プロの技術は、素人の舞台を見るとよく分かる。

※この記事は、中高生の演劇を批判するものではありません。

前回の記事では、未完成だからこそ溢れていた、中高生の可能性について書きました(下記)。今回は、学生の文化祭での演劇を観ながら改めて感じることができた「 プロの技術 」について書きます。

青春がまぶしい理由は、未完成だった!立命館守山@滋賀県の文化祭_260914


声は武器、ですね

声の大きさ。抑揚。間。テンポ。滑舌。(学生文化祭では、どうしてもマイクや音響設備のハンデがある)

これまで、何度も生の舞台を観てきました。
やっぱ、プロの声って凄いんですね。通る声。抑揚。間。テンポ。滑舌。

中高生の文化祭という、演劇の専門に学んでいるわけではないいわゆる「 素人の 」声を聞くことで
プロの声ってのは、それだけで武器なんやな、ってことを改めてヒシヒシと感じることができました。
最近は、Zoomに慣れ過ぎてて意識してなかったけどね。

オンライン講師としてデビューする人が増えている最近では、
リアルデビューのほうが後、ということも普通になってきました。

オンラインでもリアルでも、基本的な講師の仕事は変わりません。
が、リアルで、とにかく大事なのが「 リハーサル 」です。

私の数百回の経験上、トラブルのほとんどは「 音響系 」です。
マイク、音楽、動画…

で、何が最も大事かと言うと「 客席に座って、聞いてみること 」です。
講師側からのリハーサルは、どちらかというと「 機材の点検 」です。
で、客席側からのリハーサルは「 どう伝わっているか? 」を体感するためです。

いやぁ…声は大事やなぁ…。
もうさ、大人になると「 声が小さい 」だとか「 滑舌が悪い 」だとか指摘してくれる人はいません。
し、仲良し講師コミュニティであれば「 良かった 」というポジショントークだけに終わりますからね。


プロは、照れない。

客席で観てられないのが「 演者が照れている 」場合です。
中高生の演劇でも、やっぱ照れちゃってる学生がいます。
それは、客からすると、とても「 冷めてしまう演技 」になるってことを再認識しました。
(そのことは仕方ないし、批評しているわけではない)

日本人って、照れたときに笑うんですよね。これ、反射神経なんでしょうね。
会社員時代、部下の照れ笑いは、必ず改善してもらっていました。
つまり、意識できれば、改善できます。

プロの講師やコンサルは照れません。
講師やコンサルに資格はありません。
が、プロの資格があるとすれば
「 キレイゴトを、堂々と言えること 」でしょうね。

「 自分も相手もRespect 」
「 恩返しより恩送りが本当のやさしさ 」

プロ講師は、たとえキレイゴトと言われようが
自分が本気で思っていることを、照れずに堂々と言い切ります。

そこで照れ笑いをしてしまうのは
聞かされている側からすると「 興醒めしちゃう 」ってことがよく分かる体験でした。

大丈夫、改善できます。
課題ってのは、認識することができてはじめて、改善可能になります。
が、今の日本社会では、他の誰かが指摘しづらくなっています。
ので、課題を認識すること自体がハードゲームになってきているんですけどね…


👉️声は武器
👉️照れるな!相手に喜んでもらう勇気を持て!

自分の子どもの演技には、親の欲目が入ります。
ので、一般参加できる文化祭があれば、ぜひ!
プロってやっぱ凄い!って体感してみるのもいいよ!
もちろん、開演前も開演中も開演後も、精一杯の称賛の拍手を!

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