「 黒字倒産 」が分からない人が直感的に理解納得共感できる教え方あるよーって人、ぜひその教え方を教えてください!
現場|予算を大きく上振れしているから、褒められると思っている
経営|申告予算から大幅に下がるという事後報告を受け、キャッシュフローのピンチ
で、月一回の営業会で、経営者から激詰め!
相談者のCさん(部長)は、なぜ、社長から「 そこまで 」激詰めされる必要があるのか、ずーっとモヤモヤされていました。
というのも、ここ数年、業界の衰退と共に業績は右肩下がり…。昨年はついに、人員整理という経営判断の元、部下に対して依願退職を(暗に勧める)面談を繰り返し…。
と、そんな中、今期は、大型新規案件が受注でき、予算を大幅に上回る進捗!
そんな中、クライアントとの相互確認ミスで「 納品後に減額 」という事案が発生。
それでも、対予算では上振れのまま。
ということで、Cさんは、減額事案が発生したものの、数年ぶりの好調な業績進捗に対して、営業会議で「 褒められるもの 」と思っていたら…
社長、大激怒!
そもそも、減額を事後報告(発覚時ではなく、営業会議時に報告)していることが問題なのですが、社長が大激怒した理由は
「 黒字倒産 」の視点から、ということです。
現場からすると、知らんがな!って話ではあります。
要は、社長は、もともと予定されていた金額をベースに借入れを計画していました。
が、その予定されていた金額が減額になったことで、元々の借入れ計画では「 足りない 」状況になったんです。
※っていう、お金のやりくりなんか、現場は聞かされてへんから、知らんがなっ!って話がひとつと
※そもそも「 黒字倒産 」「 キャッシュフロー 」「 営業会議の予算と実績 」を、理解できている会社員もおらんがなっ!って話がひとつ
この経営と現場のギャップは、会社ではよくある光景です。
知識のギャップと、温度感のギャップ。
ま、そもそも、経営の台所事情をあけすけにオープンするかどうか?ってのは、簡単な判断ではありません。
特に、キャッシュフローが厳しい状況を明らかにしてしまうと「 ウチの会社は潰れる 」という言葉だけが独り歩きしますからね…。
正確な数字は分かりませんが、多くの会社は借金をしています。ので、借金の返済ってのは、普通のことです。新しく工場を建てる、古くなったシステムを入れ替える、その資金を銀行から借り入れる。とまぁ、普通の経営です。で、計画的に借りたお金を返済していくわけです。
し、取引先への支払いや、従業員への給料も毎月支払いが発生します。
この支払いができなくなったら、会社は終了、倒産です。
実はこれ、家庭でも個人でも同じです。住宅ローンや自動車ローンは、つまり借金であり、その返済です。その他にも、毎月の光熱費、生活費の支払いがあります。この支払いができなくなったら、自己破産、です。救済措置や家族や知人の助けが無いとすれば、路上生活…、とそんな話です。
が、経営も同じであることを理解している会社員はいません。給料は銀行口座に振り込まれて当たり前のもの、です。が、経営者からすれば、毎月、お金を支払う日、です。
経営者からすれば「 なんで黒字倒産も理解できひんねんっ! 」と言われます。が、会社員で「 黒字倒産 」って言葉でピンとくる人は、そーとーレアキャラです。
周りに「 来週の給料日まで、お金がもたん… 」と頭を抱えている同僚がいると、ちょっと身近に感じるんですけどね…。
私も個人的に、クレジットカードの支払金額と「 小遣いの金額 」が回らなくって、会社に借金している時期がありましたからね…。いやぁ…あの期間はマジで苦しかった…。ボーナスが入るまでの半年間、ホンマに首が回りませんでした。
って、文字でもじもじダラダラと書いたとて、やっぱ理解し辛いのが、この黒字倒産。
めちゃ丁寧に口頭で説明してあげた相手が「 なるほど… 」と口にしながら、その表情が「 ちんぷんかんぷんです 」って正直に伝えてくれたのは、私のプレゼンビジネスが黒字にもならずに倒産するのはしかたないことです。
(おしまい)

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