スマホにハック 」されていたとしても、なんら不思議ではありません。そんな意味でも、このストーリーは誰かの何らかの役に立つのかも、と思って書いています。
あれから1年…
そんな彼が今、「 勉強が楽しい。こんなに楽しいと思ったのは初めて 」と言っています。今年1月に編入した(彼からすると「 させられた 」 )通信制の高校の授業には一切興味を示すことはありません。が、大学受験を目指すと言い出しています。「 なんで、大学を目指すん? 」と聞くと
「 どこまで行けるかチャレンジやな。どうせ暇やし。 」
と返ってきました。と、そんな彼が今たどり着いたのが「 南極流 」という勉強法です。そこに「 潜在意識 」が登場している、という長い長い説明でした。
で、私も、彼の興味関心あることを知ろうと、彼が読んだ本の一冊をKindleでダウンロードして、早速読み始めました。まだ、半分を読んだところですが…
超~ストイック!!!
そんな考え、習慣、行動を繰り返せば「 そら、変わるやろうな 」というストイックな言葉が綴られています。要は、人間ってのは、やっぱ、とことん自分に甘い弱い動物です。ので「 毎日これをする! 」と決めても、なんだかんだと言い訳をしてはサボります。その言い訳を徹底的に排除するための考え方、それを習慣化させ、自分の潜在意識から変えていく…。
読んでいるだけでも、私が怒られているかのような…笑
彼が、スマホ依存症に気づき、現在スマホデトックス(デジタルデトックス、ほぼスマホから離れている)に至った経緯はまだ聞けていません。ここが再現性あれば、少なくない人のヒントにもなるでしょう。から、また言語化していきたいと思っています
凡人の私が、50歳から人体実験しようかな…
行動を続けることは私の長所です。
だから50歳からの人体実験として、潜在意識に働きかけてみようかなぁ…と思っています(単純w)。( いやぁ…ほんまにそんなんで変わるんかな… )というリアリストなメタ認知の冷めた視点を持ちながら、それでも、まぁ長男のやる気に火を点けてくれているわけです。ので、せっかくやから一緒の世界観、話題、仲間になっておくのも良いことかなぁと。去年は去年で49歳にして、阪神タイガースの応援デビューを果たしたわけですからね。
天才に憧れるのは自由です。が、凡人が天才を真似ても苦しいだけです。で、親として私として最もやっちゃいけないのは、天才を殺す凡人になることです。で、私がこれまでの人生で言えることは「 潜在意識というのは、人生を変える力を持っている 」ということです。なので、私は私で人体実験します。
「 とりあえず…やってみます 」

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